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2025/10/27 JCA-NETセミナー10月(グローバル暗号化デー特集)(全3回)第2回:暗号化とパスワード管理(10/27 19:00〜 Jitsi-meet)

案内→https://x.gd/lJu5s
   https://x.gd/52kNI

10月のJCA-NETセミナー(グローバル暗号化デー特集)

グローバル暗号化デーとは
 グローバル暗号化連合の呼びかけで、毎年10月21日はグローバル暗号化デーとして、プライバシーや人権の問題に取り組んでいる世界中のインターネットの団体が一斉に、暗号化をテーマとした様々なアクションに取り組みます。
 JCA-NETもグローバル暗号化連合のメンバーとして、毎年10月は暗号化をテーマにセミナーを開催しています。
 今年は、21日と27日に開催します。

セミナー1:10月21日(火)19時から 暗号化とフェミニズム――グローバル暗号化デー(1)
セミナー2:10月27日(月)19時から 暗号化とパスワード管理――グローバル暗号化デー(2)
セミナー3:10月30日(木)19時から フォローアップ

参加方法
・参加費:無料(カンパ大歓迎)
・JCA-NETの会員以外の方でセミナーに初めて参加される方は予約が必要です。
 メールにてjcanet-seminar@jca.apc.orgまで以下の各項目を記載して申し込んでください。
- おなまえ
- メールアドレス
- 参加希望のセミナー番号(複数可)
- 今後もセミナーの案内を希望するばあいは「案内希望」とお書きください。
- セミナーのメーリングリストに参加希望のばあいは「メーリングリスト希望」
とお書きください。
・JCA-NETの会員メーリングリスト、digital-rightsメーリングリストに登録されている方は、当日30分前に配信される、メーリングリストからの会議室案内をみてアクセスしてください。
・オンラインはJitsi-meetを使用します。

問合せ:小倉利丸(JCA-NET理事)
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495

セミナー1:10月21日(火) 19時から 暗号化とフェミニズム――グローバル暗号化デー(1)
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 21日のテーマは、「暗号化とフェミニズム」です。
 日本では、報道機関や警察が「秘匿性の高いアプリ」(暗号化通信アプリ)をネット犯罪の温床であるかのように否定的に報じることをよく目にします。
 子どもの性的搾取の取り締まりを口実に、暗号化サービスを規制する動きが世界的にも顕著になっています。
 結果として、暗号化アプリの利用がためらわれたり、暗号の法的規制を容認する憂慮すべき世論形成につながりかねません。
 親密なパートナーからの暴力、ストーカーやヘイト行為、国家による弾圧など動機も加害者も様々であっても、被害者となる人たちは、常に、そのコミュニケーションを監視され、動静を追跡され、自由に仲間や支援者たちとの連絡をとることを阻止されたりする事態に直面します。
 こうした場合に、通信の秘密を防御する手段として暗号化は欠かすことができません。
 暗号化は人権、特に監視・虐待・弾圧のリスクにさらされる女性、未成年の若者、ジェンダー多様性を持つ人々の人権を保護する必須の手段です。
 残念ながら、こうした暗号の役割への理解が日本では十分に浸透していません。
 今回は、最近話題になっているフェミニズムと暗号化を議論の紹介を通じて、暗号化の重要性を議論します。

セミナー2:10月27日(月) 19時から 暗号化とパスワード管理――グローバル暗号化デー(2)
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 これまでもセミナーで何度となく暗号や暗号化ソフトウェアを紹介してきました。
 暗号化されたデータを復号(解読)するにはパスワードなどが必要になります。
 暗号化ソフトの導入で安心してしまい、復号パスワードの設定や管理がおろそかになるケースがあります。
 いかに強力な暗号化ソフトを導入したとしても、パスワードが「1234」とか生年月日など容易に推測できたり、パスワードの使い回しをするなど脆弱な設定になっていれば、暗号化の効果はゼロに等しいといってもよいでしょう。
 暗号化とパスワード管理は一体のものとして導入・管理する必要があります。
 今回のセミナーでは、パスワードの設定・管理も含めて暗号化をきちんと確保する上で、最低限どのよな取り組みが必要かを紹介します。これまでのセミナーでも、パスワードの管理方法や暗号化ソフトについて紹介してきました。
 これらを再度紹介しつつ、なるべく多くの皆さんにとって導入しやすい方法を紹介します。
 パスワードの管理も暗号化もわかっていても実際に実行するハードルが高いと感じて躊躇される場合も多いので、参加した皆さんと議論しながら、なるべく簡単に導入できる方法を提案します。

セミナー3:10月30日(木)19時から フォローアップ
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 毎月最後の回は、特にテーマを設けずに、参加者の皆さんが持ち寄った様々な疑問や質問、あるいは意見などをとりあげながら進めています。
 毎回のセミナーでは十分に取り上げられなかった課題や消化不良になった話題について、補足の説明などにあてる場合もあります。
 今月は、グローバル暗号化デーへの参加として暗号化を特集しましたが、二回のセミナーで、わかりにくかった論点や疑問点などについては、ぜひこのフォローアップに参加して質問などしてください。
 このセミナーではLinuxOSにも力を入れています。
 初心者の方でLinuxに関連する質問などができる場所が限られていますので、ぜひ疑問や質問を持ち寄ってください。

そのほか技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一例。
- Wi-Fiの設定見直し
- アプリ内ブラウザの問題点
- Privacy BadgerやuBlock Originの使い方
- XやFacebookに代替するMastodonの使い方
- CryptPadの使い方
- Zoomに代替するJitsiを使ったオンライン会議
- 機械翻訳の活用(DeepL)
など。

最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になった事柄の一例。
- 政府による暗号規制
- サイバースパイ・サイバー攻撃法案
- ガザ戦争とIT産業の戦争責任
- 生成AI
- 国連サイバー犯罪条約
- マイナンバーとデジタルID
- ジェンダーとインターネット
など。

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