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News Item 20050603m1
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*レイバーネット日本・メーリングリストより

高須です。

国際労働研究センターで下記のとおり、労働法制の動向に関する研究会を開催します。 2007年に予定される労働時間法制の改定と労働契約法制の立法化は、従来の労働法制 の枠組みを大きく変える重大な動きです。これまでの労基法改悪などとは次元が異な る重大な問題ですが、十分に議論がなされていません。

多くのみなさんにご参加をいただきたくご案内します。

参考となる関連リンクを一番下に掲載しました。

高須裕彦
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2005年6月3日

国際労働研究センター
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ctls

第81回定例研究会のご案内
−労働時間法制の改定と労働契約法制の立法化等をどう考えるか−

労働法制をめぐって、再び大きな動きが起きています。

本通常国会では、労働安全衛生法・時短促進法・労災保険法・労働保険徴収法の一部 「改正」法案が上程されており、すでに審議入りしています。

06年通常国会に向けては、産業別最低賃金制度の廃止などを内容とする最低賃金法の 「改正」や間接差別等をめぐって男女雇用機会均等法の改正が予定されています。

また、07年通常国会に向けては、アメリカのホワイトカラー・エグゼンプション制度 を基調とした労働時間規制の適用除外制度の導入等が目論まれており、あわせて、 「労働契約法」(仮称)の制定に向けた準備が進んでいます。ここでは、「雇用継続型 労働契約変更制度」や「解雇の金銭解決制度」の導入、そして「任意規定」をどこま で容認するか等が課題として浮上しています。

今回の研究会では、労働時間法制と労働契約法制に焦点をあて、下記のとおりの報告・ 討論を予定しています。相次ぐ労働法制の見直しの動きとその問題点を明らかにし、 それに対する運動についても議論していきたいと考えています。

多くの皆様のご参加をお願いします。

日 時:2005年7月9日(土)13:30-18:00

場 所:法政大学市ヶ谷校舎ボアソナードタワー806教室(8階)
    (市ヶ谷校舎の市ヶ谷駅よりで一番高い建物です)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ctls/btower.html

テーマ:労働時間法制の改定と労働契約法制の立法化等をどう考えるか

報告1:「労働時間法制・労働契約法制等の見直しの動向−今、厚生労働省で何が起きて いるのか−」:森崎巌さん(全労働省労働組合書記長)

報告2:「日本労働弁護団による『労働契約法制に関する提言』と『アメリカ・ドイツ 調査報告』」:小川英郎さん(弁護士、日本労働弁護団事務局長)

報告3:「労働時間法制・労働契約法制の見直しは何が問題か−労働者・労働組合の立場 から−」:田島恵一さん(全国一般本部書記長、厚生労働省労政審労働条件分科会労働者 委員)

司 会:高須裕彦さん(国際労働研究センター共同代表)

資料代:500円(会員は無料)

[関連リンク]

厚生労働省「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」中間取りまとめ
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0413-8.html

なお、厚生労働省は上記とりまとめに対するパブリックコメントを6月20日まで募集し ている
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/s0520-4.html

上記中間とりまとめに対する日本労働弁護団の見解
http://homepage1.nifty.com/rouben/teigen05/gen050427.htm

日本労働弁護団の労働契約法制立法提言
http://homepage1.nifty.com/rouben/teigen05/gen050519maegaki.htm

厚生労働省「今後の労働時間制度に関する研究会」の発足
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0428-3.html

以 上


Created byStaff. Created on 2005-06-03 21:10:55 / Last modified on 2006-07-01 03:42:28 Copyright: Default

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