本文の先頭へ
たんぽぽ舎 : 地震と原発事故情報149〜広瀬隆氏のこれから講演会・学習会
Home 検索
たんぽぽ舎です。【TMM:No1164】
                                  転送歓迎
       ◆ 地震と原発事故情報 その149 ◆
  3つの情報をお知らせします(8月22日)

★1.反原発運動の焦点と今後を話す
   広瀬隆氏のこれから講演会・学習会のスケジュールです。
★2.放射線といのち ―ムラサキツユクサの雄しべの毛の実験から― 市川定夫
★3.北海道電力・泊原発3号炉の営業運転再開に抗議のメール・FAXを送ろう!



★1.反原発運動の焦点と今後を話す

広瀬隆氏のこれから講演会・学習会のスケジュールです。
近県の方、ぜひご参加下さい。

 ○8月21日13時、群馬県玉村町文化センター大ホールにて 
  「原発なくてもエエジャナイカFESTIVAL!!」
  主催:福島・浜岡の現状とこれから 原発とめよう・群馬
 ○8月27日14時、鹿児島県薩摩川内市国際交流センターコンベンションホールにて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 川内原発を即時廃炉に!!
  主催:脱原発ネットワーク・九州&川内原発建設反対連絡協議会
  /グリーンコープかごしま生活協同組合後援
 ○8月28日14時、鹿児島県南大隅町役場3F文化ホールにて 
  福島第一原発事故の真相 日本全土に広がる放射能汚染の恐怖 
    大隅半島の高レベル最終処分場計画を阻止せよ!!
  主催:南大隅の自然を守る会
 ○8月29日19時、宮崎市JA・アズムホールにて 
  福島原発事故の真相 日本全土に広がる放射能汚染の恐怖 
  川内原発廃炉・串間原発計画阻止!!
  主催:宮崎の自然と未来を守る会
 ○9月2日18時、東京・文京区民センター3Aにて 
  新エネルギーが世界を変える 原子力産業の終焉 原発廃絶への短期・中期の提案
  主催:終焉に向かう原子力実行委員会
 ○9月6日14時、名古屋市中小企業振興会館吹上ホール9階メインホールにて 
  LPGを利用した防災・環境セミナー「東海地震と今後のエネルギー」
    エネファーム革命を普及せよ!!
  主催:アストモスエネルギー中部支店
 ○9月9日18時、新潟県柏崎市産業文化会館にて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 柏崎刈羽原発を即時廃炉に!!
  主催:さよなら原発1000万人アクション柏崎刈羽実行委員会
 ○9月11日13時、茨城県土浦市民会館大ホールにて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 東海第二原発を即時廃炉に!!
  主催:広瀬隆講演会実行委員会 脱原発ネットワーク茨城共催
 ○9月16日16時、朝日新聞東京本社内浜離宮朝日ホールにて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖
  主催:出版ASAの会総会
 ○9月26日18時半、那覇市沖縄パレット市民劇場にて 
  福島から広がる放射能汚染の恐怖 危険な米軍基地と原発
    広瀬隆氏×C・ダグラス・ラミス講演&対談 
  主催:沖縄9条連平和講演会
 ○10月1日15時半、ルミネ横浜8階朝日JTB・交流文化塾/横浜にて 
  今、原発を考える 原発をすべて即時廃止する意味
  主催:朝日カルチャーセンター
 ○10月2日午前10時、愛知県豊川高校学園祭にて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 浜岡原発を即時廃炉に!! 
  主催:豊川高校学園祭有志
 ○10月7日18時半、新潟県燕三条地場産業振興センター「リサーチコア」
  (◆予定)にて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 柏崎刈羽原発を即時廃炉に!!
  主催:三条地区平和運動労働組合会議
 ○10月8日15時、金沢市石川県教育会館2F大ホールにて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 志賀原発を即時廃炉に!!
  主催:石川県社民党
 ○10月9日13時半、富山国際会議場メインホールにて 
  シンポジウム「福島」から日本が見える
  「安全な原発はあるのか」海老澤徹氏
  「福島原発事故の真相 広がる放射能汚染の恐怖」広瀬隆氏 
  主催:「福島」から日本を考える実行委員会
 ○10月10日14時、滋賀県大津市民会館大ホールにて 
  福島から広がる放射能汚染の恐怖 関西の水がめ琵琶湖が危ない 
    若狭の原発を即時廃炉に!! 
  主催:さいなら原発・びわこ実行委員会
 ○10月11日18時半、和歌山県勤労福祉会館プラザホープ4Fにて 
  福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 
    御坊市の中間貯蔵施設を阻止するために
  主催:和歌山県平和フォーラム
 ○10月15日14時、青森グランドホテル平安の間にて 
  福島から広がる放射能の恐怖 瓦解した東京電力が処分場と狙う青森を守ろう 
    六ヶ所再処理工場を即時閉鎖に!!
  主催:青森県保険医協会
 ○10月16日18時、北海道函館市亀田福祉センターにて 
  福島から広がる放射能の恐怖 瓦解した東京電力が狙う大間原発をつぶせ!
  主催:広瀬隆講演会実行委員会
 ○10月17日18時半、北海道室蘭市民会館大ホールにて 
  福島から広がる放射能の恐怖 泊原発は即刻廃炉にせよ!
  主催:憲法を守る室蘭地域ネット
 ○10月18日18時、北海道岩内地方文化センター大ホールにて 
  福島から広がる放射能の恐怖 泊原発は即刻廃炉にせよ!
  主催:広瀬隆講演会実行委員会・岩内原発問題研究会
 ○10月29日14時、横浜市ヨコハマジャスト1号館8階会議室にて 
  地震大国と原発列島 拡大する放射能汚染と政・官・産・学・メディアの大罪
  主催:核戦争防止神奈川県医師の会
 ○11月6日13時、岩手県宮古市(◆陸中ビル予定)にて 
  福島原発が教えた放射能汚染の恐怖 六ヶ所再処理工場を即時閉鎖に!!
  主催:豊かな三陸の海を守る会
 ○11月10日13時、北海道札幌市共済ホールにて 
  福島原発が教えた放射能汚染の恐怖 泊原発営業運転再開の危険性!!
  主催:コープさっぽろ
 ○11月11日13時半、旭川市勤労者福祉会館2F大会議室にて 
  福島原発が教えた放射能の恐怖 食品汚染と泊原発と幌延最終処分場 
  主催:幌延問題を考える旭川市民の会
 ○11月11日18時半、旭川市勤労者福祉会館2F大会議室にて 
  日本のエネルギー問題の真相 福島が教えた泊原発の危険性 
  主催:北海道中小企業家同友会旭川支部
 ○11月22日13時半、名古屋国際会議場にて 
  企業人がいますぐ知っておくべき原発とエネルギー問題の真相 
    浜岡原発の是非を問う
  主催:日本合板商業組合・中部日本支部

                                   (編集部)


★2.放射線といのち ―ムラサキツユクサの雄しべの毛の実験から― 市川定夫
   (原発の)人工放射性核種の場合は、体内被曝が著しく大きくなってしまう

○目に見えない放射線は、生物体や人体にさまざまな影響を与える。生物体や人体が放射
線に曝されると、被曝した個体に現れる身体的障害のほか、子孫に現れる遺伝的障害も発
生する。身体的障害には、放射線を被曝して間もなく現れる急性障害(人体では、皮膚の
紅紫斑、脱毛、腸内出血、運動失調、月経停止、無精子症など)と、被曝後数年ないし数
十年も経ってから現れる晩発性障害(白血病ほかさまざまなガン、免疫機能低下など)と
がある。一方、遺伝的障害は、生殖細胞で起こったさまざまな遺伝子の突然変異や染色体
異常などで、子孫に正常ではない形質が現れる。

○これら放射線障害のうち、急性障害は、ある線量の放射線を被曝すると、年齢や感受性
の個体差によるある程度の幅はあるものの、どの個体にもほぼ一様に現れるので、非確率
的障害と呼ばれている。これに対して、晩発性障害と遺伝的障害は、同じ線量を被曝して
も、これら障害が現れる場合と、現れない場合とが生じ、それゆえ確率的障害と呼ばれて
いる。確立的障害は、被曝線量に比例する頻度で生じるので、これ以下の線量では発生し
ないという、いわゆる「しきい値」は存在しないのである。

○低レベル放射線の遺伝的影響を、最も低い線量範囲まで実験的に証明したのは、ムラサ
キツユクサの雄しべの毛を用いた実験であった。1970年代に入って間もなく、私自身
とアメリカのスパロー博士らのグループによって、どんなに少ない線量でも、その線量に
比例して突然変異が発生することが確かめられたのである。

○これと平行して、広島・長崎の原爆被爆者についての調査から、白血病や他の悪性ガン
が推定被曝線量と比例して発生していることが判明した。ただし、当時の推定線量が大き
く間違っていたことが80年代に入ってから明らかになり、その後なされた線量の見直しに
より、放射線(ガンマ線)の効果が、これまで考えられていたよりも、二ないし三倍も大
きいことが確認された。
 また、医療被曝の影響についても、母胎内被曝による幼児白血病の多発を初めて明らか
にした50年代半ばのアリス・スチュワート博士の報告以来、年を追って解明が進み、低
 レベル放射線の影響に関する証拠が蓄積してきている。
 近年になって、一般人に対する線量限度が五分の一に、職業人に対する基準も平均五分
の二に低減されたのは、低レベル放射線の影響が次第に解明されてきたからである。

○もう一つ、近年になって明らかになったのは、核や原子力によって産み出される人工放
射線核種には、生体内で著しく濃縮されるものが多いことである。人口放射性核種という
のは、自然界には存在しない放射性核種の総称で、とくに天然には放射性核種が存在しな
い元素に、人工放射性核種を産み出した場合に、顕著な濃縮が見られる。
 たとえば、天然のヨウ素が100パーセント非放射性であるのに対して、ウランの核分
裂が産み出すヨウ素は、逆に100パーセントが放射性のものである。人体は、ヨウ素を
甲状腺に効率よく集めて成長を促すホルモンを作り出している(それゆえ、年齢が若いほ
ど早く甲状腺にヨウ素が集まる)が、それは、天然の非放射性のヨウ素に適応した性質で
あって、人工の放射性ヨウ素が環境中に出されると、それが甲状腺に濃縮されてしまうの
である。
 ストロンチウムやセシウムの人工放射性核種も同様であり、前者は骨に沈着し、後者は
筋肉と生殖腺に蓄積する。それゆえ、人工放射性核種の場合、体内被曝が著しく大きくな
ってしまうのである。

                    いちかわ・さだお(埼玉大学理学部教授) 
                (1991年『大地は死んだ』藤原書店刊より抜粋)


★3.北海道電力・泊原発3号炉の営業運転再開に抗議のメール・FAXを送ろう!

たんぽぽ舎さま

いつも大事な情報をお送りくださりありがとうございます。
高橋はるみ北海道知事、北海道議会議長、への抗議文あて先も、通信に載せてもらいたい
です。そうして抗議メールとFAXを集中させましょう。なかなか、FAXやメールのあ
て先がのっていないと「みんなでメール」が送れませんので。
                                      
                                     N.K

N.Kさんより下記の情報を追加情報として頂きました。

◆菅直人首相
[国会事務所](FAX)03-3595-0090 (TEL)03-3508-7323[月曜朝に]
[首相官邸] (TEL)03-3581-0101  (意見を伝えることができます)
[ご意見募集] https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
[官邸災害ツイッター] @Kantei_Saigai

◆細野豪志(ほその ごうし)[原発担当相]
細野豪志 国会事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館620号室
TEL:03-3508-7116
FAX:03-3508-3416

細野豪志 三島事務所
〒411-0847 静岡県三島市西本町4-6 コーア三島ビル2F
TEL:055-991-1269
FAX:055-991-1270

細野豪志 富士事務所
〒417-0035 富士市津田町109-2
TEL:0545-55-5411
FAX:0545-55-5412

◆枝野幸男[官房長官]
枝野幸男 国会事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館804号室
TEL:03-3508-7448
FAX:03-3591-2249

枝野幸男 大宮事務所
〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町2-108-5 永峰ビル2階
TEL:048-648-9124
FAX:048-648-9125

◆海江田万里[経産相]
海江田万里 国会事務所
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館609号
TEL:03-3508-7316
FAX:03-3508-3316
e-mail: office@kaiedabanri.jp

「海江田万里を支える会」事務所
〒160-0004
東京都新宿区四谷3-11山一ビル6F
TEL:03-5363-6015
FAX:03-3352-2710
e-mail: office@kaiedabanri.jp


(編集部より)
このN.Kさんからのメールは北海道電力・泊3号炉の営業運転が高橋はるみ知事はによ
り容認された8月18日当日に頂いたものですが、諸般の事情により掲載が遅れてしまい
ました。折角のホット話題、直ぐに掲載できずに申し訳ありません。
見出しは編集部が付けました。



───────────────────────────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
◆電子メール(Eメール)送ります
 たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに
送ってください。登録できしだい発信致します(無料)。
たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯のアドレスへは、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
───────────────────────────────
  たんぽぽ舎      たんぽぽ舎は、月曜〜土曜−
             13:00〜20:00のオープンです。
             日曜・休日は、お休みです。
   〒101-0061
   東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
   TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
   HP http://www.tanpoposya.net/



Created by staff01. Last modified on 2011-08-22 12:07:18 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について