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福島の青年教職員、臨時採用教職員が集う!
「私たちは、東電にだまされていた

 11月19日、20日と「第38回県青年教育労働者研究集会 第9回県臨時採用教職員交流集会」が、福島県郡山市磐梯熱海で開催された(主催:福島県教組青年部)。

 福島県教育委員会は3,11原発震災以後、警戒区域内の教員は在籍校を変えずに児童・生徒の避難先の学校に半ば強制的に勤務させる「兼務辞令」を5月以来数度にわたって発令した。その結果、被災した教職員が自らの被災状況への対処もままならないまま、ひどい場合は片道車で2時間という超遠方に通わせるという事態が生まれた。また避難した児童・生徒の動きも頻繁なため、結局避難した子がまったくいない学校への「兼務配置」という異常な事態も生じている。

 福島県教委は、このような事態に実質的な加配措置などの改善策を講じるのではなく、来年度の教員採用試験の未実施、講師や再任用の採用見送りという事態を悪化させる方向を選択している。

 今回の集会では、若い教職員や臨時採用教職員が原発震災をどう受け止めたのかを率直に交流、学習し、また合宿を通じて連帯感を深めた。

 1日目に行われたシンポジウム「雨宮処凛さんと原発問題を語ろう」では、雨宮さんから東京でのデモ、集会の盛り上がりのことが報告された。福島の参加者からは、「実際のところ、地域の方との交流で原発に従事している方との関わりも多い。その方々にどうしてくのかも考えないといけない」「風評被害が深刻化する中だが、本音を言えば福島産の作物を子どもたちに食べさせることには抵抗がある」「今まで原発内にラベンダーを植えようなどという考えられないことを学校でやってきた。私たちはだまされていたんだと思う」など率直な意見交換がなされた。

 この合宿を通じ、新規組合加入者が誕生した。これは、粘り強い仲間へのかかわりの結果であり、全国の教職員組合が学ぶべきことだ。そして福島の学校が直面している課題は、ひとり福島だけで解決できる問題ではないことは明白だ。福島県教組の努力が実をむすぶために、全国からの支援の強化が今こそ求められる。(湯本雅典)

↓雨宮処凛さん

↓青年部長の押部さん

動画(YouTube)


Created by staff01. Last modified on 2011-12-02 13:41:36 Copyright: Default

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