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LNJ Logo 「テロ対策」と日本版US-VISITを考える院内集会
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角田です。

10月30日、国会議員の呼びかけで
「テロ対策」と日本版US-VISITを考える院内集会
が開かれます。
関心のある方、ぜひ、ご参加ください。

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日本版US-VISIT開始直前! 「テロ対策」と日本版US-VISITを考える
超党派議員と市民の院内学習会のご案内
〜〜バリー・スタインハードさん(ACLU/米自由人権協会)を招いて〜〜

 昨年、「テロ対策」を名目とした「日本版US-VISIT」導入が決定され、今年11月20日に施行されます。これは、特別永住者や16歳未満を除くすべての外国人に対し、入国・再入国のたびに、指紋と顔情報の提供を義務づけるものです。提供された情報はほぼ一生涯にわたって保存され、警察からの要請があれば、犯罪捜査などにも利用されることになります。
  指紋や顔画像といった生体情報は究極の個人情報であり、「テロ対策」という名目で安易に集めることは、プライバシーの侵害にあたります。また、外国人に限って指紋・顔情報の提供を義務化することは、外国人= テロリスト予
備軍とみなすことにもなりえ、外国人差別ともなりえます。また、本国米国のUS-VISITの「テロ対策」の有効性に関しても極めて疑わしく、むしろ集められた情報が外国人の出入国管理・在留管理の強化に利用されていると、多くの米国法曹関係者、人権団体から指摘されています。
  集会では、ACLUの専門家であるバリー・スタインハード弁護士をお招きし、US-VISITをはじめとする「テロとの戦い」の下で進められる様々な米国の監視体制の問題、そうした動きに追随する日本政府とその外国人管理強化策について考えます。
是非学習会にご参加下さい。

※US-VISIT:
正式名称はUnited States Visitor and Immigrant Status Indicator Technology
(米国訪問者・移民現況表示技術)という。2004 年 1月5日から米国で導入された
スキャンによる米国訪問者に対する指紋・顔情報の採取プログラム。
         
と き  2007年10月30日(火)12時〜13時30分
ところ  衆議院第二議員会館 第一会議室 (入り口で通行証をお配りしています)
講 演  バリー・スタインハードさん(米国弁護士)
1992年から2002年まで、米自由人権協会(American Civil Liberties Union: ACLU・1920年創設、アメリカ法曹関係者により構成、会員数50万人)の共同代表、2002年からテクノロジーと自由に関するプログラム部長。米国におけるインターネット盗聴捜査の拡大に人権の観点から一貫して反対を続けており、1999年の日本の盗聴法審議の際にも来日し、警告を発した。現在の主な関心は、反テロ愛国法成立にともなう個人情報の国家一元管理や、監視システム問題など。

呼びかけ人(50音順) 
糸数慶子(無所属・参議院議員) 井上哲士(共産党・参議院議員) 
枝野幸男(民主党・衆議院議員) 小川敏夫(民主党・参議院議員) 
川田龍平(無所属・参議院議員) 田中康夫(新党日本・参議院議員)
千葉景子(民主党・参議院議員) 仁比聡平(共産党・参議院議員) 
福島みずほ(社民党・参議院議員) 保坂展人(社民党・衆議院議員) 
松岡徹(民主党・参議院議員)

連 絡 先  福島みずほ事務所(03-3508-8506) 
 千葉景子事務所 (03-3508-8412)

Created by staff01. Last modified on 2007-10-20 23:06:22 Copyright: Default

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