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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2014.5.16
_________________________________________________________『週刊金曜日』

動画で見る『週刊金曜日』。
YouTubeに本誌のチャンネルができました。
https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内
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 【1】注目の記事


■続・浜通りエコツアーガイドブック
原発震災4年目の森・川・海
平田剛士

4月、安倍晋三内閣は
「つらい過去はもう忘れた」と言わんばかりに
原発ゼロ化政策を撤回してしまった。
しかし東京電力福島第一原発が引き起こした環境破壊は現在進行形だ。
事故発生から4年目を迎え、
なお約13万3109人(4月10日現在、復興庁調べ)が
県内外への避難を余儀なくされている福島から報告する。


●ガイド01:汚染土を食らうシシたち

捕っても食べられない野生動物を狩り続ける
福島県双葉郡川内村のハンター。
その猟が報われるのはいつの日のことだろうか。


●ガイド02:サルたちの血液が物語ること

常時、被曝し続けている野生動物たち。
サルの群れに注目して被曝状況が調査されている。
今のところ目立った健康影響はないようだが……。


●ガイド03:アユは川底から被曝する

一向に収まらない淡水魚からの放射性物質検出。
自然が築き上げた物質循環の完璧さが、
皮肉にも魚たちを内部被曝させているのだ。


●ガイド04:ユメカサゴの警句

制御不能に陥った福島第一原発からの高濃度汚染水は、
海の生物たちを汚染し続けている。
前代未聞の海洋汚染にどう立ち向かう?


●避難エリアの生態系はいま

生態学の専門家と放射線の専門家と。
野生動物への被曝影響を調査するとき、
両者の連携は欠かせない。それは始まったばかりだ。


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 【2】編集長後記

『美味しんぼ』での主人公らの福島取材後に鼻血を出す表現、そして井戸川前双葉町長の
「福島に住んではいけない」という台詞が風評被害を助長するという意味合いで批判的に
取りざたされている。STAP細胞騒ぎ同様、マスメディアは科学的な検証能力を持って
いないし、持とうとしないので、成り行きで騒ぎたい方向に騒ぐだけだ。 

 さて5月6日に、千葉県市原市で催されていた芸術祭、「いちはらアート×ミックス」
に出かけた。編集者の笠原一久さんに声をかけられて、開発好明さんの「モグラTV」と
いう番組に一緒に出演したのである。開発さんは南相馬市に「政治家の家」という掘っ建
て小屋を建てた芸術家。政治家には現場に来てほしいという皮肉だろう。

 その作品は笠原さんが昨年『AERA』で記事にし、その記事が『美味しんぼ』の原作
者である雁屋哲さんらの福島取材へとつながったと聞いた。開発さんにはさらに「マスコ
ミの家」「記者クラブの家」なども福島に作ってもらったらどうか。(平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/


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 【3】5月23日(992)号予告

特集 
毒牙をあらわしたアベノミクス

世界から乗り遅れるビジョンなき経済政策 金子勝
「立場主義」と安倍首相    安富歩
公的年金積立金で株価操作を許していいのか 峰崎直樹
過労死を促進する「残業代ゼロ」 棗一郎
国が企業に乗っ取られる国家戦略特区 那須りえ


格闘する思想 中山智香子
消費駐独の日本でこそ「不服従の経済学」を


袴田事件の次は狭山事件だ 再審の開始を!
映画『SAYAMA』金聖雄×小室等


石川文洋
ベトナムの50年を旅する



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 【4】近刊のご案内

★『週刊金曜日』臨時増刊 さらば、独裁者
 検証 暴走する安倍政権(2014年4月17日号) 

    発売日 2014/04/17
    サイズ:  AB版 84ページ 
    定価:  700円(税込)
    雑誌コード:  22936-4/17

「日本を取り戻す」──意味不明なスローガンで“颯爽”と登場した安倍政権。しかし、
政権発足以来、引き起こした騒動は数知れない。ダボス会議の発言では、欧米マスコミの
度肝を抜き、国内では任命したNHK経営委員が好き放題に発言する。韓国・中国との関係
は冷え込み、解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を目論むも肝腎の「同盟国」アメリカは
つれない態度。内政も外交も八方ふさがりで景気が伸び悩む中、消費税は増税。極右宰相
への退場勧告!

〈主な内容〉
民主主義よりカネが大事な日本人 内田 樹
ネオリベ時代のエア・ナショナリスト 中野晃一
日本は米国の轍を踏みたいのか オリバー・ストーン ピーター・カズニック
集団的自衛権の行使容認問題で包囲網 横田 一

対談 
堀江貴文×森 達也  ダーウィニズム的にガラパゴス化する日本 
浜 矩子×佐高 信  アベノミクスはドアホノミクス 
鈴木宗男×佐高 信 すべてを「単位」でしか考えられない安倍政権 

インタビュー 
白川勝彦 日本は自公連立からダメになった

ヤンキーと安倍政権 斎藤 環
ネット右翼と安倍政権 能川元一
愛国女性と安倍政権 北原みのり
歌舞伎と安倍政権 藤田 正
表現の自由の「冬の時代」 田島泰彦
原発再稼働を狙う安倍首相に命を託すのか 広瀬 隆

安倍首相の“お友だち”リスト
匿名記者座談会(新聞編)(テレビ編)
世界から見た安倍政権 (中華圏)(韓国)(欧州)
政党インタビュー (民主党)(公明党)(日本共産党)

安倍首相の暴走と「妄想」
外交、教育、予算、防衛、社会保障、労働、国家戦略特区
ほか

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 



★愛国者の憂鬱 
坂本龍一・鈴木邦男 、1470円、 四六版並装 336頁 
ISBN:  978-4-906605-95-8 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3074

「世界のサカモト」と新右翼の論客が激突!! 

脱原発から「日の丸・君が代」、ヘイトスピーチ、憲法問題、天皇制。 
あるいは三島由紀夫、高橋和巳、小田実などの文豪。 
そして音楽の起源まで、2人は徹底的に語り尽くした。 
本誌掲載時から大きな反響を呼んだ対談に大幅加筆しての単行本化。 

至近距離で見た鈴木さんの目の、なんと穏やかなこと。 
もう少しで仙人になってしまいそうな目です。 
こんな優しい目をした人にあった記憶がありません。──坂本龍一 

坂本さんのお父さんの一亀さんは多くの作家を見いだし、育て、 
多くの作品を作った。でも、この世に生み出した最大の作品は 
「坂本龍一」だと思う。──鈴木邦男


★読んでやめる精神の薬 

浜 六郎、 1365円、四六判並装 200頁 
ISBN:  978-4-906605-94-1 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=3055

危ない薬から抜け出す方法を教えます。 
いまや「国民病」となったうつ病。しかし、その治療法は間違いだらけ。ベストセラー『
のんではいけない薬』の著者が、うつ病や統合失調症の正しい対処法を伝授する。医者が
信じられない人も、病院に行くかどうか悩んでいる人もぜひ読んでほしい。病気がよくな
らないのは、その薬のせいかもしれません。 



★はじめてのマルクス 
鎌倉孝夫・佐藤 優、1365円、四六判並装 188頁 
ISBN:  978-4-906605-92-7 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2995

カネで命が奪われる! 
現代社会における資本主義の矛盾を『資本論』で解き明かす、 
鎌倉孝夫と佐藤 優の師弟対談。 

成果至上主義に疲れ切っている社会人、 
仕事にやりがいを見つけられない公務員、 
将来が不安でたまらない学生が急激に増えている。 
そのような悩みを抱えているならば、是非この本を読んでほしい。 
なぜこういう状態になっているかを、 
この対談でわかりやすく解き明かしているからだ。──佐藤 優 

〔内容〕 
まえがき いまこそ高まる『資本論』の重要性 佐藤 優 
第1章  資本主義は命を奪う 
第2章  まやかしの金融工学 
第3章  価値は労働から生まれる 
第4章  新自由主義者は頭が悪い 
第5章  ソ連はなぜ崩壊したのか 
第6章  マルクス経済学の重要性 
第7章  『資本論』をどう読むか 
後書き  資本の支配を終わらせるために 鎌倉孝夫  




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 【5】催し物のご案内


★週刊金曜日主催「資本論講座」__
〈経済と国家──宇野経済学を21世紀にどう生かすか〉第1期の受講者募集について

【内容紹介】
国家を『資本論』からどう読み解いていくかを考えます。
『資本論』は社会主義革命を目指したイデオロギーの書ではありません。資本主義社会の
内在的論理を解明した書です。その考え方に立つ鎌倉孝夫さんに、佐藤優さんがわかりや
すく質問する形式で講義を進めます。
本講座では、『資本論』全3巻を通して講義します。すべて終了するまでに約2年間を予
定しています。今回は第1期の募集です。

【講師】鎌倉孝夫(経済学者)、佐藤優(作家)

【講座日程】第1期「総論」
6月20日(金)、7月4日(金)、8月8日(金)
いずれも15:00〜17:00(14:30開場)

【受講料】第1期2万円

【会場】ちよだプラットフォームスクウェア401
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21
電話:03-3233-1511
http://yamori.jp/access/

【定員】40人(先着順)
お申し込みは「金曜日」までファクスかメールでお願いします。
受講者の氏名と連絡先電話番号、電子メールアドレスを記入してください。
FAX 03−3221−8522
メール henshubu@kinyobi.co.jp
(メールのタイトルに〈「経済と国家」申し込み〉と明記してください。

【参考文献】
*入手していたく書籍
『経済原論』(宇野弘蔵著、岩波全書)
『はじめてのマルクス』(鎌倉孝夫・佐藤優著、金曜日)

*古本市場で現在品薄ですが、入手していただきたい書籍
『資本主義の経済理論 ? 法則と発展の原理論』(鎌倉孝夫著、有斐閣)

*入手が望ましい書籍
『資本論』(マルクス著、岩波文庫)
『資本論研究』(宇野弘蔵編、筑摩書房)
『資本論五十年(上、下)』(宇野弘蔵著、法政大学出版局)

【講師紹介】
鎌倉 孝夫(かまくら たかお)
1934年生まれ、経済学博士・埼玉大学及び東日本国際大学名誉教授。埼玉大学文理学
部を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程を修了。埼玉大学助手、講師、助教授
、教授を歴任。2000〜2006年、東日本国際大学学長を務める。宇野弘蔵氏(18
97〜1977年)の高弟として活躍、宇野経済学を継承、発展させている。『資本主義
の経済理論─法則と発展の原理論』(有斐閣)など著書多数。

佐藤 優(さとう まさる)
1960年生まれ、作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。外務
省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館や本省国際情報局分析第一課などに勤務。200
2年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年最高裁で有罪が確定し、外務省
を失職。2013年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しは効力を失った。浦和高
校生時代に、鎌倉孝夫さんの『資本論』勉強会に参加している。



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