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熱気ムンムン 総勢30人〜レイバーネットTV「スペースたんぽぽ」スタート

アーカイブ録画(79分)

 二か月半の準備期間を経て、レイバーネットTVがリニューアルした。3月28日(水)はその第1回放送。「スペースたんぽぽ」は、放送開始の一時間前から熱気ムンムンだ。スタジオのコーディネイト、機材のチェック、準備に余念がない中、コーヒーの香りが立ち込めるフロアに、見学者も次々と集まってくる。総勢30名を超える人たちで、賑やかに放送はスタートした。

 まずは嬉しい話題から。「アリさんマークの引越社」と闘い、この二月に完全和解勝利をかちとった野村泰弘さん(写真下)が、スタジオに駆けつけてくれたのだ。そもそもの始まりはレイバーネットTV。野村さんは罪状ペーパーを突きつけられ、突然懲戒解雇されたことを訴えた。その後解雇は撤回されたが、与えられた仕事は朝7時半から夕方4時半までのシュレッター係。これが約二年続いた。

 「何度も心が折れそうになった。みんなの力がなければ闘い抜くことはできなかった」。いじめや嫌がらせは続いたが、「上司の恫喝YouTube」「ガイアの夜明け」などをみた人たちから沢山の応援が届き、悪いのは会社の方だと確信を持てたという。「撮ってくれる人がいなかったら『ないこと』にされていた。映像の力を実感した」と振り返る。「団結すれば泣き寝入りしないで闘えることがわかった。この経験を生かして、現場で理不尽な目にあっている人をサポートしたい」と言う野村さんに、心からの拍手がわいた。

 特集「オリンピックおことわりТV」では、二月に極寒の平昌でオリンピック反対を訴えてきた「反五輪の会」「オコトワリ」のメンバーが登場。環境破壊、人々の生活を犠牲にした五輪というのは韓国も同じ。アルペンスキーの会場は、500年特別に保護されてきた原生林を切り倒して作られたという。「オリンピック、パラリンピックの開会式と閉会式。たった4回のために新しいスタジアムを作り、終わったら使い道がない」という韓国の人たちと共に、反五輪を訴えてきた。

 お化けのコスチュームで練り歩く「ごめんねデモ」。メイン会場の前で「ノー・オリンピック」の横断幕を広げるが意外なことに警察の弾圧はなく、むしろ韓国では南北共同チームに反対する右翼に警備が集中していたという話も。現地で撮影した数々の映像と共に、マスコミ報道では決して知りえない平昌五輪の裏側が伝わった。

 東京でも、新国立競技場のために多くの貧困層が排除されたり、「オリンピック・パラリンピック学習読本」が配布されて教育現場での締めつけが始まったりしている。

 川柳&歌コーナーでは、「おもてなし」を皮肉る乱鬼龍さんの五七五「表無し東京五輪裏は闇」と、東京五輪の閉会式が八月九日であることを歌ったジョニーHの「ゴールドラッシュ2020」が、東京五輪礼賛ムードを吹き飛ばした。ジョニーHの歌(4分)

 ニュース動画も「森友文書追及デモ」や「沖縄・創作写真展」などバラエティーに富み、さながら本物の(?)テレビニュースのようだった。

 大勢が力を出し合った75分。放送終了後は、スタジオに準備されたコーヒーやビールを飲みながら、感想や反省を語り合う。「もっといいものを作りたい!」という気運がみなぎっていた。企画、キャスター、カメラマン、ニュース動画・・・あらゆる人に門戸は開かれている。やる気のある人は是非!〔堀切さとみ〕

*写真撮影=小林未来

→次回は4月18日(水)に「スペースたんぽぽ」よりお送りします。


Created by staff01. Last modified on 2018-03-30 14:10:16 Copyright: Default

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