本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース:2025参院選 自公支配時代の終焉
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1754008179468st...
Status: published
View


<<『 週 刊 金 曜 日 』 メール ニュース >>             2025.8.1
_________________________________________________________『週刊金曜日』

〈デジタル金曜日〉始めました!電子版のサブスクサービス
https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/

=====================================================
===============
<https://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 【5】イベントのお知らせ
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】注目の記事

■2025参院選 自公支配時代の終焉

7月20日投開票の参議院選挙で、自公の獲得議席は47にとどまり、非改選の
75とあわせて122で、過半数の125に達しなかった。衆議院に続いて参議院で
も自公は少数与党に転落した。1999年の小渕第2次改造内閣で始まった自公政
権は、民主連立政権時代(2009 〜12年)をのぞき、政権を担ってきた。しか
し、国民全体の利害調整を自公が行なう仕組みは、失われた30年に象徴され
るように機能不全になり、有権者から見放されたのだ。今後は、比較第1党が
中心となり、政策ごとに与野党合意を実現することになるのか。選挙結果と政
界の今後を識者4人が分析する。

●能條桃子さん(「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事)に聞く
世代間対立があおられない形で議論を
聞き手・まとめ/竪場勝司

男女の候補者をできる限り均等にするよう政党に求める「政治分野における男
女共同参画推進法」(候補者男女均等法)の施行から7年経ったが、女性の候補
者はまだまだ少ない。20代の若者はそもそも参院選に立候補すらできない。現
状を分析、課題を考える。

●選挙・政治アドバイザー久米晃さんに聞く
目の前のことに右往左往する政治が続く
聞き手・まとめ/佐藤和雄

参院選は、自公連立政権が歴史的大敗を喫した。昨年10月に石破茂政権が誕
生して、衆院選、東京都議選に続く三度目の敗北である。自民党を中心とした
政権が衆参両院でともに少数与党となるのは1955年の結党以来初めてだ。
一方、野党では国民民主党と、「日本人ファースト」を掲げた参政党が大きく議
席を伸ばした。なぜこうした結果となり、日本政治はこれからどうなるのか──。
自民党本部の職員として選挙対策を長く担い、「選挙の神様」とも呼ばれた久米
晃さんに聞く。

●どういった人たちが参政党に投票したのか
自民保守票が参政に逃げた、は高市総裁誕生を狙うミスリード
古谷経衡

参政党が参院選で14議席を獲得して大躍進し、比例票では自民と国民に次ぐ
第3位の約742万票を得た。どういった人たちが参政党に投票したのだろう
か。

●神奈川大学教授・大川千寿さんに聞く
社会の多様化を反映し政治も多極化へ
聞き手・まとめ/金本裕司

参院選で自民、公明両党は惨敗し、石破茂首相の退陣報道が流れたが、石破首
相は日米関税合意の実施に取り組む意欲を示し、退陣報道を否定した。専門家
は今回の選挙結果と今後の政局をどう見るのか。神奈川大学の大川千寿教授(政
治過程論)に聞いた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】編集長コラム

参政党

「子どもを産んで、はじめて真剣に選挙に行きました」「これで少しでもよくな
れば」「自分のことというよりも、子どもの未来のために投票した」

 選挙後耳にした、参政党に投票した人の理由だ。地方から東京に出て働く20
代女性は、自分を取り巻く現状に多くの不満があるようだった。

 参政党は予想どおり議席を拡大。本誌7月11日号で「反省なき戦後80年の
『日本人ファースト』 参政党がなぜ支持されるのか」を執筆した『神奈川新聞』
記者の石橋学さんは、参政党の会見から排除された(アンテナで詳報)。「政治
時評拡大版」では、『東京新聞』記者の望月衣塑子さんが同様に排除されたこと
を書く。また崔善愛編集委員は風速計で、参政党への向き合い方を決意する。
本誌では、引き続き取り上げる予定だ。

 今号から次号にかけては「戦後80年の敗戦特集」を掲載する。ますます暑
くなりそうな今年の夏。どうぞご自愛のほどを。(吉田亮子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3】次号予告

★2025年8月8日・15日合併(第1532)号

【敗戦特集】
●「新しい戦前」にしないための「新しい外交」へ 戦争回避こそ政治の最大の
使命|猿田佐世
●今って「戦後」?「戦前」? 戦争と平和を考える仕掛けとしての「マンガ
と戦争展2」|対談  伊藤遊×西岡由香
●戦争と戦場を実体験を基に訴える 戦記漫画の傑作展示で注目集める「水木
しげる記念館」|伊田浩之
●戦争は「威張りたい馬鹿」が始める|内田樹
●ドキュメンタリー映画『よみがえる声』 歴史の闇に埋もれてもなお響き続
ける証言|佐々木亮
●不謹慎な旅 元巣神社と奥山半僧坊大権現 徴兵逃れの神頼み|写真・文 
木村聡

【メディア】
●参政党の事実誤認発言をそのまま流すテレ朝 「首相退陣へ」号外を正当化す
る読売|南彰

【好評連載】
●政治時評|佐藤甲一
●風速計 植松死刑囚と獄中結婚した妻と話して感じたこと|雨宮処凛 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【5】イベントのお知らせ

★第10回パネル展 知ることで未来が見える、戦争の加害
●日 時:2025年8月8日(金)〜8月15日(金) 10時〜18 時
●場 所:かながわ県民センター1階展示室(横浜駅西口5分)
●参加費:無料
●主 催:記憶の継承を進める神奈川の会 
●協 賛:『週刊金曜日』
●問合せ:090-7405-4276 

==============================================『週刊金曜
日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※「金曜日サポーターズ」スタートしました!
   https://www.kinyobi.co.jp/supporters/

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
   http://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日                     ┃
┃     〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-5-13        ┃
┃            日本橋スカイビル6階           ┃
┃    http://www.kinyobi.co.jp/                                 ┃
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp              ┃
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2025-08-01 09:29:40 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について