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News Item 0518kita
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北健一です。

いやあ、おもしろかった。アーカイブで観ながら、思わずパソコンの前 
で何度か拍手してしまいました。
土谷さん、松元さんはじめ関係者のみなさま、お疲れ様でした。ジョ 
ニーHさんと山口さんは、本物のテレビコメンテーターのようで 
すね。

何といっても魅力的だったのは、「ユニゆに」の神奈川シティユニオ 
ン・仲程モニカさんの語りでした。「人生は楽しい、ユニオンに入ると 
もっと楽しい」。こういうことが当たり前に口をつく関係がつくられて 
いることが、すっと伝わってきて、こちらまで楽しくなってきました。

ザ争議も、「格安の裏に潜む問題」という意味でも、深刻な労基法違反 
という意味でも、そして労働者の発言の自由という意味でも非常に重要 
な阪急トラベルサポート事件が当事者の語りによってわかりやすく伝 
わったと思います。「格安」も「発言権」も、さらに考えてみたい深い 
問題と思いましたし、組合を超えた応援の意味が出せたのも良かったか 
なと思います(ツアーは金沢じゃないですよ)。

この2つは、スタジオでの工夫もさることながら、人選(組合選?)も 
決まってましたね。(この先が楽しみ…)

「教えておじさん」は抱腹絶倒でしたし、平賀ファンが増えたでしょ 
う。河添さんと近い感想ももちました。私は、労働組合運動の核にあた 
る部分について、ホッピー系労組の先輩たちから教わったほうがいいこ 
とはかなりあると思っているのですが、それを正面からやると今回ほど 
おもしろくはならないかなあ。

余談ですが、いっちょうの2人だけでなく、仲程さんまで組合= 
怖いというイメージを持っていたのは、むしろ意外でした。労働相談の 
現場の実感からすると、そういう意識はかなり減っており、組合への不 
信・疑問は、むしろ「ほんとうに自分たちの状況を改善できるのか(力 
になってくれるのか)」という点に向けられているように私は感じてい 
ます。

余談ついでに、これは番組自体の問題ではないのですが、深夜残業させ 
られている労働者がもらうべきは「焼きそばパンか残業代か」という設 
問には、いささか異論があります。「残業代 パンでごまかすクワセ 
者」(うまい!)がけしからんのは言うまでもないんですが、本筋は 
「早く帰れるように」ということではないかと(自分も長時間労働しが 
ちなんですが…)。

次回を楽しみにしています!

Created by staff01. Last modified on 2010-05-18 14:37:25 Copyright: Default

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