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News Item 20011014APHEDA
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オーストラリアの労働組合、アフガニスタン難民支援に乗り出す

APHEDA - 本日、Union Aid Abroadはアフガニスタンからの難民に対する緊急 アピールを出した。

「アフガニスタンの危機は日々強まり、緊急の支援を必要としてる750万人ほ どが移動をはじめ、そしてもうすぐ冬が来ようとしている」とオーストラリア の労働組合運動における人道的国際援助部門、APHEDA - Union Aid Abroad執 行部のPhillip Hazeltonは語っている。最近アフガニスタンの人々が受けてい る苦しみは、三年以上の干ばつと20年にわたる戦争によってもたらされている ものだ。

オーストラリア各地の組合員からAPHEDA - Union Aid Abroadへの寄付はアフ ガニスタン難民にかかわる次の二つの組織に分配される予定である。

  • Handicap Internationalはパキスタンのクェッタ周辺で、主に老人や地雷によって身体に障害を受けた人々を支援している。
  • 英国に本拠地を置く医療NGOのMerlinはタジキスタン周辺に住むアフガニスタン難民の医療支援を行なっている。

APHEDA - Union Aid Abroadは「タリバンに対して取られた軍事行動は、テロ リストのネットワークだけを直接の標的とし、すでに何年もの間、極端な苦痛 にさらされてきたアフガニスタンの市民への被害が及ぶことを避けること」を 保証せよという国際自由労連の呼びかけを支持している。

APHEDA - Union Aid Abroadはテロリズムを非難すると同時に、世界の政府に 対して、単にテロリズムの現象を見るばかりでなく、その根本的な原因を解決 するよう訴えている。世界のコミュニティは力ではなく、苦しみをわかちあわ なければならず、多くの不満の原因であり、テロリズムがはびこる温床を提供 する貧困と不正の克服に立ち向かわなければならない。APHEDA - Union Aid Abroadはすべての国の政府に対し、人権を守ることを要求する。ここで人権に は、難民の権利、つまりより多くの支援を得、負債を帳消しにし、中東におけ る二つの大きな問題、つまりパレスチナの人々の独立とすでに百万人以上が死 んでいるイラクに対する制裁の解除などが含まれる。

APHEDA - Union Aid Abroad議長のTas Bullは、平和とわかちあいを信じるす べての組合員とオーストラリアの人々に対して、このアピールに応えて寄付を してくれることを願う。彼は「団結を信じるわれわれは、たいへんな苦しみの 中で死の危険にさらされている何百万もの難民を冷淡に傍観していることはで きない」と語っている。

寄付は税金が免除されます。寄付の宛先は:

Phone: 1800.888.674 (business hours)

Fax: (02) 9261.1118

Email: apheda@labor.net.au

原文はhttp://workers.labor.net.au/115/news9_afghan.html

日本語訳文責: 安田


Created byStaff. Created on 2001-10-14 06:43:43 / Last modified on 2005-09-05 02:58:26 Copyright: Default

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