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報告 : 関東大震災90周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式とほうせんかの夕べ | ||||||
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9月7日(土)、荒川河川敷において「関東大震災90周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式とほうせんかの夕べ」があり、約400名が参加しました。 追悼式では、「1923年9月1日、『朝鮮人が襲ってくる』『井戸に毒を入れる』などのデマが流れ、民衆による虐殺が始まった。2日か3日には軍隊が来て、虐殺はひどくなった。犠牲者の行方は、わからないまま90周年をむかえています」というお話しがありました。また2009年に建立された追悼碑が、地域の方と共にあることが紹介されました。 追悼のメッセージで辛淑玉(シンスゴ)さんは「祖母は夜中に起きだし『箒を持ってこい』と部屋をかけまわることがあった。日本人が追いかけてくるというのだった。祖父・叔父は北朝鮮へ行ったが、祖母は『ここが私のふるさとだ』と言って日本に残った」「殺されていった先輩たちにこうべを垂れる一日にしたい」と話しました。 「ほうせんかの夕べ」は、李政美(イジョンミ)さん(写真上)と朴保(パクポウ)さんの野外コンサートでした。「いつかここでコンサートをやるのが夢だった」と話す李政美さんは、河川敷につくられた特設ステージでその美しい歌声を響かせました。葛飾生まれの李政美さんがつくった「京成線」の歌が、鉄橋をバックに「♪この町もまた ふるさと」と流れました。とても感動的でした。 李政美さんに紹介されてステージに立った朴慶南(パクキョンナム)さんは「この場に来るといつも胸が熱くなり涙があふれます。どんな無念の思いで死んでいったかと思う。90年たっても日本政府は謝罪することも調査することもせず、放っておかれたままです。今、朝鮮人に毒を飲ませろというヘイトスピーチが叫ばれたりするが、私たちはこんな社会をつくってしまった。だれもが平和に暮らせる世にしたい」と話しました。 最後は、地域の子供たちも参加したプンムルの演奏でにぎやかに踊りました。(尾澤邦子) Created by staff01. Last modified on 2013-09-11 11:29:25 Copyright: Default |