小笠原みどりさん講演動画「コロナと監視社会」 | |||||||
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小倉です。10月11日に開催した小笠原みどりさんのオンラインと横浜会場をむすんでの講 演会の動画が下記でごらんになれます。 https://www.viewpure.com/s_ooTyeX3Vs?start=0&end=0 コロナを口実とした政府などによる個人情報の収集の問題点を網羅的に論じていただきま した。デジタル庁設置の問題や海外の動向も含めて分かり易い講演になっています。是非 ごらんください。 なお、主催団体の盗聴法に反対する市民連絡会は政府、民間による個人情報収集を可能な 限り回避することも必要と考えていますが、今回はやむをえすYoutube(Google系列)を使 うことになりました。Youtubeにアクセスしないで上記のURLからごらんになる場合は、Yo utubeによるトラッキングを回避できます。 ====================== 講演について(小笠原みどりさんからのメッセージ) 「菅内閣は「デジタル庁」の設置を目玉にしていますが、デジタル化は監視と切っても切 れない関係にあります。デジタル化の方向を間違えれば、私たちは暮らしをのぞかれ、政 府と企業はますます秘密を蓄えていく、力の格差と不平等が増していきます。スノーデン が暴露した世界監視システムに日本政府が深く関与していることを思い出しながら、コロ ナ下で大規模な実験の機会を得た新しい監視技術が政治、経済、そして国際関係にどんな 影響を与えるのかを考えます」 小笠原みどりさんのプロフィール ジャーナリスト、社会学者。 横浜市生まれ。朝日新聞記者(1994−2004年)として盗聴法、住民基本台帳ネットワーク 、監視カメラなど、個人情報を巡る調査報道を開始。2005年にフルブライト・ジャーナリ スト奨学金により米スタンフォード大学でデジタル監視技術を研究。2016年、米国家安全 保障局による世界監視システムを告発したエドワード・スノーデンに日本人ジャーナリス トとして初のインタビュー。18年、カナダ・クイーンズ大学で近代日本の国民識別システ ムについての論文により社会学博士号を取得。現在オタワ大学特別研究員、21年よりビク トリア大学教員(ブリティッシュ・コロンビア州)。著書に『スノーデン、監視社会の恐 怖を語る』『スノーデン・ファイル徹底検証』(共に毎日新聞出版)など。朝日新聞GLOB E+で「データと監視と私」を連載中。 主催者からのご挨拶 世界規模での新型コロナ・パンデミックのなかで、各国の政府は感染拡大を抑えるための 方策として、感染者接触確認や感染経路特定などを理由にして、スマホのアプリなどを利 用して人々の行動や人間関係などを広範囲に、把握しはじめています。同時に、人々が密 集しがちな都市部では、従来以上の高精度の監視カメラの設置も進んでいます。 感染防止を名目とした個人情報の収集や行動などの把握に対して、世界各国の監視社会に 反対して活動している団体や研究者などから、多くの疑問が提起されています。収集され ている膨大な量の個人情報は、感染防止に必要なデータを大幅に上回っているのではない か、また、こうした個人情報が目的外に使用される危険性はないのか、そもそもスマホア プリのような手法が最善の予防策なのか、など、疑問は多岐にわたります。 これまで監視社会に反対する活動をしてきた市民連絡会は、昨年に引き続き、カナダ在住 の監視研究の第一人者、小笠原みどりさんをお招きして、新型コロナ・パンデミックのな かで進行するこれまでにはみられなかった新たな監視社会の問題について、お話をいただ くことになりました。海外で既に提起されている監視社会の深刻な問題などを含めて、コ ロナ対策を口実とした監視社会化を許さないために必要な、政府や監視テクノロジー企業 とははっきりと異なる私たちなりの観点を、この集会を機会にみなさんと作り挙げていき たいと思います。 Created by staff01. Last modified on 2020-10-12 22:50:51 Copyright: Default |