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「国会開かず、お年寄りや生活困難者を路頭に」〜宮子あずささん訴える

 「いのちをまもれ!臨時国会ただちに開け!敵基地攻撃は憲法違反!安倍改憲発議とめよう!安倍内閣退陣を!」のスローガンの下で、8.19国会議員会館前行動が開かれた。

 全国で猛暑日が続く中、東京では2日続けて35度を下回った。それでも体感温度は高く、熱中症とコロナに気をつけての参加でもあった。安倍首相の体調不安が飛び交う中、永田町の政局は目を離せない。薄暮の18:30、主催者を代表して菱山南帆子さんいつもの元気な声で、参加者を奮い立たせた。「安倍首相は広島・長崎の平和式典で、75年前の悲惨な戦争を忘かたかのように、侵略したアジアの人たちに謝罪の言葉もなかった。1兆円もかけて戦闘機を爆買い。コロナに何の手立てもしません。積極的平和主義をとなえ、敵基地攻撃を煽る安倍政権はもういりません。安倍政権は百害あって一利なし。早く安倍政権を終わりにしましょう」。

 続いて、立憲野党の挨拶に移った。武内則雄議員と柚木道義議員(立憲)が紹介され、武内議論が挨拶をした「安倍政権が壊した政治を戻さないといけない。コロナで国民は困っている。早く国会を開き、国民に寄り添う政治を戻したい。まっとうな政治の実現をします」。宮本徹(共産)「コロナの中、呑気に国会を閉じているときでない。自民党は審議する議案が無いとウソをついている。コロナで苦しむ国民を助ける法案の実現をするときだ。しかし、安倍政権は軍備に走る。軍拡競争に走る政権はいらない。憲法9条を守りましょう」。

 福島瑞穂(社民)「44か国が批准している核兵器禁止条約を被爆国である日本が拒否をしている。早期の批准で50か国の批准実現に加わるべきだ。GoToキャンペーンは、直ちにやめて国民生活本位の政治をやるべき。憲法を生かせる政治にしましょう」。市民の立場から宮子あずさ(訪問看護師/写真)が挨拶した。「エアコンをつけない、エアコンがないなどで熱中症になったというニュースが流れる。それもお年寄りが多く、それだけに国と地方の責任は重い。しかし、国会も開かずお年寄りや生活困難の国民を路頭に放り出している。国会を開き、皆さんの思いを共有して、国民の声に応える政治にしましょう」。

 最後に主催者から行動提起があり、本日の参加者900人が発表された。次回の19日行動は戦争法案成立から5年、抗議の行動を9月19日(土)15時、国会正門前で行います。(宮川敏一)


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