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たんぽぽ舎メルマガ (8/29)川内原発訴訟控訴審判決に強く抗議する | ||||||
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たんぽぽ舎です。【TMM:No5251】 2025年8月29日(金)地震と原発事故情報− 6つの情報をお知らせします 転載・転送歓迎 (転載される方はご一報いただけると幸いです) ━━━━━━━ ★1.川内原発訴訟控訴審判決に強く抗議する 人権を切り捨てる原告適格否認、「社会通念論」による 安全神話の復活、モニタリング依存の虚構による火山対策、 規制委員会追随による司法の独立性の喪失、 東電福島第一原発事故の教訓を軽視した判決 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表) ★2.農協や生協も原発再稼働に反対 東海第二の事故で住民避難はできない 先崎(まっさき)千尋〔茨城県、元瓜連(うりづら)町長、 瓜連町は合併により今は那珂市です〕 (農業協同組合新聞客員編集委員) ★3.「存原発」の根拠−なぜ原発に固執するのか、固執できるのか? 電力会社にとって水力こそがベースロード電源だった 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山) ★4.イスラエルによるガザ攻撃はジャーナリストを標的にしている 〜独立系メディア「デモクラシーナウ!」より〜 (上) (2回の連載) 現場の惨状を記録しようと集まったジャーナリストたちを狙った 精密なダブルタップ攻撃 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表) ★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ) ◆8/31関東大震災朝鮮人・中国人虐殺102年犠牲者追悼大会 会場:明治大学リバティータワー1F 講演:安田浩一氏、主催:関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年 犠牲者追悼大会実行委員会 ◆「ふぇみ・ゼミ」9月前半のご案内 9/2、9/16(火)崔栄繁さん、9/6(土)梁・永山聡子さん、 9/7(日)周香織さん ★6.新聞より2つ ◆「恥知らず」法廷で飛ぶ怒号−原発訴訟で敗訴の住民側 「安全神話そのもの」と憤り 地元経済界は安堵 (8月28 日「南日本新聞デジタル」より抜粋) ◆防衛費の内訳資料「不開示」「43兆円ありき」増す疑念 既に55%を予算化 本紙が情報公開請求 (8月26日東京新聞1面より抜粋) ━━━━━━━ ※9月3日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を! 2つの行動=定例は第 1水曜です。 1.第86回日本原電本店抗議行動 東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ 欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず 小手先の補修工事でなんとかなるものではない 日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ! 日 時:9月3日(水)17:00より18:00 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1) JR秋葉原駅より5分 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」 ☆次回の第87回は、10月1日(水)17:00より18:00です。 2.第144回東電本店合同抗議行動 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな! 東電は2200億円の原電支援するな! 東電は福島第一原発事故の責任をとれ! 日 時:9月3日(水)18:45より19:45 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3) 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 「たんぽぽ舎」 03-3238-9035 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 ・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。 ☆次回の第145回は、10月1日(水)18:45より19:45です。 ━━━━━━━ ※9月6日(土)『東電【柏崎刈羽原発】の再稼働はさせない!』講演会 お 話:片桐奈保美さん(「新潟の新しい未来を考える会」会長) 「世界最大規模の原発・東電【柏崎刈羽原発】の再稼働は させない!」 お 話:上岡直見さん(元新潟県原子力災害時の避難方法に関する 検証委員会委員) 「東電【柏崎刈羽原発】の重大事故で首都圏はどうなる!」 日 時:9月6日(土)14時より16時30分(開場13時30分) 会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名 共 催:「なの花の会」(脱原発市民グループ)&「たんぽぽ舎」 予約方法:下記連絡先に、電話かメールで、ご氏名と電話番号を お伝え下さい。 連絡先:「なの花の会」 清水 寛 080-6554-2374 「たんぽぽ舎」 柳田 真 03-3238-9035 参加費:1000円(資料代含む) ━━━━━━━ ※9月18日(木)第1回「沖縄の基地問題と非暴力の抵抗運動」 米軍辺野古新基地建設反対! 辺野古ぶるー(カヌーチーム)で闘い続ける 鈴木公子さんと千葉和夫さんのトークとDVD上映 お 話:鈴木公子さん(辺野古ぶるー) 「辺野古新基地建設の現状と問題点など」 お 話:千葉和夫さん(辺野古ぶるー) 「原発推進と米軍新基地建設強行の『根っこ』は同じ」 日 時:9月18日(木)18時より20時(開場17時30分) 会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 40名 予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又はメール tanpopo3238@yahoo.co.jp で氏名と電話番号をお知らせ下さい。 受付番号をお伝えします。 ▲第2回は10月16日(木)、同時間(テーマは同じです) 参加費:1000円(資料代含む) ━━━━━━━ ┏┓ ┗■1.川内原発訴訟控訴審判決に強く抗議する | 人権を切り捨てる原告適格否認、「社会通念論」による | 安全神話の復活、モニタリング依存の虚構による火山対策、 | 規制委員会追随による司法の独立性の喪失、 | 東電福島第一原発事故の教訓を軽視した判決 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表) 8月27日、福岡高等裁判所(松田典浩裁判長)は、川内原発1・2号 機の設置変更許可取消を求めた訴えを退けました。 判決は、原子力規制委員会(規制委)の判断を全面的に追認し、住民の 生命と人権を守るという司法の責務を自ら放棄するに等しいものです。 この判決に断固として抗議します。 第一に、判決は原告適格を極端に制限し、広範な住民の声を切り捨てま した。 放射線被ばくは20ミリシーベルトを超える場合だけでなく、1ミリ シーベルトを超える場合にも健康被害のリスクが存在することは国際的に 認められています。 それにもかかわらず、裁判所は高線量被ばくに限定して適格を認める立 場に立ち、被害が予見される住民の訴えを門前払いしました。これは憲法 が保障する「生存権」「人格権」を軽視する判断であり、司法が人権保障 の砦としての役割を自ら放棄したことを意味します。 第二に、判決は「社会通念上容認できるリスク」という抽象的な論理を 用い、火山リスクを過小評価しました。巨大噴火は「差し迫っていない」 から考慮不要とするこの論理は、そもそも予測不能である破局的噴火を議 論から排除するものです。 九州は阿蘇・姶良・鬼界といった破局的噴火の歴史をもつ地域であり、 過去数万年単位で繰り返し発生してきました。それを「社会が容認してい る」として看過するのは、東電福島第一原発事故以前の「安全神話」その ものです。 第三に、判決はモニタリングに依存すれば安全確保できるという不合理 を容認しました。 しかし火山噴火の兆候を定量的に把握する指標は存在せず、噴火の予 測は未確立です。規制委自身も火山学的知見を十分に有していないにも かかわらず、裁判所はその判断を追認しました。これは「兆候を観測で きれば燃料を搬出できる」という非現実的前提に立った虚構の安全性に 過ぎません。 第四に、判決は規制委の専門知見不足を見過ごしました。火山に関する 外部専門家の意見聴取も不十分で、最新の研究成果も十分に反映されてい ません。 例えば、鬼界カルデラ直下に巨大なマグマ溜まりが存在する可能性を 示す調査結果があるにもかかわらず、十分な検討がなされていませんで した。 にもかかわらず裁判所は「看過し難い過誤欠落はない」と結論づけ、規 制委の調査不足を免罪しました。これは司法が規制委に唯々諾々と追随し、 独立した判断を放棄したことを意味します。 第五に、判決は、東電福島第一原発事故の教訓を無視しました。この事 故は「低頻度だから大丈夫」という思考がいかに危険であるかを示しまし た。放射能災害は一度起これば回復困難で、被害は世代を超えて継続しま す。それを司法が直視せず、確率論や社会通念を理由に安全性を追認する 姿勢は、再び甚大な原発事故を招くものです。 以上の通り、今回の判決は、 1.人権を切り捨てる原告適格否認、 2.「社会通念論」による安全神話の復活、 3.モニタリング依存の虚構、 4.規制委員会追随による独立性の喪失、 5.福島第一原発事故の教訓の軽視、という重大な問題を含んでいます。 この判決を司法の後退として断固糾弾し、裁判所は真に国民の命と人権 を守る判断がなされることを強く求めます。 川内原発の運転は、九州だけでなく日本社会全体の安全を脅かすもので す。本判決に屈することなく、すべての原発の廃炉と、再生可能エネル ギー中心の社会への転換を求め続けます。 ☆■6.の「「南日本新聞」もご参照ください。 ┏┓ ┗■2.農協や生協も原発再稼働に反対 | 東海第二の事故で住民避難はできない └──── 先崎(まっさき)千尋〔茨城県、元瓜連(うりづら)町長、 瓜連町は合併により今は那珂市です〕 (農業協同組合新聞客員編集委員) 茨城県内の農協や生協も、東海第二原発の再稼働に反対 今月(8月)23日に茨城県東海村で「STOP!東海第二原発の再稼働 いばらき大集会」が開かれ、会場の東海文化センターには県内外から約 500人が集まった。 この集会は、地元の常陸農協や隣接する水戸農協、県畜産農協連合会、 県生協連合会、日本有機農業研究会をはじめ、つくば市やかすみがうら 市、美浦村などの現職首長も賛同人に名を連ねた。 同県では2012年の県農協大会で東海第二原発の再稼働に反対する決議 を行っており、常陸農協や水戸農協でも再稼働に反対の表明をしている。 東海村は、日本の原子力発祥の地。現在も、日本原電の原子炉や日本原 子力研究開発機構(旧原研、動燃)など10以上の施設が、住宅地に隣接 して立地している。 周辺には広大な農地があり、日立製作所などの工場群も林立。首都圏か ら約100kmの位置にある。 東海第二原発の30km圏内には92万人が住んでいる。 東京電力福島第一原発のような事故が発生したら営農は継続できず、数 百兆円規模の損害が発生し、「首都圏壊滅」と言われている。 2021年3月には水戸地方裁判所で、実効性のある避難計画が策定され ていないとして再稼働を認めない判決が下され、現在、東京高裁で審理が 行われている。 集会の最初に、主催者代表の小川仙月さんは「東海第二原発の原子炉 建屋が建つ地層は強固な岩盤まで370mあり、軟弱な地盤の上に建って いる。 防潮堤もその上に建てられているので危険だ。 国も原子力規制委員会も周辺の人やモノを見ていないし、安全も考えて いない。 村長も村民のほうを見ていない。日本原電では原発未経験者が半分を占 め、動かすのは問題。再稼働せず、廃炉にすべき」だと訴えた。 工事現場で相次ぐ火災 農協、生協の賛同人を代表して、県生協連合会の鶴長義二会長は「原発 の運転に100%安全はない。人間はミスを犯す。もし事故が起きたら、人 間はコントロールできないし、周辺92万人は避難できない」と話した。 東海第二原発地域科学者・技術者の会代表の宮武宇也さんは「東海第二 原発で最近12件の火災が続けて起きている。この2月には心臓部と言え る中央制御室で火災が起きた。いずれの火災も、あまりにも稚拙で、経験 と技術力の低下、劣化を示している」と懸念を示した。 かすみがうら市長の宮島謙さんは「政治家の責任には、与えられた仕事 をこなす責任という任務責任と、問題を起こした時の結果責任とがある。 東海第二原発が事故を起こしたら誰が責任を取るのか、取れるのか。福島 の事故でわかるように、事業者も規制委員会も国も責任を取らない。本来 は政治家が取るべきなので、国民が政治家を代えるしか手はない」と、選 挙の重要性を述べた。 このあと、村上達也前東海村長、海野徹前那珂市長らが、JCO事故や 福島第一原発事故当時の対応などを話した。 ◎ 賛同人からの訴えのあと、東海第二原発運転差止訴訟弁護団の大河陽 子弁護士が「東海第二原発 住民避難はできない」というテーマで講演 した。 大河弁護士は、最初に水戸地裁判決を引き、原発の性質として「事故被 害が甚大。事故収束が困難。事故の原因となる自然災害等の予測を確実に は行えない」と述べた。 続いて「東海第二原発の周辺30km圏内には92万人が住んでいる。水 戸市やひたちなか市などでは避難計画が策定されていない。県の広域避難 計画では、大規模地震が発生した場合、住宅が損壊し、道路が寸断される ことを想定すべきだが、具体的に触れられていない」として、昨年の能登 半島地震での道路寸断、孤立集落の発生を例として挙げた。 さらに、日立市と東海村の避難計画を取り上げ、道路や橋が大渋滞を起 こし、避難行動要支援者が避難できずに取り残される、避難所が確保され ていない、複合災害を考慮していないなどの問題点を指摘し、「東海第二 原発で事故が起きたら住民避難はできない」と結論づけた。 ◎ 集会では、最後に「東海第二の再稼働工事は火災やトラブルが頻発し ている。運転開始から46年も経っている老朽原発。防潮堤の欠陥工事も 見通しが立っていない。日本原電には原発を動かす能力も資格もない。福 島の事故では今も3万人近くが避難生活を続けている。原発は人類と共存 できない。子どもたちに負担を強いる原発ではなく、自然と共生できる再 生可能エネルギーの活用が未来への希望」という集会決議を採択した。 ◎ 参加者はこのあと、会場から東海駅までデモ行進を行った。 (8/27発行『農業協同組合新聞WEB版』より転載) (※)先崎氏の「崎」の字は、本来「たつさき」です。 メールソフトより「機種依存文字」と指摘され使用できないため やむなく、「崎」を使っています。 ┏┓ ┗■3.「存原発」の根拠−なぜ原発に固執するのか、固執できるのか? | 電力会社にとって水力こそがベースロード電源だった └──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山) 試論「廃原発事始め」第2回 1.「存原発」の根拠−なぜ原発に固執するのか、固執できるのか? イ.ベースロード電源をめぐって 再生可能エネルギーは不安定か 「原発はベースロード電源として電力供給に貢献している」という文言 が、電力会社の常套句として用いられてきました。 このベースロードという言葉では、安定かつ大量に電気を作って送り出 しているというイメージが強調されています。 その反対に、再生可能エネルギー(以下、再エネと略)は天候や季節に よって左右され、不安定でチマチマした電力で安定した電力供給を担える ようなものではない、と対比されてきたのです。 しかし、この半ば常識であるかのように受け止められている言説は、 全く事実ではありません。 ・ポイントは既存の水力発電にあり というのは、この再エネ=不安定電源とする際の、再エネをイメージす るものの中に既存の水力発電が含まれていないからです。 黒四ダムに代表されるような水力発電所も、間違いなく再生可能エネル ギーです。 再エネ全体の3割強を占める水力発電は、年間を通してほぼ安定して電 力を供給し続けています。その存在がなぜ再エネのイメージの中から抜け 落ちてしまうのでしょう。 電力会社もそのことを忘れていたのでしょうか。まさか、そんなことは ありえません。 ・電力会社にとっての水力発電=再エネ 電力会社にとって、水力発電は特別大きな意味をもっています。9電力 会社とも、水力発電がメインの発電源だった歴史を持つからです。 ずっと水力こそがベースロード電源だったのです。 電力各社の社史には、それこそ必死になって他社と競合しながら水力中 心の発送電体制を拡大・拡充してきた経緯がつづられています。 それを思えば、再エネは不安定で取るに足りない、などといえたもので はないはずなのです。 ・ベースロードを基礎に置いた発送電システム 電力各社は、例えば関西電力は黒部川の、東京電力は信濃川や阿武隈川 の巨大ダムで取水して発電し、関西圏や首都圏に今も電気を送り続けてい ます。 それが水力発電中心のベースロードでした。 1970年代からは、それを延長し、途中にいくつもの変電所を建設し、 送電容量もどんどん増大させて火力発電所と原子力発電所が建設されてい きました。 この長大な高圧送電線網は、いうなれば電気の高速道路網です。これに 小規模の再エネ電力を接続するためには、新たな変電設備と送電線の敷設 が必要となります。 電力会社の本音は、出来上がってしまっている高圧送電線網にチマチマ した電源を接続する手間などかけたくない、繋いでほしければ高額の託送 料を払え、ということだったのでしょう。 しかし、増え続ける小水力をはじめとする再エネの小電力会社は、今や 発送電会社のお得意さんです。 それでも原発が廃炉になれば、ベースロード全体にとって大きな損失と なってしまう。 電力各社にとって、原発という存在抜きの高圧送電線網は、もはや考え られもしないのです。 (第3回に続く) ┏┓ ┗■4.イスラエルによるガザ攻撃はジャーナリストを標的にしている | 〜独立系メディア「デモクラシーナウ!」より〜 (上) (2回の連載) | 現場の惨状を記録しようと集まったジャーナリストたちを狙った | 精密なダブルタップ攻撃 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表) はじめに イスラエルは月曜日(8月25日)、ガザ南部のナセル病院を空爆し、少な くとも20人を殺害しました。その中には5人のパレスチナ人ジャーナリ ストも含まれています。 目撃者によると、イスラエルは「ダブルタップ」と呼ばれる戦術的攻撃 を行いました。 まず無人機(ドローン)が病院の屋根を襲い、ライブ配信を準備してい た1人の記者を殺害しました。 続いて、最初の攻撃に対応しようと駆け付けた記者や救助隊員に対して 再び攻撃が加えられたのです。 「イスラエルは、そこに誰がいるかを正確に知っていた」と、パレスチ ナの作家でアナリストのムハンマド・シェハダ氏は語りました。 「イスラエルはこれまでに244人ものジャーナリストを殺害しており、 それはベトナム戦争の20年間や第二次世界大戦の6年間をはるかに上 回っています」と強く抗議しています。 エイミー・グッドマン:ガザ南部のナセル病院に対するイスラエルの空 爆により、少なくとも20人が死亡し、その中には5人のパレスチナ人 ジャーナリストも含まれています。目撃者によりますと、イスラエルは病 院に対して「ダブルタップ攻撃」を行ったとされています。 最初にドローンが病院の屋上を攻撃し、ライブ配信の準備をしていた ジャーナリスト1人が死亡しました。その後、最初の攻撃に対応していた ジャーナリストや救助隊員を狙って、さらに別の攻撃が行われました。 現場からの生放送中に、アル=ガドTVがこの2度目の攻撃の様子を 撮影していました。 エイミー・グッドマン(デモクラシーナウ!) ここからは、停戦と人質解放の最新情報をお伝えします。本日は2人の ゲストをお迎えしています。 ギデオン・レヴィ氏は、イスラエルのジャーナリストで、新聞『ハアレ ツ』のコラムニストであり、著者としても知られています。数々の賞を受 賞されています。彼はテルアビブから参加しています。 ギデオンさん、まずあなたから始めたいと思います。私たちが今放送し ているこの時点で、安全保障内閣、いわゆる戦時内閣が、停戦合意に賛成 票を投じました。これから閣議全体に付託されます。これはどのような意 味を持ち、また抵抗の動きについてどのようにお考えでしょうか。 アル=ガドTV記者(翻訳): 「いま、いま、行政関係者が命を落としました! ああ神よ! 彼らはこの人々を殺してしまったのです!」 エイミー・グッドマン: イスラエルの攻撃で亡くなったジャーナリストは、次の方々です。 ロイター通信のフォトジャーナリスト、フサム・アル=マスリ氏、アル ジャジーラのフォトジャーナリスト、モハンマド・サラマ氏、アソシエイ テッド・プレス通信と協力していたフリーランスのマリヤム・アブ・ ダッカ氏、写真家のムアズ・アブ・タハ氏、そしてニュースサイト『ミド ル・イースト・アイ』のフリーランサー、アフマド・アブ・アジズ氏です。 ガザでは過去23か月間で、少なくとも244人のジャーナリストや メディア関係者が命を落としています。 本日ナセル病院への攻撃は、イスラエル軍が前日に少なくとも64人の パレスチナ人を殺害した翌日に行われました。被害者の多くは北部に集中 しており、イスラエルはガザ市を掌握し、約100万人の住民全員を強制的 に立ち退かせようと進めています。ガザ当局によりますと、最近イスラエ ルはガザ市のザイトゥーン地区とサブラ地区で1000棟以上の建物を破壊 したと報告しています。 一方、ガザの保健当局によりますと、過去24時間でさらに11人のパレ スチナ人(うち子ども2人)が栄養失調で死亡しました。これまでに少な くとも300人が餓死しています。金曜日には、国連が正式にガザ地区で飢 饉を宣言しました。 さらに詳しくお話を伺うため、ガザ在住の作家・アナリストであり、『 ユーロ・地中海人権モニター』の広報責任者であるムハンマド・シェハダ 氏におつなぎします。 ムハンマドさん、『デモクラシー・ナウ!』へ改めてようこそ。非常に 痛ましい状況下でのご参加となります。ナセル病院で目撃者が語る、 ジャーナリスト5人を含む少なくとも20人が死亡したダブルタップ攻撃 について、現場で何が起きたと理解されていますか。ロイター通信の ジャーナリストは、攻撃が起きたとき屋上でライブ配信の準備をしていま した。 ムハンマド・シェハダ: 基本的には、ナセル病院のジャーナリスト、ハテム・オマル氏から始ま りました。 彼はイスラエルの監視用クアッドコプター型ドローンを発見し、位置を 特定しました。 攻撃の1時間前に写真を撮ってアップロードし、『この地域を細かく監 視するクアッドコプター型ドローンがあります。身を隠してください。注 意してください』と呼びかけたのです。 イスラエルは、そこに誰がいるか正確に把握していました。彼らは4階 に対して精密攻撃を行いました。というのも、ジャーナリストたちは eSIMカードの電波を受信するためにその場所に集まるからです。 イスラエルはガザの通信インフラを破壊しており、ジャーナリストたち はイスラエルの通信塔からの電波を受信する電子SIMカードに頼らざる を得ないのです。 そのため、高層ビルの上層階など、より高い場所に行く必要があります。 最初の攻撃を行った後、イスラエルは、より多くのジャーナリストや救 助隊員が現場に駆けつけるのをじっと待ちました。そして彼らが集まった 瞬間に、再び攻撃を加えました。 つまり、現場で起きた惨状を記録しようと集まったジャーナリストたち を狙った、精密なダブルタップ攻撃だったのです。 イスラエルは、ジャーナリストたちが毎日立つであろう場所を正確に把 握し、その場所で殺害を行ったのです。」 (下)に続く ┏┓ ┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ) └──── ◆8/31関東大震災朝鮮人・中国人虐殺102年犠牲者追悼大会 日 時:8月31日(日)13:30開始、先着順 会 場:明治大学リバティータワー1F リバティーホール プログラム 1.追悼式 2.「関東大虐殺の責任をただす集い」 連帯あいさつ 韓国の市民団体「独立」より 講 演「震災ジェノサイドから102年、いま問われることは」 講 師:安田浩一 (ジャーナリスト。人権と差別を柱とする取材活動) 報告、各地の取り組み、北米大陸からのメッセージ 主 催:関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年犠牲者追悼大会 実行委員会 連絡先:関東大震災中国人受難者を追悼する会…ほか 080-1142-2515 (川見) 歴史に誠実に向き合い、国家の責任を問い、再発を許さない共生社会へ の歩みをともに! 「敵」基地攻撃・戦争動員体制のために隣国への敵愾心をあおる日本政 府に立ち向かおう。多民族・多文化が共生できる社会へと歩もう。 ◆「ふぇみ・ゼミ」9月前半のご案内 9/2(火)崔栄繁さん 「第2回:障害者差別解消法の現在地 日本の「平等」は狭すぎる?」 詳細は https://b3fz2025.peatix.com/view 9/6(土)梁・永山聡子さん 「ターゲットを変え続ける差別者たちにどう立ち向かうのか?− 日本政界でのトランスジェンダー差別を中心に」 詳細は https://trans-femi.peatix.com/ 9/7(日)周香織さん「第4回:入管法改悪との闘い−名古屋入管で 起きたスリランカ人女性ウィシュマさん死亡事件と市民の動き」 詳細は https://b4fz2025.peatix.com/ 9/16(火)崔栄繁さん「第3回:国内人権機関って何?日本になくて 韓国にはある理由を考える」 詳細は https://b3fz2025.peatix.com/view 主 催:ふぇみ・ゼミ femizemiad2017@gmail.com ┏┓ ┗■6.新聞より2つ └──── ◆「恥知らず」法廷で飛ぶ怒号−原発訴訟で敗訴の住民側 「安全神話そのもの」と憤り 地元経済界は安堵 福岡高裁が九州電力川内原発1、2号機(薩摩川内市)の設置許可取り 消しを認めなかった27日、訴えを起こした住民らは「司法の良心はどこ にいったのか。火山のリスクを軽視している」と落胆した。 主文を1分ほど読み上げて閉廷した裁判長に対し、「直接説明を聞きた かった」と怒りもあらわにした。一方、九電や地元経済界は「妥当な判 決」と評価した。 「控訴をいずれも棄却する」。松田典浩裁判長は主文を1分ほどで読み 上げ、法廷を出た。傍聴席からは「恥知らず」「(要旨を)読み上げないの か」と怒号が飛んだ。 薩摩川内市の鳥原良子さん(76)は言い渡しの際、原告席でうなだれるよ うに聞いた。控訴審は2019年以来、計8回の口頭弁論が開かれ、「丁寧に 話を聞いてくれたと思っていた」。 判決後、裁判所前で厳しい表情を浮かべながら「司法の独立と良心はど こへ」と書かれた紙を掲げた。 報告会で弁護団は「原発稼働を容認する審査を追認した判断。思考停止 に陥り安全と盲信する安全神話そのもの」と指摘。 海渡雄一弁護士は「福島の事故を引き起こした規制の劣化が再び起きて いる」と憤った。 (8月28 日「南日本新聞デジタル」より抜粋) https://www.47news.jp/13072817.html ◆防衛費の内訳資料「不開示」「43兆円ありき」増す疑念 既に55%を予算化 本紙が情報公開請求 なぜ2027年度までの5年間で防衛費に43兆円が必要なのか。 巨額の税金投入に、政府は国民への説明責任を果たさぬまま、計画の 4年目予算の概算要求をまとめようとしている。 本紙は43兆円の内訳資料を情報公開請求したが、防衛省は、全文を 「不開示」とした。 どこまで精緻な積み上げがあったのかは不明で、「額ありき」の疑念は 深まった。(中沢誠) (後略) (8月26日東京新聞1面より抜粋) ━━━━━━━ ※【動画アップの紹介】 ☆「なにぬねノンちゃんねる」 ・2025-05-07第82回、日本原電本店抗議行動 https://www.youtube.com/watch?v=B69eWsLQsJM ☆maruo yukifumiさんのツイキャス ・20250604 第141回東電本店合同抗議行動1 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817495955 ・20250604 第141回東電本店合同抗議行動2 https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/817497612 ☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3 ・20250823 UPLAN 東海村核関連施設バスツアー〜東海村が危ない! https://www.youtube.com/watch?v=ZCpRWeB6IQY ・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw ・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg ・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」 https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms ・20250712UPLAN 山崎久隆 「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」 https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk ・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/第142回東電本店合同抗議 https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs ・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座 「サンフランシスコ講和条約と日米安保」 https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4 ・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動 https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M ・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」 https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw ・20250607 UPLAN 多原良子 「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」 https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI ・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決 https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0 ・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止−日本を救った人たち 青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演 https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o ・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」 https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0 ・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動 https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4 ・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】 「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」 https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg ・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決 https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk ・20250423 UPLAN 金正則『「在日の金くん」訴訟』〜 コリアン差別投稿裁判を語る https://www.youtube.com/watch?v=AwAYlOnViX8 ・20250419 UPLAN 山田國廣・藤原寿和「新たな舞台 (公害等調整委員会)」で 健康被害の立証を!福島第一原発事故健康被害の 因果関係論を世に問う! https://www.youtube.com/watch?v=cLkkJqbdiqk ・20250417 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第5回】 「ドッジラインとシャウプ勧告」 https://www.youtube.com/watch?v=DLdHHlcERjQ ☆広瀬 隆…私のYouTube「ロックフェラー財閥シリーズ第26話」で 5月5日、「チェルノブイリ原発事故と放射能の基礎知識」を掲載。 https://youtu.be/rRg2bq8B-Dk ・ソ連の“ウラルの核惨事”と“キューバ・ミサイル危機”大事件に ついては 「ロックフェラー財閥シリーズ第25話」 https://youtu.be/6g2-jh1J9JU ・“スリーマイル島原発事故”の被害とイギリスの“ウィンズケール 再処理工場”による海の汚染は「ロックフェラー財閥シリーズ 第24話」 https://youtu.be/4XFzySIQi10 ぜひ、ご覧下さい。 ────────── ☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」 へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856 ☆《事故情報編集部》より 2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合 は、発信することもあります。 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。 1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。 2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい) 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、 たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住) 3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの 掲載とさせていただきます。 4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。 5.【読者からのつぶやき】(仮) ☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、 タイトルも付けて下さい。 ☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、 ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、 武器輸出問題、パンデミック条約…等々 ☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで 在住県名を入れて下さい。 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