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News Item 1576116937461st...
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         YIDFFニュース <2019年12月12日号>
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[HEADLINE]
1 事務局より
 + 訃報
 + YIDFF 2019 報告
 + YIDFF 2019 IC作品 非営利上映会向け 貸出スタート
 + 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭 ご支援のお願い
2 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
3 その他上映会・イベント情報
4 編集後記  
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1 事務局より


□*■*  訃報   □*■*


当法人山形国際ドキュメンタリー映画祭理事長 大久保義彦は、かねてより
病気療養中のところ、12月6日に永眠いたしました。ここに故人が生前中皆
様から賜りましたご厚誼に感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。

認定NPO法人
山形国際ドキュメンタリー映画祭


□*■*  山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 報告  □*■*


YIDFF 2019へのご来場・ご支援誠にありがとうございました。
10月10日から17日までの1週間の会期中、総上映本数は176本、入場者数は総
計22,858人、参加ゲスト142人、参加プレス関係者は325人となりました。ア
ンケートの集計結果によりますと今回は新規参加者の割合が増加し、またプ
レス関係者のうち海外からの参加が過去最多の人数(82人)となるなど、
YIDFFに新たに興味を持ち足を運んでくださる方々が国内外で着実に増えて
いるようで、スタッフ一同喜んでいます。
大型台風に見舞われた今回ですが、それにも関わらずご来場いただいた観客
の皆様、映画祭を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

※映画祭2019のプログラム、上映作品の詳細はこちらを参照ください。
http://www.yidff.jp/2019/2019.html
各賞受賞作品はこちらから:
http://www.yidff.jp/2019/2019.html#award

※次回映画祭は2021年10月開催の予定です。インターナショナル・コンペ
ティション、アジア千波万波部門の作品募集の開始時期は、決まり次第お知
らせ致します。

(映画祭事務局)


□*■*      YIDFF 2019       □*■*
   インターナショナル・コンペティション作品
     非営利上映会向け 貸出スタート


山形事務局では、映画祭で上映された海外作品の一部を国内の非営利上映会
向けに貸し出しています。
この貸出リストに、今年10月の映画祭で上映された以下のインターナショナ
ル・コンペティション作品が新たに加わりました。お気に入りの作品、気に
なるテーマの作品など、自分で上映会を開いてみませんか?
ご希望の方は以下の貸出要綱をお読みいただき、作品名、上映予定日時など
詳細を映画祭事務局までお知らせください。お申し込みお待ちしています!

●山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー収蔵作品 貸出要綱
http://www.yidff.jp/library/loans/loans-info.html
※貸出料の半額を製作支援として製作者に還元しています。

○YIDFF 2019 インターナショナル・コンペティション作品
http://www.yidff.jp/2019/program/19p1.html
『別離』
『ラ・カチャダ』
『約束の地で』
『光に生きる―ロビー・ミューラー』
『自画像:47KMの窓』
『トランスニストラ』
『ユキコ』

※貸出フォーマットについてはお問い合わせください。
※その他インターナショナル・コンペティション作品、アジア千波万波作品
など、契約完了後随時貸出リストに追加される予定です。

[問い合わせ]
phone: 023-666-4480
e-mail: info@yidff.jp
(担当:山形事務局・黄木)


□*■* 認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭 □*■*
          ご支援のお願い


〜山形国際ドキュメンタリー映画祭は、皆様からいただく年会費やご寄付、
ご協賛などで運営されています〜

山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)は、ドキュメンタリー映画に焦
点を当てた国際映画祭を1989年から隔年で開催しています。
映画の作り手と観客がボーダレスに対話をし合える場として、映画とのかけ
がえのない出会いを演出する空間としての国際映画祭を、この山形の地で、
観客、市民の皆様と一緒になって育てています。第9回開催までの主催者で
あった山形市から2007年に特定非営利活動法人(NPO法人)として独立以後
は、映画芸術・文化を通したコミュニティの活性化に力を入れ、映画祭開催
に加えて、通年での上映会活動(稀少な作品の鑑賞機会の提供)、子ども映
画教室(若年層への映像教育)、学術分野への研究サポート、東日本大震災
に関する映画作品と付随資料のアーカイブ化など、多岐にわたる活動を行っ
ています。
これらの活動は、山形市からの補助金の他、当NPO法人の正会員・賛助会
員、寄付者、協賛企業、助成団体の皆様からのご支援で成り立っています。
2013年10月には、より社会的な信頼性の高い組織として「認定」を取得し、
認定NPO法人として再スタートを切りました。これにより賛助会員の会費、
ご寄付は税制上の優遇措置を受けられるようになっています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

●山形国際ドキュメンタリー映画祭 組織について
http://www.yidff.jp/org/org.html


◇◆ 寄付をする ◆◇

ご寄付は税制優遇の対象となり、寄付金控除を受けることができます。
※本年12月31日までにご寄付いただいた分は、令和元年度分の確定申告で控
除を受けられます。
寄付金額:一口3,000円より

○ご寄付の使途について
http://www.yidff.jp/support/support4.html
○寄付金控除について
http://www.yidff.jp/support/support8.html

ご不明な点は山形事務局までお問い合わせください。
皆様のご支援をお待ちしております。

■認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
phone: 023-666-4480
e-mail: info@yidff.jp

◇◆ 正・賛助会員になる ◆◇

山形国際ドキュメンタリー映画祭を継続的に応援してくださる方のための
「応援会員」制度です。「正会員」は、総会での議決権を持ち、本映画祭の
運営に積極的にご参加いただけます。総会への出席が難しい方はサポーター
としてご支援いただく「賛助会員」をおすすめします。賛助会員の会費は税
制優遇の対象となり、寄付金控除を受けることができます。また会員特典も
ございます。ぜひご検討ください。
●特典や会費、期限など、詳しくはこちらをご参照ください↓
http://www.yidff.jp/support/support5.html
※令和2年度より会員制度の一部が変更となります。詳細は上記映画祭事務
局にお問い合わせください。

(映画祭山形事務局)


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2 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会 


□*■*   12月〜1月の上映スケジュール   □*■*


●12月13日[金]…〈香港、台湾、2014〉
14:00(1回上映)
 『革命まで』監督:郭達俊(クォック・タッチュン)、江キン珠(コン・
 キンチュー)/香港/2015/Blu-ray/174分/YIDFF 2015 アジア千波万
 波特別招待作品
 (日英字幕つき)
 監督インタビュー:
 http://www.yidff.jp/interviews/2015/15i061.html
18:30(1回上映、開始時間注意)
 『太陽花占拠』監督:太陽花運動映像記録プロジェクト/台湾/2014/
 Blu-ray/120分/YIDFF 2015 アジア千波万波 特別招待作品
 (日英字幕つき)
 http://www.yidff.jp/2015/cat041/15c062.html

●12月20日[金]…〈イランを見る〉※第3金曜日
14:00、19:00(2回上映)
 『イラン式離婚狂想曲』監督:キム・ロンジノット、ジバ・ミル=ホセイ
 ニ/イギリス、イラン/1998/16mm/80分/YIDFF '99 インターナショナ
 ル・コンペティション、国際批評家連盟賞
 (日本語字幕つき)
 http://www.yidff.jp/99/cat015/99c022.html
15:40(1回上映)
 『ミーナーについてのお話』監督:カウェー・マザーヘリー/イラン/
 2014/Blu-ray/54分/YIDFF 2015 アジア千波万波 特別賞
 (日英字幕つき)
 監督インタビュー:
 http://www.yidff.jp/interviews/2015/15i051.html

●1月10日[金]…〈パレスティナ:我々のものではない世界〉
14:00、18:30(2作品2回上映、夜の部開始時間注意)
 『私たちは距離を測ることから始めた』監督:バスマ・アルシャリーフ/
 パレスティナ、エジプト/2009/Blu-ray/19分/YIDFF 2011 アジア千波
 万波
 (日英字幕つき)
 監督インタビュー:
 http://www.yidff.jp/interviews/2011/11i046.html
 『我々のものではない世界』監督:マハディ・フレフェル/パレスティ
 ナ、アラブ首長国連邦、イギリス/2012/Blu-ray/93分/
 YIDFF 2013 インターナショナル・コンペティションロバート&フランシ
 ス・フラハティ賞
 (日英字幕つき)
 監督インタビュー:
 http://www.yidff.jp/interviews/2013/13i029.html

●1月24日[金]…〈閉ざされた時間〉
14:00、19:00(2回上映)
 『閉ざされた時間』監督:シビル・シェーネマン/ドイツ/1990/35mm/
 90分/YIDFF '91 インターナショナル・コンペティション山形市長賞
 (日本語字幕つき、英語字幕なし)
 http://www.yidff.jp/library/loans/loans91.html#f9
15:50(1回上映)
 『ペーパーヘッズ』監督:ドゥシャン・ハナック/スロヴァキア/1996/
 35mm/96分/YIDFF '97 インターナショナル・コンペティション優秀賞
 (日本語字幕つき、英語字幕なし)
 http://www.yidff.jp/97/cat009/97c026.html


※上映作品が急に変更になる場合があります。遠方の方はご来場前に番組を
ご確認ください。

[会場]:山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー(ビッグウイング3F)
[料金]:無料(会員制)
[問い合わせ] :
023-666-4480(映画祭事務局)
023-635-3015(フィルムライブラリー)


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3 その他上映会・イベント情報


□*■* 生誕100年記念 サンティアゴ・アルバレス特集上映 □*■*
            (東京・京都)


革命キューバが生んだ、ドキュメンタリーの伝説的映画作家サンティアゴ・
アルバレス(1919 - 1998)。ラディカルな彼の作風は、ゴダールをはじめ
世界中の多くの映画人に影響を与えた。彼の生誕100年を記念し、世界を
巡って作られた600本を超えるフィルモグラフィーから厳選した12本の作品
を全作品日本語字幕付きで一挙上映。
今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された『誰が撃ったか考えて
みたか?』(2017)の監督トラヴィス・ウィルカーソン による1999年の作
品『加速する変動 - サンティアゴ・アルバレスのイディオム』も特別上映
します。

生誕100年記念 サンティアゴ・アルバレス特集上映
<東京上映>
アテネ・フランセ文化センター
[開催期間]:12月11日[水]〜14日[土](4日間)

●12月11日[水]【終了】
15:40 プログラムA:『ハリケーン』『今!』『セロ・ペラド号』 計71分
17:20 プログラムB:『ハノイ、13日火曜日』『勝利に向かっていつまで
も』『L.B.J.』 計71分
19:00 プログラムC:『79歳の春』『離陸18時』『ニクソンのオペラ』 計75分

●12月12日[木]
16:00 プログラムD:『大逃走』『虎は跳びかかり殺した…しかし…死ぬだろ
う…死ぬだろう!!!』『祖国のために死ぬことは生きることだ』 計54分
17:20 プログラムA:『ハリケーン』『今!』『セロ・ペラド号』 計71分
19:00 プログラムB:『ハノイ、13日火曜日』『勝利に向かっていつまで
も』『L.B.J.』 計71分

●12月13日[金]
16:00 プログラムC:『79歳の春』『離陸18時』『ニクソンのオペラ』 計75分
17:40 プログラムD:『大逃走』『虎は跳びかかり殺した…しかし…死ぬだろ
う…死ぬだろう!!!』『祖国のために死ぬことは生きることだ』 計54分
19:00 プログラムA:『ハリケーン』『今!』『セロ・ペラド号』 計71分

●12月14日[土]
13:45 プログラムB:『ハノイ、13日火曜日』『勝利に向かっていつまで
も』『L.B.J.』 計71分
15:25 プログラムC:『79歳の春』『離陸18時』『ニクソンのオペラ』 計75分
17:05 プログラムD:『大逃走』『虎は跳びかかり殺した…しかし…死ぬだろ
う…死ぬだろう!!!』『祖国のために死ぬことは生きることだ』 計54分
18:30 プログラムE:『加速する変動 - サンティアゴ・アルバレスのイ
ディオム』監督:トラヴィス・ウィルカーソン/56分
19:30 シンポジウム
◆登壇者:岡田秀則(国立映画アーカイブ主任研究員)、新谷和輝(キュー
バ映画研究者)、田沼幸子(文化人類学者)/司会:濱冶佳(山形国際ド
キュメンタリー映画祭)

[会場]: アテネ・フランセ文化センター(東京都千代田区)
[料金]: 一般:1,500円/学生・シニア:1,300円
※1回目上映開始の20分前から当日上映分を販売します。
[主催]: アテネ・フランセ文化センター、グルーポ・シネ・ウルヘンテ
[共催]: 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]: La Oficina Santiago Alvalez del ICAIC、パッソ・パッソ、同志
社大学今出川校地学生支援課、出町座
[URL]: http://www.athenee.net/culturalcenter/program/a/alvarez.html
[問い合わせ]: phone: 03-3291-4339(アテネ・フランセ文化センター)

<京都上映>
出町座、同志社大学寒梅館クローバーホール
[開催期間]: 12月14日[土]〜20日[金]

◎出町座
●12月14日[土]
17:05 プログラムA:『ハリケーン』『今!』『セロ・ペラド号』(計71分)
●12月15日[日]
17:05 プログラムB:『ハノイ、13日火曜日』『勝利に向かっていつまで
も』『L.B.J.』(計71分)
●12月16日[月]
17:05 プログラムC:『79歳の春』『離陸18時』『ニクソンのオペラ』(計
75分)
●12月18日[水]
17:05 プログラムA(計71分)
●12月19日[木]
17:05 プログラムB(計71分)※上映後、廣瀬純さん(哲学・映画批評)に
よるレクチャーあり
●12月20日[金]
16:20 プログラムC(計75分)
17:45 プログラムE:『加速する変動 - サンチャゴ・アルバレスのイディ
オム』(56分/16mm上映)

◎同志社大学寒梅館クローバーホール
●12月17日[火]
19:00 プログラムD:『大逃走』『虎は跳びかかり殺した…しかし…死ぬだろ
う…死ぬだろう!!!』『祖国のために死ぬことは生きることだ』(計54分)
※上映後、北小路隆志さん(映画批評)によるレクチャーあり

[料金]:
◎出町座:当日一般1500円 他通常料金設定
◎同志社大学:一般1500円、シニア1100円、会員(Hardience、出町座)・学
生1000円
※同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料
[主催]: 同志社大学今出川校地学生支援課、出町座
[共催]: アテネ・フランセ文化センター、グルーポ・シネ・ウルヘンテ、山
形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]: La Oficina Santiago Alvarez del ICAIC、パッソ・パッソ
[URL]:
◎出町座: https://demachiza.com/movies/5367
◎同志社大学クローバーシアター:
http://www.d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1574215678
[問い合わせ]:
phone: 075-203-9862(出町座)


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4 編集後記


お気づきの方も多いと思いますが、今年の映画祭の特別招待作品はすべて追
悼上映となりました。昨年、一昨年と、映画芸術の新たな地平を独自の手法
で開拓してきた先駆者が次々物故し、時の流れの否応ない速さを実感します
が、この編集後記欄も毎月、そうした悲しいニュースをお伝えするのが残念
ながら常態となりつつあります。これまでの30年、16回の開催を通して、こ
うした先駆的芸術家を招きさまざまな交流を続けてきた山形ですが、時を経
るにつれ、別れも多くなるのは避けられないことかもしれません。
そしてまた今月も、黎明期の当映画祭にゆかりの深いお二方の訃報です。
1991年の第2回映画祭にてインターナショナル・コンペティションの審査員
長を務めて下さった、映画作家・批評家のジャン・ドゥーシェ氏が他界され
ました。氏は当映画祭東京事務局発行『Documentary Box』2号(1993年)に
「セルジュ・ダネー、そして山形」という文章も寄稿いただいています。一
方で国内では、佐藤忠男氏の夫人佐藤久子さんが、去る9月に逝去されたと
のお知らせが届きました。久子さんにはご夫君とともに、当映画祭立ち上げ
時に準備委員会の委員としてご尽力いただき、また広く日本映画研究の発展
に貢献してこられました。
感謝とともに謹んでご冥福をお祈りいたします。
***
また冒頭でもお知らせしていますように、当法人の理事長大久保義彦がこの
6日に他界いたしました。先代の理事長であった田中哲氏による実行委員会
の運営、2006年独立時の組織運営を支え、2010年からはNPO法人理事長とし
て映画祭の継続・発展に尽力してきました。突然の訃報に事務局一同驚き、
悲しみを深くしています。
(HA)


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