韓国:風景戦争 | |||||||
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風景戦争[ワーカーズ]写真
イ・ジェガク(写真作家) 2018.06.01 12:35
平沢米軍基地が拡張された頃、その風景は相変らず脳裏に残っている。 大秋里・トドゥ里の夕焼けの野原、月の光の下に頭を垂れるイネ。 燃える田畑と熱いアスファルトの上の真っ黒な戦闘警察の軍靴、 スクラムを組んだ盾、そしてその上にはヘリコプターが騒々しく飛び回った。 多くの人々が平沢を訪れ、共に歩き、共に戦った。 大秋分校が壊され、村の中の家が崩れる風景も忘れられないが、 まさに村の住民の顔が描かれない。 日帝強制占領期間に作られた日本軍基地が米軍基地に、 その米軍基地がまた拡張されるのは、そんな乱れた風景があった。 星州韶成里にゴルフ場ができてそのゴルフ場がまた米軍基地になろうとしている今、 この小さな村の風景もまた目がくらむようだ。 列になって立ち並んだ警察バスと、一日に何十回も行き来するヘリコプターが住民たちの目を騒々しくする。 何回も国家権力の「作戦」が繰り広げられ、私たちの日常がかろうじて維持される間、 彼らの日常は容易に破壊されている。 平和な時代がくるというが、相変らずこの土地のあちこちは涙、涙だ。 なぜ小さく静かな田舎の村が苦痛を感じなければならないのだろうか。 名もない彼らの顔をわれわれはどのように記憶するべきなのだろうか。[ワーカーズ43号] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-07-16 11:08:30 / Last modified on 2018-07-16 11:08:32 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |