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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:【想田和弘責任編集】非暴力による防衛は可能か
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 【5】イベントのお知らせ
 
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【1】注目の記事
■【想田和弘責任編集】非暴力による防衛は可能か
ジーン・シャープを現代に生かす

暴力が世界中に蔓延し、戦争・紛争が絶えない。ロシアによるウクライナ侵略、
イスラエルによるガザへの攻撃、世界各地で続くテロ、内戦……。そうした危
機や不安を背景に、日本でも憲法9条の改正や防衛力を増強する動きが強まっ
ている。私たちはこうした流れに抗することができるのか。非暴力による平和・
市民的防衛を追求したジーン・シャープの思想を手がかりに、シャープの同僚
であったジャミラ・ラキーブ氏、シャープの理論をセルビアで実践したスルジ
ャ・ポポヴィッチ氏、立命館大学国際平和ミュージアム館長の君島東彦氏との
対話を通して考えてみたい。

●応戦でも屈服でもない第三の道
想田和弘

●ジャミラ・ラキーブ氏インタビュー
理想主義という誤解 非暴力だからこそ守られる命

アフガニスタンから難民として米国に渡ったジャミラ・ラキーブさん。ジーン・
シャープに出会い、現在は研究所を引き継ぐが、最初はシャープの理論に懐疑
的だったと語る。

●スルジャ・ポポヴィッチ氏インタビュー
非暴力抵抗運動のリアル オトポール!の成功から学ぶ

ジーン・シャープの理論を実際の革命運動で実践し成功させた伝説的な人物、
スルジャ・ポポヴィッチ氏。その活動経験に基づく話は具体的で深い。

●【対談】君島東彦×想田和弘
主体的な取り組みが民主主義を強化する 平和憲法を持つ日本でこそ非武装の
市民的防衛を

想田和弘編集委員がジーン・シャープを知るきっかけとなったのがウクライナ
攻撃について聞いた君島東彦氏へのインタビュー(本誌2022年4月1日号
掲載)。それから3年、ウクライナ戦争はいまだに続いている。日本は自衛隊に
よる「専守防衛」で自国を守れるのか? 日本での非暴力による市民的防衛の
可能性について2人が語り合った。

◆非暴力抵抗を知るための9冊

◆非暴力行動198の方法

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【2】編集長コラム

ヒグマ

 この夏もイヌを連れて北海道を旅している。それにしても、ヒグマによる被
害が例年になく多い。8月14日には知床半島で、2005年の世界遺産登録
後はじめて登山客が襲われた。知床には400〜500頭ほどが生息している
とみられているが、目撃件数は年々増えているという。

 北海道も異常な暑さの影響で、ヒグマが食べる木の実などが不作なのかもし
れない。海流の変化によって、マスの遡上が少ないとも言われる。いずれにし
ても、環境の変化にヒグマたちの行動も変化せざるをえないのだろう。

 北海道の先住民、アイヌの人たちはヒグマを神とした。サケもフクロウもさ
まざまな生きものを神として崇め、そして感謝して食したという。ヒトの生活
圏に入ってしまった野生動物たちを危険なものとだけ見ずに、自然が崩壊して
いることを私たちに伝える大切な使者として見ることはできないものだろうか。
(吉田亮子)

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【3】次号予告

★2025年8月29日(第1534)号

【特集】
●大河原化工機座談会 「警察・検察の犯罪」を裁いた法廷で見えてきたもの
|大河原正明、島田順司、高田剛、粟野仁雄
【ルポ】
●日航ジャンボ機墜落事故40年 風化に抗い伝承される記憶|河北詩春
【戦後80年】
●満州移民の遺言 流された子どもたち 「こころの傷」いまも|田中洋一
●「今こそ、ロラたちの声を届けたい」 フィリピン「慰安婦」を、その支援
者や子・孫らが支える|文・工藤律子  写真・篠田有史
【PFAS】
●沖縄住民への研究で新発見 脂質代謝への影響|植田武智

【好評連載】
●政治時評|三牧聖子
●風速計 参院選の結果について考える|宇都宮健児
●これからどうする? 女性人権センターが必要|田中優子

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【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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【5】イベントのお知らせ

★安田菜津紀トークイベント|戦後80年特別企画 戦争と人間の尊厳 国内外
の取材から考える 
●日 時:2025年9月3日(水) 18時30分〜20時
●場 所:貸会議室・内海2階教室(JR水道橋駅西口1分)
●参加費:1000円・要申込(定員80人)
●申込方法:https://peatix.com/event/4491630
●主 催:平和の棚会 
※「平和の棚会」は金曜日が所属する出版社の団体です。
●問合せ:090-8708-1564

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