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2025/05/25 資本論を読む会(世田谷)のご案内

◆当会主宰の宮崎氏による英語版翻訳『資本論』をテキストにした輪読会です(もちろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
 前回は第一巻の最初のところ第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」第1節「商品の要素は二つ。使用価値と価値(価値の実体と価値の大きさ)」(宮崎氏による英語版の翻訳)を再度最初から輪読しました。「資本主義的生産を行う社会では、その富は『商品の巨大な蓄積」のようなものとして現れる」(同前)の「商品の巨大集積」について、どんなイメージか?が提起され、「巨大なビル建築群」「スーパーにうず高く積まれた食料品・衣類」「車・家電製品」等々、思い思いの答えが出されました。「使用価値」については「ある物の有用性が、その物の使用価値である」とあるが「有用性」や「効用性」ついては「コーヒー店で出される飲み物ばかりでなく座席空間など提供されるサービス。品物の「付加価値」などが挙げられました。
 討論の中では「モノの使用価値」は今資本によってどんどん”便利さ”を売りものに作り出されている。広く宣伝され、無駄なものや環境、人間的自然に有害なものも大量に作られていることが現代の問題ではないか、との意見が出されました。
 他には「労働とは」について、動物や植物の活動も”労働している”と解釈できるのでは?といった意見が開陳されましたが賛否両論が巻き起こり、「労働過程論」での議論に先延ばしとなりました。

◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見を交わしています(多々脱線あり)。現在の政治・経済・労働環境、にも一言あり! という方、また資本主義には賛成だが、今の世の中はおかしい、という方も参加なさっています。テキスト(英語版宮崎氏訳)は英文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加ください。共いに語り、学びましょう。また、メーリングリストへの登録により、Zoomでの参加も可能です。

           記
◆日時
 第187回  2025年 5月 25日(日) 午後6時半より9時まで。

◆テーマ
 第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」第1節「使用価値と価値(価値の実体と価値の大きさ)」を検討引き続き検討します。
 ★会場は三軒茶屋のキャロットタワー3F 生活工房スペースCです。
 世田谷区太子堂4丁目1−1 ☎ 03-5432-1543(生活工房) 東急田園都市線 三軒茶屋駅前。
 会費・入会金は無料ですが、1〜200円以下でのカンパをお願いしています。
 第188回(6/8)、第189回(6/22)、第190回(7/13)と続く予定です。

◆連絡先
 資本論を読む会(代表 宮崎恭一) kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎) メーリングリストの会員も募集中です。
 

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