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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:戦後80年敗戦特集 わたしにできること
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メール ニュース >>             2025.8.8
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 【5】イベントのお知らせ
 
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【1】注目の記事

■戦後80年敗戦特集 わたしにできること

日本がこの80年間まがりなりにも戦争をせずにいられたのは、先の大戦で多
くの命を失った痛い記憶にあると言ってもよいだろう。30年前の村山富市首相
の「談話」は、その痛みを国としてはじめて認めたものだった。以後、歴代首
相は節目ごとに談話を出してきたが、今年は自民党内から「必要ない」との声
が出たという。国として痛みを忘れるならば、わたしたちが痛みを伝えるしか
ない。そのためにいったい何ができるだろうか。

●【凱風快晴ときどき曇り・特別編】戦争を始めるのは「威張りたい馬鹿」で
ある
内田樹

●戦争回避こそ政治の最大の使命
「新しい戦前」にしないための 「新しい外交」へ
猿田佐世

「米国の利益が最優先」というトランプ米大統領の思想は関税政策から安全保
障面まで及び、日本に対してさらなる防衛力の増強を求めている。世界各地で
紛争が起き、各国が軍事力強化に走る今、「新しい戦前」にしないために、日本
はどのような外交を展開すべきなのか。外交・政治問題について国内外で政策
提言を行なうシンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表の猿田佐世氏
に聞いた。(まとめ/山田道子)

●【対談】伊藤遊×西岡由香
戦争と平和を考える仕掛けとしての「マンガと戦争展2」
今って「戦後」?「戦前」?

京都国際マンガミュージアムでは現在「マンガと戦争展2」を開催している。
2015年に開催した「マンガと戦争展」の続編だが、10年前より「戦争」が
身近に感じられる今回はどのような変化があったのか。企画展に込められたミ
ュージアムの「思想」について、展示を企画した伊藤遊さんと、1回目から作
品が展示されている漫画家の西岡由香さんが語り合った。

●日鉄跡地に「多機能な複合防衛拠点」計画
広島・呉の新基地構想百害あって一利なし
本田博利

重工業で発展した広島県呉市が、戦後80年を経て岐路に立たされている。防
衛省が日本製鉄の跡地を買い上げて「多機能な複合防衛拠点」を整備する計画
を打ち出したのだ。7月末には両者が基本合意した。呉を戦前の軍港都市に戻
していいのか。地元の呉で国や自治体の動きを注視してきた本田博利さんに、
整備計画の中身や問題点を報告してもらう。

●ドキュメンタリー映画『よみがえる声』
歴史の闇に埋もれてもなお響き続ける証言
佐々木亮

在日朝鮮人でドキュメンタリー映画監督の朴壽南さん(90歳)の新作『よみが
える声』が東京と神奈川を皮切りに公開中だ。現在までの自身の歩みを重ね、
「日本で生きてきた歴史を総括したい」と臨んだ作品。歴史の闇に埋もれ、な
おも響き続ける証言の数々とは。

●戦記漫画の傑作展示で注目集める「水木しげる記念館」
戦争と戦場の実相を実体験を基に訴える
伊田浩之

◆水木しげる記念館庄司行男館長に聞く

◆水木プロ原口尚子さん(水木しげるの長女)に聞く

昨年4月にリニューアルオープンした「水木しげる記念館」(鳥取県境港市)が、
戦後80年で注目を集めている。水木しげるは、『ゲゲゲの鬼太郎』などの妖怪
漫画で有名だが、同記念館では水木の生涯に影響を与えた一兵卒としての従軍
体験を詳細に紹介しているのだ。そして10月5日までは企画展「水木しげる
の戦記漫画」を開催している。

●ドキュメンタリー映画『豹変と沈黙』原義和監督インタビュー
「戦中日記」から辿る日中戦争、そして沖縄戦へと続く道

戦場体験を持つ元日本兵のほとんどが世を去った現在、“敗戦80年”の節目の年
に、彼らが遺した「戦中日記」にスポットを当てたドキュメンタリー映画が公
開される。極限状況下に乱れたインク文字で綴られた文面から浮かび上がる戦
場の実態、兵士の精神状態、そして戦争の真実とは?

●平和を思うTVドキュメンタリーと映画
ワタナベ=アキラ

◆こえをきく、80年をよむ。本誌編集部が選んだ、戦争に関する12冊

戦争をさまざまな視点から見つめる12冊を、本誌編集部が選んでみた。子ど
もたちや孫たち、次の世代にも伝えられるよう、小説やコミックも取り上げて
みた。私にできること、一人ひとりにできることはあるのだろうか。この夏、
ページをめくりながら考えてみたい。

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【2】編集長コラム

戦後80年

〈「おとうちゃん、いもができました。」といって、おとうちゃんをみると、も
うこえがでません〉〈すると、その子供は「おばさん、これおばさんの子供にあ
げて。」と言って、何かを出しました。それは、おべんとうでした〉〈せんそう
はいやだ。たたかいはいやだ。ぼくはそう思う!〉

 これは原爆を体験した子どもたちの言葉。これに、いわさきちひろの絵で構
成した絵本が、7月に刊行されたばかりの『1945年8月6日 あさ8時15
分、わたしは』(童心社)だ。67年刊行の『わたしがちいさかったときに』(同)
で掲載された言葉を再構成したものだという。

 戦後「80年」というのは、そういう年数なのだ。体験者からは直接話が聞き
にくくなり、人々からは記憶がなくなりつつある。しかも同じやり方をしてい
ては次世代に伝わらない。そして新しい戦争をはじめてしまう……。だから古
いものを新しくする努力が必要なのだ。(吉田亮子)

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【3】次号予告

★2025年8月22日(第1533)号

【特集】想田和弘責任編集/非暴力による防衛は可能か ジーン・シャープを
現代に生かす
●応戦でも屈服でもない第三の道|想田和弘
●理想主義という誤解 非暴力だからこそ守られる命 ジャミラ・ラキーブ氏
インタビュー
●非暴力抵抗運動のリアル オトポールの成功から学ぶ スルジャ・ポポヴィ
ッチ氏インタビュー
●平和憲法を持つ日本でこそ非武装の市民的防衛を 主体的な取り組みが民主
主義を強化する|対談 君島東彦×想田和弘
●非暴力行動 198 の方法
●想田和弘=選 非暴力抵抗を知るための9冊           

【社会】
●ゲストハウス経営者は行動を起こした 戦争犯罪人をなぜ歓待できるのか|
文/中村一成  写真/中山和弘

【鹿児島県警】
●「鹿児島県警の闇」発端 「性暴力」事件で女性敗訴|長谷川綾

【くらし 食】
●世界でも日本でも「培養肉」 全世界的に実用化へ向け加速中|天笠啓祐

【好評連載】
●風速計|田中優子
●暗夜胸に手をおいて|安達茉莉子
●らんきりゅう|雨宮処凛    
●自由と創造のためのレッスン|廣瀬 純
●半田滋の新・安全保障論                    
●あの人の独り言|松崎菊也 絵空事/石倉ちょっき        
●さらん日記           
 
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【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

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【5】イベントのお知らせ

★第10回パネル展 知ることで未来が見える、戦争の加害
●日 時:2025年8月8日(金)〜8月15日(金) 10時〜18 時
●場 所:かながわ県民センター1階展示室(横浜駅西口5分)
●参加費:無料
●主 催:記憶の継承を進める神奈川の会 
●協 賛:『週刊金曜日』
●問合せ:090-7405-4276 

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