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2025/08/04 【フェミニズムのためのベーシック講座2025第2弾】遠藤正敬さん「戸籍とはなにか―「家」の思想を衝く」(全5回)第5回「本当に戸籍は必要なのか」

「戸籍とはなにか―「家」の思想を衝く」
「日本人」であればもつことが当然のように考えられている戸籍。だが、戸籍とは何のためにあるのか?と問われた時、明確に答えられる人はどれほどいるだろうか?
戸籍は国民を家族単位で登録し、「日本人」の公式な証明とされてきた。そしてまた、それは「家」の象徴として日本における「家族」のかたちを規定するものであり続けてきた。
だが、戸籍は必ずしも現実の「家族」を反映するものではなかったのも歴然たる事実である。今日「家族」のかたちは多様化の一途であるが、結局は戸籍という厚い壁にぶつかる。そこに目を向ける時、戸籍という国民管理制度のかかえる矛盾や不条理が浮き彫りになる。
意外と知らない戸籍の歴史と役割をたどることにより、「日本人」および「家族」なるものを問い直してみたい。

■お申し込み・詳細は下記のURLまで!!
https://b2fz2025.peatix.com/

■講師プロフィール/遠藤正敬さん
遠藤正敬(えんどう・まさたか)1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。早稲田大学、宇都宮大学等非常勤講師。専攻は政治学、日本政治史。著書に『戸籍と国籍の近現代史−民族・血統・日本人 第3版』(明石書店、2024)『犬神家の戸籍−「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021)、『天皇と戸籍−「日本」を映す鏡』(筑摩選書、2019)、『戸籍と無戸籍−「日本人」の輪郭』(人文書院、2017、サントリー学芸賞受賞)等。

■「戸籍とはなにか―「家」の思想を衝く」日程 / 各回テーマ
 ※時間はすべて19:00-21:00。
第1回 6月9日(月)「戸籍とは何のためにあるのか?―「日本人」のための「家」の系譜」
第2回 6月23日(月)「戸籍の歴史−「日本人」をつくってきたもの」
第3回 7月14日(月)「家制度と戸籍−周縁に追いやられた女性」
第4回 7月28日(月)「日本で認められぬ選択的夫婦別姓と同性婚−戸籍が「家族」の絆になる?」
第5回 8月 4日(月)「本当に戸籍は必要なのか?−多様な個人が生きられる社会へ」
 ※ すべての回でリアルタイム日本語字幕と録画を提供します。

■開催方法
第1-4回まで完全オンライン開催
第5回のみ、会場とオンライン併用のハイブリッド開催
(後から配信あり)

■お問い合わせ
ふぇみ・ゼミ事務所 〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
メール  femizemi2017@gmail.com
HP  https://femizemi.org/
お申し込み・詳細 https://b2fz2025.peatix.com/

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