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LNJ Logo 第101回ユニオン学校:中部電力新入社員自死労災認定裁判報告とワークショップ
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情報提供 : 小野政美

「ユニオンと連帯する市民の会」・「ユニオン学校」(名古屋)の小野です。 「第101回ユニオン学校」(9月25日・月曜・18:30〜20:30)のお知らせです。 転送転載・SNS拡散等にご協力ください。 ◆「第101回ユニオン学校:中部電力新入社員自死労災認定裁判報告とワークショップ」 にぜひご参加ください。 いじめ・貧困・過労・パワハラ・セクハラ・アカハラ等により、全国の職場・学校などで 多くの人々や子どもたちが過労死・自死に追い込まれています。 2010年、中部電力に入社後わずか7か月で鈴木陽介さん(当時26歳)は、自死しまし た。母親の吉田典子さんは、「 上司のパワーハラスメントや過重業務が原因」として、名古屋地裁に訴訟(「中部電力新 入社員労災認定裁判」)を起こしました。一 審名古屋地裁判決では、鈴木陽介さんの自死を業務災害とは認めませんでした。 しかし、2023年4月25日、名古屋高裁は、「中部電力新入社員労災認定裁判」控訴 審判決で、業務災害とは認めなかった一 審名古屋地裁判決を取り消し、業務外とした津労働基準監督署の判断を取り消す旨の判断 を下しました。国は上告を断念し、判決は確定しました。 2023年7月18日に合意した和解条項で中部電力は「業務起因性が認められたことを重く 受け止めている」と言及し、「新入社員で入社間もない陽介氏 の心理状況等を踏まえた指導や支援が十分でなかったことについて、心よりお詫びする」 とし、中部電力がパワハラ防止などの労働法令を順守することが盛り込ま れました。 ◇今回の「ユニオン学校」では、 「中部電力新入社員自死労災認定裁判」の原告の吉田さんから、裁判・「勝利的和解」の 報告をお話ししていただき、その後、グループに分かれてワークショップを行います。 ◆<中部電力新入社員自死労災認定裁判報告とワークショップ> お話:吉田典子さん(原告・産業カウンセラー) 日 時:2023年9月25日(月)18時30分〜 場 所:労働会館本館 第1会議室 ◆労働会館(JR/]地下鉄 金山駅下車・徒歩10分) 会場カンパ:500円 主催:ユニオンと連帯する市民の会 連絡先:080-3543-9205(松本)090-9936-8202(木村) ********************************** <講師の裁判原告・吉田さんから> 「ユニオン学校」のお話を頂いたときは、労災認定裁判名古屋高裁判決前でした。その 判決日の延期が決まり、いつまで延期にな るのかわからないままでした。情緒不安定なわたしはとてもそんなこと考えられない状態 でした。 2023年4月25日の高裁逆転勝訴、中部電力との和解成立。いい結果が得られたのは多くの みなさんの支えがあったからです。ホン トにありがとうございました。感謝、感謝です。 裁判報告とみなさんにワークショップをしていただこうと考えています。個性豊かなみ なさんとコミュニケーションについ て考える機会になればと思っています。自分自身に気づくきっかけになったら嬉しいです。

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