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明治ジャーナリストの反骨精神に学ぶ〜レイバーネット総会「講談」を聞いて

 3月18日午後レイバーネット総会特別企画で、明治のジャーナリストを取り上げた新作講談「『三面記事の由来―公害・戦争と闘ったジャーナリスト』を聞いた。

 黒岩涙香創刊の「萬朝報」(「よろずに重宝の意」もあり)の藩閥政府の痛烈な批判がいかに権力者を震え上がらせたか、また足尾鉱毒事件での田中正造の直訴がどのように周到に準備され大きな反響を呼んだかを、甲斐織淳さん(写真下)は張り扇の名調子で語られた。退屈な日本史を学んでいる中学・高校生に授業で聞かせたら、どんなにわかりやすく面白いと感じたことであろう。あっという間の40分だった。

 会場からは森田思軒を曾祖父にもつ方の黒岩涙香との因縁話や、山口正紀さんからは当時の読売新聞が萬朝報から大きな影響をうけていて、今の東京新聞が朝日や毎日をひっぱっている現状との相似を指摘された。また松原明さんは横浜事件のビデオを作ったときに聞いた、被告の木村亨さんの「ジャーナリスト3人で政権は倒せるんだ」という話を紹介した。

 今まさに森友学園問題で、豊中市議の木村真さんや著述家菅野完さんがそういうジャーナリストの役割を担っているといえるだろう。職業的ジャーナリズムが権力に媚びてモノが言えない状況ならば、レイバーネットはその役割が果たす必要があるし、また十分果たせる能力もあるだろう。

 強権下の弾圧にもめげずにがんばり抜いた明治人の気骨と反骨精神に学んで、アベ自公政権にとどめを刺す闘いに大きな勇気をもらった企画だった。【牧子嘉丸】

↓そのあと行われた「韓国パククネ退陣闘争における韓国ジャーナリストの活躍」の話も興味深かった。報告は安田幸弘さん。


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