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2025/07/03 朝鮮半島における軍隊による性暴力被害 ― 公娼制度・「慰安婦」・基地村

第2回 7/3(木)19:00〜21:00

講師:梁・永山聡子さん

2025年は大日本帝国の侵略戦争終結から80年を迎える。日本は敗戦し、沖縄を含め日本の
侵略・占領、植民地化された地域は解放された。80年の月日は私たちに何をもたらしたの
だろうか?侵略した側は忘却または日本の都合の良い形で解釈・認識を行い続けている。
最もそのような状況下に追いやられているのが、慰安所制度の被害者をはじめとする、日
本軍が主体的に行った、様々な形態の性暴力である。
みなさんは、日本軍が行った性暴力をどのくらい知っているだろうか? それらの被害・
加害がどのように個々の社会に影響を与え続け、今でも暗い影を落としているか、想像し
たことがあるだろうか?
この問題は、単に歴史の中の出来事ではない。日本軍の性暴力の実態を明らかにし、解決
するために、被害者をはじめとする多くの人々がグローバルでトランスナショナルなフェ
ミニズム運動を展開し、性暴力被害者、戦争・侵略における道具としての性暴力を「問題
」とすることに成功し、認識のパラダイムシフトを行った。ご存じのように、世界最初の
Metooは日本軍の性暴力被害者だ。インターセクショナル・フェミニズムをかかげるなら
ば、日本軍性暴力問題はまさにその主要課題である。
ふぇみ・ぜみ&カフェでは、2014年のゆるふぇみ・カフェ開始以来、日本軍の性暴力の被
害実態、被害者主体の解決運動、解決・支援者の運動、社会認識などをテーマに、講座、
講演、展示、上映会、朗読劇などを積極的に行ってきた。
ふぇみ・ゼミ&カフェでは、複数回にわけて日本軍の性暴力問題について講座を行う。本
講座は、Vol.1として最低限知っておくべき基礎の内容を行う。各回の内容はそれぞれの
講師概要をご覧いただきたい。

■お申し込み・詳細は下記のURLから!!
https://jmsv1.peatix.com/


■講師プロフィール
講師:梁・永山聡子(ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員、成城大学グローカルセンター)
2011年頃より日本軍の性暴力解決運動に携わる。日本軍の性暴力が朝鮮半島・海南島・日
本のジェンダー秩序やフェミニズム運動にどのような影響を与えたのかを調査・研究。こ
の問題ではAJWRC、吉見裁判、希望のたね基金などで活動。韓国・女性家族部・日本軍「
慰安婦」問題研究所で日本軍の公文書整理などに従事。現在はふぇみ・ゼミ&カフェ、大
学で日本軍の性暴力及び解決運動を紹介している。
関連業績:「公共施設で開催することの影響性と課題—国立公民館 日本軍「慰安婦
」制度の展示からー」『月刊社会教育』(2015)、「今、「慰安婦」問題と関わることー
自分のできること、やりたいことを見つける旅」『戦争責任研究』(2017)、「『他者化
』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』(
2018)など。https://researchmap.jp/HSRN

■各講座スケジュール
第1回 6/22(日)16:00〜19:00 映画『オレの心は負けてない』上映+アフター
トーク
(司会:飯野由里子、対談:熱田敬子、梁・永山聡子)

第2回 7/3(木)19:00〜21:00 講師:梁・永山聡子さん
朝鮮半島における軍隊による性暴力被害 ― 公娼制度・「慰安婦」・基地村

第3回 7/17(木)19:00〜21:00 講師:熱田敬子さん
中国侵略戦争と日本軍性暴力〜「女性と子どもに対する暴力」が見落としてきたも


第4回 8/2(土)14:00〜16:00 講師:宮城晴美さん
沖縄における軍隊による性暴力被害 ― 日本軍慰安所から米軍基地へ

■開催方法
ハイブリッド開催(Zoom配信+東京赤羽会場)
(後から配信あり。)

お問い合わせー
ふぇみ・ゼミ事務所 〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
メール  femizemi2017@gmail.com
HP  https://femizemi.org/
お申し込み・詳細 https://jmsv1.peatix.com/

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