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【フソー化成との闘い】都労委審問(証人尋問)で不当労働行為を糾弾! | ||||||
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みなさま 全国一般東京東部労組の菅野です。 11/29、フソー化成・小林社長による不当労働行為に対して救済申立を行っている東 京都労働委員会(都労委)の審問(証人尋問)が行われました。 以下、報告です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【フソー化成との闘い】都労委審問(証人尋問)で不当労働行為を糾弾! 「全ての労働者のために闘う!」北澤組合員が不屈の決意で証言 小林洋社長は事実と異なる証言に終始 11月29日、東部労組・北澤組合員がフソー化成・小林洋社長による不当労働行為につ いて救済を申し立てている東京都労働委員会(都労委)の審問(証人尋問)が都庁で行わ れました。 当日は東部労組各支部・組合員に加え、全国一般・全労働者組合、全労協退職者ユニオン 、江戸川地区労センターなど、地域・友好労組の仲間30人が傍聴に駆けつけてくれまし た。 組合が都労委に救済を申し立てている事項は以下の4点です。 ・2022年12月20日から1年近くに渡って続いている仕事の取り上げと無意味な「 学習指示」 ・北澤組合員にのみ一時金(賞与)が支給されていないこと ・北澤組合員のみ社内回覧の対象者から除外されていること ・会社・小林社長による事実上の団体交渉拒否 審問では組合側が北澤組合員と東部労組・菅野委員長、会社側は不当労働行為をはたらい ている張本人である小林洋社長が証人として証言しました。 菅野委員長は主尋問で小林社長の労働組合への強い敵意・憎悪・嫌悪について具体例を挙 げ、それが根底にあって小林社長は北澤組合員への不当労働行為に及んでいることを証言 しました。また、証言の最後には怒りを交えながら小林社長の不当労働行為を糾弾、都労 委による厳正な判断を、と強く訴えました。 菅野委員長に対する反対尋問は小林社長が行いましたが、趣旨不明の質問が多く、都労委 の公益委員からもたしなめられる始末でした。 続いて北澤組合員が証言。会社が仕事取り上げの「理由」としている「やってもらう仕事 がない」「知識・スキル不足」について、「「やってもらう仕事がない」にもかかわらず 、取り上げた仕事と同じ内容の業務の求人を会社が出し続けている実態、「知識」「スキ ル」を身につけさせるためであるはずの「学習」の内容がまったく無意味であることを具 体的に証言しました。 また、一時金(賞与)の不支給、社内回覧からの除外についても会社の主張が事実とまっ たく異なることを証拠に基づいて証言しました。 主尋問の最後には「このようなことが許されていいはずはない!」と満身の怒りを込めて 会社・小林社長を糾弾し、その真剣な訴えに傍聴席からも拍手が巻き起こりました。 北澤組合員は会社職制が行った反対尋問にも堂々と事実を証言。しかし会社側はそのよう な北澤さんに対し「今、あなたは幸せですか?」「あなたは今、会社で働いていて幸せで すか?」「これからもフソー化成で働いていきたいと思いますか?」との非常識な質問を 浴びせてきました。 1年近くに渡って仕事を取り上げて「座りっぱなし」を強いるという労働者の尊厳を傷つ けるような不当労働行為の加害者である会社が「幸せですか?」と被害者である北澤組合 員に対して質問する、まったくもって非常識極まりなく、これには満員の傍聴席からも抗 議の声が上がりました。 最後に小林社長が証言。会社側による主尋問では事実・実態と異なる、北澤さんを貶める ような証言、そして自説を延々と展開する場面もあり、公益委員から審問(証人尋問)の 趣旨について説示される始末でした。 組合側・菅野委員長が行った反対尋問でも、小林社長は事実と異なる証言を繰り返しまし た。 例えば、一時金(賞与)について、会社側は準備書面で「就業規則上、賞与の規定は存在 する」と主張していますが、同じ準備書面のわずか2ページ後には「規定はない」との記 載があります。180度異なる主張が同一の主張書面の中に存在する矛盾について、どち らが正しいのか尋ねられた小林社長は「どちらも本当だ」と、支離滅裂な回答をする始末 でした。 また、北澤組合員ただ一人を社内回覧から除外していることについて、会社側は「遅くと も2022年になってから回覧の制度は廃止した」と主張し、小林社長もその旨を証言し ました。しかし組合側は今年2023年9月末日までフソー化成に在籍し、理不尽なやり 方で雇い止めにあった労働者が勇気をふりしぼって書いてくれた陳述書を弾劾証拠として 小林社長に突きつけました。 この陳述書でその労働者は「勤務期間中に回覧がまわっているのを見た」と証言していま す。今年9月に在籍していた労働者が見ていることから、「2022年になってから回覧 の制度は廃止した」との小林社長の証言がまったくの虚偽であることが暴露されました。 この他にも組合側は会社側主張の矛盾を突きつけましたが、小林社長は明らかに事実と異 なる、あるいは客観的に矛盾する回答をするなど、会社側主張の真実性が希薄であること がより鮮明となりました。 審問終了後、北澤組合員は涙をぬぐいながら支援への感謝を述べ、「小林社長は全労働者 の敵だ。これを許すことはできない。これからも全ての労働者のために闘っていく」と力 強く決意表明しました。 不屈に闘う北澤組合員へのご支援・激励を引き続きお願いいたします! ■参照ブログ記事 https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/07f6aa3a74efcb1db182edbb55c854cd Created by staff01. Last modified on 2023-11-30 16:26:43 Copyright: Default |