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 はじめまして。私は、岐阜県在住の「匿名希望」のものです。

 私は岐阜県下の関ハローワーク職員に、「誤回答」をされ被害を受けました。
当然、被害回復を求めましたが、関ハローワーク所長が非を認めようとしません。
 様々なところに相談しましたが、「法律で決められた受給資格は変えられない」と言われました。
それでも、職員が退職前に「受給資格を得るまで一ヶ月足りない」と言っていただけていれば、結果が違いました。 それを聞きに仕事を休んでハローワークへ行ったのですから・・・・

 事の始まりは、今年2/13に退職をして、2/23に関ハローワークへ離職票を持って行き、職員であるAさんという方に登録をして頂きました。しかし、家へ帰った後、職員のBさんという方より「受給資格が無い可能性があります。あなたの場合は珍しい例だったため、一旦は登録をしてしまいましたが、もう少し待ってください」と、言われ、翌日に「正式に調べた結果、受給資格が僅かに足りませんでした。」と言われました。

 遡る事1年前、1年間の短時間雇用契約で美濃市教育委員会の仕事が終了し、ハローワークへ離職票を出すと、Bさんより「360日の契約ですね。5日足りないから受給資格ありません。極論、どこかで一ヶ月働けば、受給資格が発生しますから。でも1年で加入継続が出来ませんから気をつけてくださいね。これからは、
退職前に免許証を持って聞きに来てください。そしたら、こんな事にはなりませんから。ただし、その件は電話ではお答えできませんので、気をつけてください」と言われました。

 6月から12月までの職業訓練が受給者ではなくても受けれることを知り、Bさんにその職業訓練の申し込みを依頼する。すると、Bさんは「あなたの場合は、長い間無収入になりますが、絶対途中で辞めないで下さいね。辞められると、ハローワークが迷惑するのです。6ヶ月収入は無いですが良いですか?」と確認をされる。それで、テストと面接を訓練校で受け、関ハローワークより受講証が出て通い始めました。その訓練名は、プログラミングC++ 講座です。私は、言われたとおりに、毎日通いました。

 3ヶ月は座学、残りの3ヶ月はOJTとして企業内での職業訓練でした。私は、訓練校の校長が勤めるIT会社へのOJT兼アルバイト就職をしました。10月11日よりフルタイムで働き初め、そして、12月6日に大雪が降った日に、会社を休み、午後に関ハローワークに行き国枝さんに、現在の受給資格に付いて尋ねました。聞きに行った理由は、12月10日にOJTが終了するので、現在の状況で受給資格があれば、退職も考えたのです。岐阜県を出て、良い条件の会社を探す計画でした。しかし、Bさんに言われた事は「全く加入状況が確認取れないです」との事です。10月からの給与明細を出しましたが、「確かに天引きは確認取れますが、会社側が加入手続きを忘れているのでしょう。もう少し待ったらどうですか?・・・ 今辞めると、会社に加入手続きをとってもらえない可能性があります。会社側が、1年以上の雇用の見込みの無い人は加入の義務が無いといって加入しない可能背があります。加入手続き後に辞めないと不利になりますよ」と、おっしゃいました。

 それで、後しばらく働く決心をし、1月30日に午前中休んで聞きにいくと、今度はOさんの対応で、加入の確認が取れないと言われるが、10月からの給与明細を全てだして、「どうしたら良いですか?」と聞きました。
「確かに、3ヶ月以上、加入手続きを取らないのは長いですね。会社に聞いてみてください(Iゥゥ ですが、これだけ沢山の給与明細があれば今辞めても以前の加入と合わせれば、受給資格はありますよ」と言われた為、私は上司に確認を取りました。実際会社側に問い合わせるというのは「退職をほのめかす事」になるのを承知していましたが、受給資格ありと言われましたので、安心しました。
 ですが、加入について、岐阜ハローワーク職員Cさんを巻き込んで、揉めてしまい、結局、クビ同然の形での退社を余儀なくされました。しかし、加入は強制的にして頂きました。

 ※この件は、Bさんが守秘義務を守らず、会社側に私と特定される方法で、会社を密告した社員がいると会社側に伝えました。それを私が知った後、Bさんに電話で問いただしたら、「また苦情を言ってきた」と再度、会社側へ伝えました。

 そして、離職票をもって、関ハローワークで登録し、帰宅すると「受給資格無い」と言われました。

 今回の件で、不服申し立ても行いましたが、「法律で決められた受給資格に満たない事実を変える事は出来ません」と言われ、「上告する権利はあるが、法律は変えられないから、諦めた方がいい」といわれ、謝罪が欲しいというと、関ハローワーク所長の所で話をすればいいと言われました。が、既に、2/24に、返却される私の離職票を受け取りにハローワークに行った時に、所長と話しました。所長は「言った、言わんの世界だからな。」と、まともには取り合ってくれなかったです。

 労働局の人に、「調査の結果12月6日にあなたがハローワークに行った事実確認取れない」と言いましたが、私は、その日午後は母と行動を共にしましたので、母の日記にその事実が書かれておりますし私の勤怠管理簿にも休んだ証拠があります。それでも、職員のBさんは「記憶に無い」と言っています。

 関ハローワークで、非を認めず、私の被害回復の努力をしない事が、悔しい。
 所長が非を認めれば、被害回復処置がとられ、私は受給資格が得られると聞きました。

 そして、ある組合の方より、最近、私と同じような相談があり、「言った。言わんの世界で泣き寝入りだった」 と聞きました。そして、ハローワークでは「納得できず、怒鳴っているお客さんが多い」とも聞きました。

 岐阜県下のハローワークの仕事に、私はかなり不信感を抱いております。田舎の人は事なかれ主義で、泣き寝入りをする人が多いのは確かですが、正義が見られません。どうしても納得がいかず、私は様々なところに問い合わせましたが、「我慢しろ」と言われ更に、弁護士さんには「ハローワーク職員を告訴するのは、国を告訴する事。時間とお金がかかり、難しい」と言われました。更に、行政を告訴する事が出来る弁護士さんは、岐阜県に少なかったです。
 
 私は、プロであるハローワーク職員に、自分では分からない情報を求めて仕事を休みハローワークに行きました。彼らは、プロのはずです。もし、複雑な例だったのでしたら、慎重に計算し、一か月分足りないという事を、教えていただきたかった。 と、とても悔やまれます。そして、彼ら自身が、非を認めない姿に、憤りを感じております。

 私は、裁判を考えておりますが、調べれば調べるほど、驚く事が分かりました。
たとえ特定個人の公務員を告訴したくても、「公務上のミス」は、国家賠償法という法律があるために、個人が「簡易裁判所」で裁判をしたくても、地方裁判所へ移送され、裁判するだけマイナスになるくらい、時間とお金がかかるそうです。判例を調べると、雇用保険関連の過去の判例が一件もありませんでした。

 ある組合の方より、別の職安で最近同じような事が起こったばかりと聞きました・・・ 結構頻繁にあるけど、怒る人が少ないのでしょうか?

Created by staff01. Last modified on 2006-03-23 21:31:19 Copyright: Default

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