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<関口新聞・第2号・2021年12月12日・日曜日>
二つの原水爆禁止団体は統一を    関口 実(59歳)
原水爆禁止を掲げる団体は分裂している。保守系以外では、旧日本社会党・総評系の原水 爆禁止日本国民会議(原水禁)と日本共産党系の原水爆禁止日本協議会(原水協)の2団 体がある。 2団体の分裂の原因の一つは、一方の団体が「自称社会主義国家の核兵器・核実験を平和 のためとして肯定したため」「原発反対に反対していたため」と聞いている。 私は、どちらの団体のことも責めるつもりはない。ただ、私は考える。現在は両団体とも 「あらゆる核兵器に反対し、原発の廃止にも賛成している」のではないか。だったら二つ の団体は統一できるのではないか。統一すれば、どちらの団体にも参加できなかった人び とが参加できるようになるのではないか。 現在の反核運動の争点は「自称社会主義国家の核をどう考えるか」ではない。「アメリカ の核のカサをどう考えるのか」だ。「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核だけに反対 して、アメリカの核には賛成するのかどうか」だ。 私は、あらゆる核兵器に反対する。日米韓のミサイルにも北朝鮮のミサイルにもどちらに も反対する。「北朝鮮の核の脅威」をあおりたて、アメリカや韓国と一体となって軍備強 化を推進する「現代のナチス」(政府とマスコミ)に反対する。 戦争ではなく対話を。日米安保反対。原発は即時廃止を。二つの原水爆禁止団体は統一し よう。 *<『週刊金曜日』第1145号 62ページ 投書 2017年7月21日>からの転載

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