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投稿者 : ジョルディ・オリオラ・フォルシュ(カタルーニャ州バルセロナ)

カタルーニャ独立住民投票5周年記念

今年10月1日、独立運動は、2017年の自己決定を問う住民投票の記念日に、数万人の人々 をバルセロナに呼び寄せた。そして、ちょうど3週間前のカタルーニャの日にも、この運 動は同じ街に何十万人もの人々を集結させた。

2010年からの持続的な民衆の要求に対し、マドリードが組織的に拒否してきた結果、2017 年の住民投票が行われた。カタルーニャ政府が一方的に住民投票の実施を決めたとき、国 はそれを阻止するために1万人の警察を送り込んだ。それでも住民投票は行われ、有権者 の43%に当たる228万6217人が投票し、90%が独立に賛成した。

その後、カタルーニャ州政府はスペイン政府と交渉しようとしたが、スペイン政府はこれ を拒否し、司法制度を発動させて9人を収監した。これらの政治犯は、欧州評議会の圧力 で赦免されるまで、4年近くを獄中で過ごした。しかし、司法による迫害を受けている人 は4,200人で、そのうち720人はまだ裁判を待っている状態である。

今、スペイン政府はこの紛争を無視しようとしているし、ヨーロッパでも目を背けられて いる。しかし、ヨーロッパで最も強力な社会運動を無視することは無責任である。なぜな ら、そのような運動は、スペイン超国家主義から自らを守る権利があることを知っており 、スペインの抑圧で独立をあきらめることはないだろうからだ。

独立運動の最も戦闘的な部分は、社会民主主義的なスペイン国民政権(社会労働党とポデ モス)のもとにある受け入れがたい現状が、右派(PP)に極右(VOX)を加えた超国家主 義が勝利すると、さらに悪化するだろうから、解決を迫らなければならないことを知って いる。民主的な道がないことに直面した独立運動は、多くの暴力で反応すると予想される スペイン国家を圧倒するために、200万人以上の平和的な反乱のプロセスを組織しなけれ ばならないことに気づいている。そうなる前に、欧州がスペインに自己決定を問う住民投 票を受け入れさせ、民主的に紛争を解決することが望ましい。


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