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LNJ Logo この海の向こうに−パレスチナ・ウクライナを思う展覧会(9/16〜9/21 川崎市)最終日
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2025/09/21 この海の向こうに−パレスチナ・ウクライナを思う展覧会(9/16〜9/21 川崎市)最終日

案内→https://x.gd/KDOXH
   https://x.gd/LEghB

 パレスチナとウクライナでは、今も民間人への残虐な攻撃による悲惨な状況が続いています。
 ガザではイスラエルによる攻撃により6万人以上の民間人が犠牲となり、子どもたちの飢餓の被害も深刻化しています。
 一方、ウクライナではロシアの侵略が続き、広範囲にわたる違法な併合と住宅やインフラへの容赦ない攻撃によって多くの人々と生き物たちが苦しみの中にいます。
 なぜこのような暴力や残虐な行為を誰も止めることができないのか?
 かつて植民地を支配し、現在も続くさまざまな根深い差別を乗り越えられずにいる日本に住む私たちにとっても、けっして他人ごとではありません。
 この海の向こうに、パレスチナとウクライナがあります。
 私たちは潮風の届く多文化共生のまち・川崎に集い、パレスチナ・ウクライナを思う展覧会を開くことにしました。
 この展覧会を通じて「水平線の向こう」に目を凝らし、虐殺を止めるために、私たちにできることをみんなで一緒に考えていきたい。
 そんな思いを共有できたら幸いです。

参加アーティスト
阿部尊美
イイヅカ・サトコ
飯沼知寿子
Watermelon Alliance
カナリア
木村りべか
鯨井蜻郎
後藤瑞穂
戸山恢
齋藤レイ
坂内美和子
櫻川豊敏
砂守かずら
タジマカズコ
花田伸
土方美雄
Nada Rajab
Birzeit University
Fadi
三木祥子
Yuliia Bondarenko

この海の向こうに― パレスチナ・ウクライナを思う展覧会
日 時:2025年9月16日(火)〜9月21日(日)10:00〜19:00(入場は18:30まで)
※16日は13:00開場 21日は17:00終了
会 場:アートガーデンかわさき 第2展示室
 〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12-1
 タワーリバーク3F
 JR「川崎駅」徒歩3分
 「京急川崎駅」徒歩2分)
 アクセス→https://x.gd/awBCF
 地図→https://x.gd/c0mFA
入場料:無料
(会場ではパレスチナ、ウクライナで暮らす人のための寄付を募ります。できる方はぜひご協力をお願いいたします。)
共 催:
 オリンピック終息宣言展実行委員会
 パレスチナ あたたかい家
協 力:パレスチナに涙を。さっぽろ

イベント
「ウクライナ、パレスチナの声を写真で伝える」
 ロシアは核兵器の脅威もちらつかせながらウクライナへの軍事侵攻を続け、パレスチナではイスラエルによる虐殺が続いています。
 ガザ地区に留まらず、ヨルダン川西岸地区でも、土地の収奪やイスラエル兵・入植者による襲撃が相次ぎ、住民たちの追放が進められてきました。
 現地を取材中、「日本も中立ではない」「加担している」という言葉を度々受けました。
 不条理の中を生きる人々の声を、写真を通して伝えるとともに、日本社会から何ができるか、考えていきます。
日 時:9月18日(木)19:00〜20:30(開場18:30)
会 場:川崎市立産業振興会館 11階 第6会議室
 〒212-0013 川崎市幸区堀川町66-20
 JR「川崎駅」徒歩8分
 「京急川崎駅」徒歩8分
 アクセス→https://x.gd/qlwyS
 地図→https://x.gd/vJELE
講 師:安田菜津紀さん(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
司 会:周香織さん(クルド人難民Mさんを支援する会事務局長)
参加費:1000円

※要予約
予約方法:
 メールアドレス tlessoor@eos.ocn.ne.jp あてに件名「安田さん講演会予約」とし、メール本文に参加する方のお名前をご記入下さい。
 参加費は会場での支払いとなります。

安田菜津紀(やすだ・なつき)さん
 1987年神奈川県生まれ。
 認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。
 16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。
 現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。
 東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
 著書に『国籍と遺書、兄への手紙ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。
 上智大学卒。
 現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

周香織(しゅう・かおり)さん
 クルド人難民Mさんを支援する会事務局長。
 「この海の向こうに」展出品作家。

「ウクライナ―チェチェン―パレスチナ 三つの戦争から考える解放闘争―ロシア帝国戦争の30年」
 ロシアによるウクライナ侵略が大きな問題になっていますが、その前にチェチェン戦争というものがありました。
 1991年に独立を宣言した旧ソ連圏の小国チェチェンに対して、プーチン政権が2000年代まで徹底的に弾圧し、西側はこれを傍観しました。
 チェチェン戦争を阻止していれば、今のような侵略は起きていなかったかもしれません。
 ウクライナ、チェチェン、そしてパレスチナを解放するために何が必要なのか、討論を通して考える集いです。
日 時:9月19日(金)18:30〜20:50(開場18:15)
会 場:川崎市立産業振興会館 11階 第6会議室
 〒212-0013 川崎市幸区堀川町66-20
 JR「川崎駅」徒歩8分
 「京急川崎駅」徒歩8分
 アクセス→https://x.gd/qlwyS
 地図→https://x.gd/vJELE
解 説:林克明さん(ジャーナリスト)
※ウクライナの戦いを描いた映像を上映
主 催:ウクライナ連帯ネットワーク
参加費:500円

※要予約
予約方法:
 メールアドレス tlessoor@eos.ocn.ne.jp あてに件名「林さん講演会予約」とし、メール本文に参加する方のお名前をご記入下さい。
 参加費は会場での支払いとなります。

林克明(はやし・まさあき)さん
 ジャーナリスト。
 1960年生まれ。
 業界誌記者、週刊現代記者を経てフリーに。
 95年からチェチェン戦争を取材。
 第一作『カフカスの小さな国』で小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。
 近刊に上記受賞作の増補改訂版『ロシア・チェチェン戦争の628日〜ウクライナ侵攻の原点に迫る』(清談社Publico)、著書に『増補版プーチン政権の闇〜チェチェンからウクライナへ』(高文研)、『戦地に生きる人々』(集英社新書・共著)、『不当逮捕 築地警察交通取締りの罠』(同時代社)、『渡辺てる子の放浪記』(同時代社)、『秘密保護法〜社会はどうかわるか』(共著、集英社新書)など多数。

「パレスチナ・ウクライナ 歴史認識と検閲を考える」
 ウクライナとパレスチナの現代作家の抵抗と批判の表現を紹介します。
 また、パレスチナに関わる表現への欧米での検閲・弾圧の状況、ロシアの現代美術の右傾化と検閲状況、そしてロシア中心的史観からの見直しが進むウクライナの近現代美術史も読み解きます。
 これらの抵抗と歴史認識への苦闘を知ることは、私たち日本に生きる市民にも大きな意味があります。
日 時:9月21日(日)13:30〜16:00
講 師:アライ=ヒロユキさん(美術・文化社会批評)
会 場:ミューザ川崎 シンフォニーホール 4階会議室1
 〒212-8557 川崎市幸区大宮町1310
 JR「川崎駅」中央西口から徒歩3分
 「京急川崎駅」中央口から徒歩8分
 アクセス→https://x.gd/iEJAl
 地図→https://x.gd/2XCPa
参加費:1000円

※予約不要(先着順)

アライ=ヒロユキさん
 1965年生まれ。
 美術・文化社会批評。
 美術評論家連盟/国際美術評論家連盟会員。
 著作に『検閲という空気』『天皇アート論』『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』(社会評論社)、『オタ文化からサブカルへ』『ニューイングランド紀行』(繊研新聞社)。
 共著に『あいちトリエンナーレ「展示中止」事件』(岡本有佳共著、岩波書店)ほか。
 キュレーションほか:表現の不自由展(MOCA Taipei、2020年)、あいちトリエンナーレ2019(「表現の不自由展・その後」)、金復鎮賞受賞(2019年、韓国)。
 連載:「アートと公共性」(『月刊社会民主』、社会民主党)、「オークション情報」(『月刊美術』月報+年報、サン・アート)。

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