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LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース : なぜ記者たちは新聞社を辞めていくのか
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>             2023.11.17
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】既刊本のご案内

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【1】注目の記事

■どうする?どうなる?これからのメディア
なぜ記者たちは新聞社を辞めていくのか

全国紙、地方紙を問わず、新聞社を辞めていく記者が多くなった。年代も20代の若手から
50代のベテランまでで、優秀な記者たちを失うのはジャーナリズムの危機と言える。なぜ
記者たちは辞めていくのか。その背景を分析し、これからの時代のメディアについて考え
る。

●権力側の代弁者にならない記者たちの生きる道
〈対談〉三浦美和子×吉永磨美

●私が会社を辞めた理由

新聞社、放送局など、大手メディアを辞めた人たちはどういう思いで去ったのか。また、
メディアの現状や今後に対して何を感じるのか。それぞれの事情を聞いた。

・大手メディアの「性別=男」体質に疲弊(韓光勲31歳)
・「ハラスメントを許す土壌」に居場所がないと感じた(元地方放送局勤務50代・女性)
・保守化して思考停止する人間になってしまうという危機感募る(元地方紙記者30代・女
性)
・新たなニュースの生態系をつくり、民主主義の危機に応える(南彰)

◆「女性記者」は「記者」でなく接待要員扱い
権力におもねる「特ダネください」体質が問題の根幹
小山美砂

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【2】編集長コラム

プラットフォーム

 先日、とあるオンライン起業セミナーに参加した。『週刊金曜日』を持続させるための
ヒントがないかを探るためだった。いろいろと勉強になったが、なかでも「お客様の悩み
を解決するのがビジネス」という講師の言葉が印象に残った。これを本誌にあてはめるな
ら、読者が知りたい情報や知識を的確に伝える雑誌を提供するということになろうか。モ
ニターやアンケートをはじめとする読者の声を参考に、どんなコンテンツを提供すればい
いか、編集部内でも日々検討を続けている。

 今週号では、「記者たちはなぜ会社を辞めるのか」を特集した。近年、大手新聞や地方
紙などマスコミを辞める記者が増えているのだという。優秀な記者たちが志半ばで去って
いくのは残念だ。そこで考えた。『週刊金曜日』を、そういった記者たちが書く場として
の“プラットフォーム”にしてはどうかと。彼・彼女らが書きたいこと、書けることを書
く場所を提供する。そして、読者も喜ぶ。そんな場が提供できないか。そんなことを考え
ている。(文聖姫)
 
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【3】 次号予告

■2023年11月24日(第1450)号

【イスラエル・パレスチナ問題】
●ガザ破壊「避難」という名の「追放」|小田切拓・早尾貴紀

【カネミ油症】
●来月2日のカネミ油症「高砂集会」で油症被害者自身が次世代健康被害の“新知見”公
表|明石昇二郎 
        
【創刊30周年】
●2日に開催、大集会レポート|平畑玄洋

●新版『週刊金曜日』読者会全国マップ

●読者の支えあってこそ|文聖姫

【福田村事件】
●「讃岐弁から朝鮮人と疑われた」/流布されたこの説は解せない|小川直樹

【新龍中国】
●中国人学生は日本の大学院をめざす|浦上早苗

【くらし 健康】
●下水汚泥肥料からPFAS/汚染源は米軍基地だけではなかった|植田武智
                
【好評連載】
●「働く」からいまを見つめる|竹信三恵子
●これからどうする?|田中優子
●あの人の独り言|松崎菊也   絵空事/石倉ちょっき
●【提携企画 Tansa】 保身の代償〜第1部共同通信編|中川七海
●青木理の温泉という悦楽

【きんようパズル】
●クロスワード 5名様に図書カード進呈     

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【4】既刊本のご案内 

★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から

黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁

【重版2刷出来】世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ
高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者と
して活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーに
メキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家
であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊)


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