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北健一です。 いやあ、おもしろかった。アーカイブで観ながら、思わずパソコンの前 で何度か拍手してしまいました。 土谷さん、松元さんはじめ関係者のみなさま、お疲れ様でした。ジョ ニーHさんと山口さんは、本物のテレビコメンテーターのようで すね。 何といっても魅力的だったのは、「ユニゆに」の神奈川シティユニオ ン・仲程モニカさんの語りでした。「人生は楽しい、ユニオンに入ると もっと楽しい」。こういうことが当たり前に口をつく関係がつくられて いることが、すっと伝わってきて、こちらまで楽しくなってきました。 ザ争議も、「格安の裏に潜む問題」という意味でも、深刻な労基法違反 という意味でも、そして労働者の発言の自由という意味でも非常に重要 な阪急トラベルサポート事件が当事者の語りによってわかりやすく伝 わったと思います。「格安」も「発言権」も、さらに考えてみたい深い 問題と思いましたし、組合を超えた応援の意味が出せたのも良かったか なと思います(ツアーは金沢じゃないですよ)。 この2つは、スタジオでの工夫もさることながら、人選(組合選?)も 決まってましたね。(この先が楽しみ…) 「教えておじさん」は抱腹絶倒でしたし、平賀ファンが増えたでしょ う。河添さんと近い感想ももちました。私は、労働組合運動の核にあた る部分について、ホッピー系労組の先輩たちから教わったほうがいいこ とはかなりあると思っているのですが、それを正面からやると今回ほど おもしろくはならないかなあ。 余談ですが、いっちょうの2人だけでなく、仲程さんまで組合= 怖いというイメージを持っていたのは、むしろ意外でした。労働相談の 現場の実感からすると、そういう意識はかなり減っており、組合への不 信・疑問は、むしろ「ほんとうに自分たちの状況を改善できるのか(力 になってくれるのか)」という点に向けられているように私は感じてい ます。 余談ついでに、これは番組自体の問題ではないのですが、深夜残業させ られている労働者がもらうべきは「焼きそばパンか残業代か」という設 問には、いささか異論があります。「残業代 パンでごまかすクワセ 者」(うまい!)がけしからんのは言うまでもないんですが、本筋は 「早く帰れるように」ということではないかと(自分も長時間労働しが ちなんですが…)。 次回を楽しみにしています! Created by staff01. Last modified on 2010-05-18 14:37:25 Copyright: Default |