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2025/08/25 Zoomは8/25までに申込み わだつみ会集会「抵抗は権利であり義務〜尹奉吉(ユン・ボンギル)追悼の意義とその闘い」(8/30 14:00〜 大阪市&Zoom)

 今回は大阪で開催します。

 抵抗は権利であり義務である〜尹奉吉(ユン・ボンギル)追悼の意義とその闘い
「人権が公権力によって侵害されたなら各人の抵抗は権利であり義務である」。

 ドイツのナチ政権下での反ナチの闘いの中で、抵抗を企て実行した人々の闘いへの讃歌である。
 それは同時に、大日本帝国の植民地支配下における朝鮮半島で、そして中国で、アジア太平洋で闘った人々への讃歌である。

 大日本帝国による朝鮮侵略と植民地化と過酷な支配

 大日本帝国は明治維新の直後から、朝鮮半島・中国への侵略を開始した。
 1875年(明治8年)の江華島事件を端緒に朝鮮の植民地化攻撃が始まった。
 その中で日本軍は朝鮮王宮を武力占領、「日清戦争」、「日露戦争」と続き、日本は韓国の「外交権」を奪い、軍隊を解散させ、警察や司法の「司法権」を奪った。
 そして言論・結社・出版・表現の自由を奪った。
 そして農民から農地を取り上げた。
 その仕上げとして1910年に「韓国併合」が行われ、朝鮮総督府による過酷な支配が進められた。
 憲法は施行されず、国会は開設されず、治安維持法によって民主主義と民族の独立を求める運動は残忍に取り締まられた。

 尹泰吉の闘いは祖国解放と民族独立

 尹泰吉は26歳で故郷に夜学を開設し農村で啓蒙活動を行った。
 その後1930年に上海に亡命し、大韓民国臨時政府の運動に加わった。
 1932年、上海で「天長節」に日本軍による「上海占領」の祝賀会が開かれた。
 彼は「敵の将校を殺戮」し、「祖国の独立と自由を回復する」ために、式典に参加していた日本軍の上海派遣軍司令官に対し怒りの爆弾を投げつけた。
 尹泰吉は逮捕され、大阪を経由し金沢に送られ、1932年12月19日、銃殺され密かに暗葬された。
 戦後、在日朝鮮人の努力により発掘された。

2025年「わだつみ会」8・30集会「抵抗は権利であり義務である」
日 時:2025年8月30日(土)14:00〜16:30(13:30開場)
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:大阪国労会館1階ホール
 〒530-0034 大阪市北区錦町2-2
 JR環状線「天満駅」徒歩約2分
 地下鉄堺筋線「扇町駅」徒歩約3分
 地図→https://x.gd/vN7Qh
講 演:「尹奉吉(ユン・ボンギル)追悼の意義とその闘い」
講 師:田村光彰さん(元北陸大学教員、尹奉吉義士共の会会長、大東亜聖戦大碑の撤去を求め、戦争の美化を許さない会事務局長等を歴任)
資料費:一般1000円/学生500円/障碍者無料)
主 催:日本戦没学生記念会(わだつみ会)
連絡先:info@wadatsumikai.com
協 賛:
 不戦兵士を語り継ぐ会
 南京大虐殺60カ年大阪実行委員会

講師紹介:田村光彰(たむらみつあき)さん
 埼玉大学理工学部に学ぶが、在学中にベトナム反戦運動に関わり、ベトナムにおけるアメリカ合衆国の関与に対する批判意識からナチス・ドイツへの関心をもち、卒業後に金沢大学文学部に転じてドイツ文学を学び、さらに大学院に進学。
 北陸大学で法学部教授として勤める。
 第2次世界大戦の敗戦国である日本とドイツの戦争責任問題、ヨーロッパにおける移民や難民問題の研究を行う。
 「尹奉吉義士共の会」会長、「大東亜聖戦大碑の撤去を求め、戦争の美化を許さない会」事務局長等を歴任。
 また石川県教職員組合の「いしかわ教育総合研究所」の所長を務めた。
 主な著作:『統一ドイツの苦悩−外国人襲撃と共生のはざまで』技術と人間、1993年、『現代ドイツの社会・文化を知るための48章』明石書店、2003年、『ナチスドイツの強制労働と戦後処理』社会評論社、2006年、『抵抗者ゲオルク・エルザーと尹奉吉』三一書房、2019年、『抵抗は義務か?ゲオルク・エルザーと尹奉吉三一独立運動から日韓の友好交流へ』論座2020年、他訳書多数。

◆ZOOM参加も可能です。ZOOMを使用しての参加をご希望される方は、8月25日までに下記の事務局アドレスに、お名前と住所を記して申込みください。
 info@wadatsumikai.com
※参加申し込みされた方には、8月25日までにURLと資料を送ります。
※ZOOM参加される方からの、わだつみ会へのカンパは大歓迎です。
 郵便振替口座:00170-0-161293 日本戦没学生記念会
※ZOOM参加を登録されると、「後日配信」を視聴できます。
※当日の質問は挙手による発言とし、チャットによる問合せには対応できません。

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