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2025/09/06 伊達判決を生かし、戦争しない国・恒久平和を目指す社会の実現に向けて〜伊達判決 66周年シンポジウム〜(明治大学)

伊達判決を生かし、戦争しない国・恒久平和を目指す社会の実現に向けて〜伊達判決
66周年シンポジウム〜

◆日時:2025年9月6日(土)13:00〜(開場12:45)

    事前の申し込みは不要です

◆場所:明治大学 和泉キャンパス 和泉図書館ホール(1階)

京王線/井の頭線/都営新宿線(京王新線直通)
「明大前駅」徒歩 約5分
地図

◆挨拶 丸川哲史さん(明治大学政治経済学部教授/大学院教養デザイン研究科科
長)

◆伊達判決を生かす会 活動報告

◆砂川事件裁判国家賠償請求訴訟経過報告 弁護団/原告

◆パネルディスカッション

◆講演:「伊達判決を現代に生かし、戦争をしない国を確かなものに」
   講師 吉田 敏浩さん(ジャーナリスト)
    プロフィール 1957年 大分県臼杵市生まれ

おもな著書
「ルポ 軍事優先社会―暮らしの中の『戦争準備』」(岩波新書)
「日米安保と砂川判決の黒い霧」(彩流社)「ルポ 戦争協力拒否」(岩波新書) 
「密約 日米地位協定と米兵犯罪」(毎日新聞社)
「沖縄 日本で最も戦場に近い場所」(毎日新聞社)
「赤紙と徴兵」(彩流社)「いける本」大賞 受賞
「『日米合同委員会』の研究」(創元社) 日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)受賞
「森の回廊」(NHK出版)大宅壮一ノンフィクション賞 受賞 ほか著書多数

◆共催 伊達判決を生かす会
    明治大学「リベラルアーツ研究所」

◆連絡先:090-9152-2408 (伊達判決を生かす会 事務局 西尾)

◆砂川事件国賠訴訟とは◆

1957年、立川基地拡張反対で労働者・学生が基地内に立ち入り逮捕、7人が起訴され
た。東京地裁・伊達秋雄裁判長の判決は「米軍駐留は違憲、被告人は無罪」(1959年
伊達判決)。検察側は最高裁に跳躍上告。最高裁・田中耕太郎裁判長は伊達判決を破
棄、地裁に差し戻した。1961年、地裁差戻審で被告に罰金2000円の有罪判決。最高裁
が上告棄却し有罪鑑定。この間、1960年日米新安保条約・地位協定調印。

2008年、新原昭治氏が米国公文書館で砂川事件に関する日米密議資料発見。翌年「伊
達判決を生かす会」発足。2014年元被告ら東京地裁に再審請求。地裁から最高裁、再
審請求棄却。2019年元被告ら国家賠償請求訴訟を起こす。2024年1月東京地裁国賠請
求棄却。9月東京高裁第1回控訴審。2025年1月31日控訴審判決、棄却され、最高裁へ
上告。

◆なぜ国賠訴訟でたたかっているか◆

伊達判決後、高裁を跳ばして最高裁で審理。そのかげには田中最高裁長官が駐日米国
大使らと密談、裁判情報を漏洩した不正行為があった。これらのことが上記の日米密
議資料で明らかになった。元被告らは、田中長官の不正行為で憲法37条「公平な裁判
所」の裁判を受ける権利が侵害されたとして国賠訴訟(罰金の返還、国の謝罪等)を
起こした。

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