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東京東部労組の菅野です。

フソー化成・小林社長による不当な「反訴」に対し、東部労組・北澤組合員は８月４日、
緊急の抗議行動を実施し、その後、不当労働行為に対する損害賠償・慰謝料請求裁判の第
４回口頭弁論に臨みました。

以下、ご報告です。

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【フソー化成との闘い】不当な「反訴」を許すな！緊急行動・法廷闘争


自らの卑劣な不当労働行為に対する抗議である正当な労働組合活動を「迷惑行為」「嫌が
らせ」などとして北澤組合員に対し３００万円の損害賠償・慰謝料を請求するという恫喝
・報復的「反訴」に対し、東部労組・北澤組合員は８月４日、フソー化成本社前で緊急の
抗議行動を実施しました。

緊急の呼びかけ、猛暑の中にもかかわらず、東部労組各支部・組合員、地域・友好労組の
仲間が社前に結集。あわてて撮影機材を社前に設置しに出てきた会社職制に対する抗議の
シュプレヒコールから行動は始まりました。

今回の「反訴」で会社は北澤組合員のみを被告としていますが、労働組合の団体行動の「
責任」を個人に求めるというのは労働組合で闘う組合員の萎縮をねらったもので、「反訴
」そのものが不当労働行為というほかありません。

このような不当な「反訴」について北澤組合員は「ふざけた行為だ。許すわけにはいかな
い。私個人の問題ではなく、労働組合に対する挑戦だ。黙って見過ごすわけにはいかない
。卑劣な小林社長に対し声を緩めるわけには一切いかない。小林社長、フソー化成ふざけ
るな！何度でも立ち上がって糾弾する！絶対に許さない！」と抗議の声をたたきつけまし
た。
駆けつけてくれた東部全労協、葛飾区労協、全国一般・全労働者組合の仲間も次々に会社
・小林社長を糾弾。東部労組各支部を代表して葛飾福祉館支部の仲間も「小林社長は謝罪
しろ！」と全身全霊で怒りの声を会社にたたきつけました。

これに応え、北澤組合員は「会社は『不当労働行為はなかった』とウソをつき始めた。こ
んな卑劣なことを許すわけにはいかない。私は反訴を起こされても負けない！」と力強く
決意表明。団結ガンバローで行動を締めくくりました。

その後、北澤組合員は行動参加者とともに午後から行われた不当労働行為に対する損害賠
償・慰謝料請求裁判の第４回口頭弁論に臨みました。
多くの支援傍聴者でうまった法廷に小林社長らはこの日も姿を見せず、会社側は弁護士２
名のみの出席でした。

会社側はこの日の弁論に先立って提出した準備書面の中で、この裁判は北澤組合員の意向
ではなく金を取りたい組合の意向に基づいて行われている、との趣旨を主張しています。
「労働者は金目でしか動かない」との自らの価値観を臆面もなく表明するもので、愚劣以
外のなにものでもなく、また、北澤組合員や労働組合を貶めるもので許すわけにはいきま
せん。

このような会社側の姿勢に対し弁論終了後、北澤組合員は大衆行動・法廷闘争を闘い抜く
決意をあらためて表明しました。

次回の口頭弁論は１０月２日（木）午後３時から東京地裁５階の５３０号法廷で開かれま
す。
引き続きみなさんの支援・激励をお願いいたします。

■参照ブログ記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n21fb2cb7ac67