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「国葬反対」怒りの大波〜8.31国会正門前大行動に4000人

動画(9分)

 総がかり行動実行委が呼びかけた「安倍元首相“国葬”反対!8・31国会正門前大行動」には、4000人の市民が集まった。岸田内閣が自らの政権の延命のために、法的根拠もなく、弔意を市民に強制する憲法違反の国葬を強行しようとすることへの怒りが大きく広がっていた。コロナ禍で集まりにくい状況が続いたが、この日の正門前は近年では最大規模の集まりとなった。

 「盗人に追銭」「税金勝手に使わせないぞ 強行するなら自腹でやれよ」「安倍晋三は神様なのか? やるなら統一教会葬でどうぞ」など、手作りプラカードには人々の怒りがにじみ出ていた。

 集会は午後6時から始まった。主催者挨拶(内田雅敏さん)のあと、立憲野党の国会議員3人がスピーチした。小池晃(共産)・福島みずほ(社民)・阿部知子(立憲)の各議員が立ったが、それぞれの言葉に力があり、聞き応えがあった。「沖縄の風」(伊波洋一)はメッセージを寄せた。また、ジェンダー差別・家父長制に反対する市民団体からもアピールがあった。

 この日のメインスピーカーは、中野晃一さん(写真上)。中野さんが、海外メディアの取材が自分のところにたくさん来ていることを紹介し、「国葬を強行したことで、海外メディアの関心が日本に集まってきた。岸田の思惑がはずれ、統一教会など安倍の悪いところがどんどん明るみに出て、世界にそれが発信されている。“どつぼ”にはまったのだ。そして安倍は、戦争を煽り、民主主義と東アジアの平和を危うくした人物として暴露されている。その流れを強めるためにも、私たちの国葬反対の声をもっと大きくしていこう」と呼びかけた。

 集会の最後に、菱山南帆子さんがこの日の参加者が4000人だったことを発表した。そして「9月27日は国葬の同時刻の午後2時に、安倍との闘いの象徴的な場であるここに再度集まろう。きょうを遙かに上回る市民の数で埋め尽くし、武道館を孤立化し、圧倒しよう」と訴えた。(M)

<川柳デモ>


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