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「Tブロード解雇の嵐」...労組が雇用継承争奪闘争

Tブロード全州非正規職23人が解雇者の身分で闘争を宣言

ムン・ジュヒョン記者 2016.03.05 17:50

Tブロード全州の非正規職労働者たちは解雇が避けられなくなった。 民主労総希望連帯労組ケーブル放送非正規職Tブロード支部全州支会の組合員23人は雇用が継承されず、 3月1日から解雇者の身分になった。 全州支会は「雇用継承を保障させ、無事に現場に戻れるまで闘争する」と闘争の決意を明らかにした。

3月3日午前11時、Tブロード支部全州支会の組合員23人と民主労総全北本部は記者会見を行い、 今回の大量解雇事態に対する立場を発表した。 記者会見はTブロード全州事業部がある全州市中華山洞の全州Tブロードビル前で開かれた。

彼らは「問題が発生する前から雇用と労働条件に関して議論するように、 Tブロード元請と事業部、下請企業に要求し続けたが、まともな答は聞けなかった」としながら 「われわれはTブロード元請が雇用継承のために動くよう、面談を要求する闘争に突入する」と話した。

続いて彼らは「今回の解雇事態は間接雇用構造の中で起きる雇用不安問題だけに置き換えることはできない」とし 「全州は組合員が全国で一番多いところで、労組を破壊する意図があるのではないかという疑いがある」と話した。

また、「元請は、事態が極端に駆け上がっているのに何の対策も出さず、 大量解雇事態を傍観している」とし 「すべての状況の責任を労働組合に押し付けて、 下請業者の態度に力を貸している」と話した。

民主労総は新しく全州技術センターを運営する新規業者が 既存の職員の雇用と労働条件を継承するように監督することをTブロードに要求した。

一方、この日の記者会見の前の午前8時頃には、全州支会組合員23人が Tブロード全州事業部(中華山洞の全州Tブロードビル4階)を訪問し、 面談を要求する座り込みを行った。 彼らは事業部の扉が閉まっていたため、廊下で待機して面談を要求する座り込みを行った。

この過程でTブロード側は1階の正門と裏門を閉鎖し、記者の出入も厳格に統制した。 そのため記者会見には建物から出られなかった全州支会の組合員たちと、 外から中に入れなかった民主労総全北本部所属の組合員たちがシャッターを挟んで行った。

付記
ムン・ジュヒョン記者はチャムソリの記者です。この記事はチャムソリにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムソリ/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-03-06 22:42:55 / Last modified on 2016-03-06 22:42:56 Copyright: Default

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