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LNJ Logo 竹信三恵子:関西生コン事件無罪判決と国賠訴訟
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情報提供 : 竹信三恵子

みなさま
2月26日の京都地裁での委員長、前委員長についての完全無罪とも言える判決(3月1 2日に検察側は控訴)と、3月7日の国家賠償請求訴訟での検察官・警察官の証人尋問に ついて、今週号(3月21日号)の「週刊金曜日」で記事が掲載されました。「憲法28 条が息を吹き返した日〜関生事件京都地裁判決の衝撃」というタイトルですが、644日 勾留された湯川裕司委員長の判決後初の単独インタビューも併せて掲載しています。 判決では、検察側の主張の一部について「憶測」とまで指摘し、国賠訴訟では、検察官ら が、取り調べ中に関西生コン支部を削る、という発言をしたことについて「組合員を削る と言ったのではなく、よくない行為は削っていい組合になってと言う意味だった」などと いう面白い釈明をしています。湯川委員長は、勾留や保釈条件などに阻まれて発言ができ ずにきましたが、その言い分も含め、ぜひご一読いただければと思います。 判決直前までの経緯に関しては、「増補版賃金破壊」を緊急出版していますので、これも お読みいただけると、この事件の意味と構造が分かっていただけると思います。この事件 は、兵庫県知事選でのSNSフェイクと、人質司法、という二つの弾圧手法の先駆けであり 、生コン業界の利益の流れを、運転手たちへの賃金や待遇改善から、経営側の利益や大阪 維新の会の下での政治へと変えたもの、ということも見えてきますので、ご注目ください。 事件が始まったころは、「竹信さん、こんなの書いて大丈夫なの?」と心配されたほど、 みながシーンとしていた関西生コン事件ですが、いま、元気な優れモノの報道が相次いで います。ぜひ、ご覧ください。   ↓ TANSAがデモクラシータイムズで「無罪!関西生コン委員長に判決【探査報道最前線】( 20250319)として、京都地裁判決を報道。 https://www.youtube.com/watch?v=0uvotmBizYA MBSのドキュメンタリー映画「労組と弾圧」の上映会も各地で始まります。 https://tbs-docs.com/2025/title/14.html

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