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LNJ Logo JR東日本株主総会〜役員の嘘とごまかし
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News Item 0622jrsokai
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*以下は「ともにGO! 」に掲載されたレポートです。

 JR東日本の株主総会(6月22日)がホテル・ニューオータニで開かれた。開始時間の10時には、清野智社長以下、役員が颯爽と入場。清野社長が議長の任に就いた。

 清野議長は株主に対し、「発言は一人3問、3分まで」と制約して株主総会が始まった。しかし、自分で規制しておきながら、質問が終了していないのに次の発言者を指名するなど、自ら議事を混乱させる不手際を繰り返した。

 その後も清野議長の進行のまずさから、混乱は続いた。
 各取締役の答弁内容も、まったく中身がない。言葉や振る舞いは紳士的だが、嘘と誤魔化しに終始した。それを目の当たりにした一般株主は、JR東日本会社の不遜な態度に嫌気がさしたのか、12時ころからは退席する人が多かった。

 会社としては12時ころに総会を終了させたかったようだが、結局14時半まで総会は長引いた。
 総会の終了も、清野議長の一方的な採決で打ち切り。これが現在のJR東日本会社の本当の姿だと思った。株主や利用者、地域住民の声に耳を貸さず、利益を最優先させる姿勢が貫かれていたが、私たち原告株主や共闘の株主の追及(安全問題や労使問題、カクマル問題など)で、一般株主の目にはJR東日本の実態と真実が映し出されたと感じた。

 4時間半の株主総会では社長以下、役員の無能さが目立った。特に、清野社長が赤くなったり青くなったり、汗だくで憔悴しきっている顔が大きなモニター画面に映し出されていたのが印象的だった。

 発言はできなかったが、1047名問題の解決に向ける原告と共闘の力を示すことが出来た。今後もこの力を強めて闘って行こう。

 高橋政幸(国労名寄闘争団・JR株主)


Created by staff01. Last modified on 2007-06-25 13:16:27 Copyright: Default

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