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ゴールデンブリッジ投資証券労組ストライキ1年...集中闘争に突入

「この戦いに負ければ金融の公共性と労組破壊の問題は取り返しがつかない」

ユン・ジヨン記者 2013.04.23 12:28

ストライキ1年をむかえたゴールデンブリッジ投資証券支部が、集中闘争週間を 宣言した。闘争の程度を上げて、ゴールデンブリッジ金融グループのイ・サン ジュン会長の金融私金庫化と労組破壊工作を社会的に知らせるという趣旨だ。

民主労総とゴールデンブリッジ共対委は4月23日午前、民主労総大会議室で記者 会見を行って集中闘争計画を発表した。彼らは「ストライキ1年になる4月23日 からの集中闘争週間を宣言し、社会的世論拡散と闘争を進めていく」と明らか にした。

民主労総のヤン・ソンユン委員長職務代行は「ゴールデンブリッジ闘争は使用 者側の労組破壊工作に対抗して、まともな団体協約を締結しようとする当然の 闘争だが、1年間戦いが続く状況は、現在の労働の現実を端的に示している」と し「今日から集中闘争週間を決め、元気良く闘争していく」と明らかにした。

これに先立ちゴールデンブリッジ投資証券支部は昨年4月23日、創造コンサルティ ングを使った使用者側の労組破壊工作と、一方的な団体協約解約、改悪された 団体協約の要求、共同経営約定無力化などに反発し、ストライキに突入した。 使用者側は当時、団体協約上「整理解雇合意」の文言を「協議」に変更すること、 多数の解雇条件緩和条項を労組側に要求した。

特にゴールデンブリッジ事態は金融公共性毀損の面でも多くの議論を生んだ。 ゴールデンブリッジ投資証券は、親会社のゴールデンブリッジに数十億ウォン を不当に支援し、ゴールデンブリッジが不良系列会社のゴールデンブリッジ 貯蓄銀行を助け、金融委員会から課徴金処罰を受けた。現在は会社が無償増資 をした後に有償減資で資金難解消に出るだろうという展望もあり、資本健全性 と金融公共性を威嚇するという憂慮も高まっている。

労組破壊と金融公共性毀損の問題が複合的に絡むゴールデンブリッジ投資証券 事態が長期化し、市民社会の動きも広がっている。市民社会と学界、宗教界な ど73の団体は「ゴールデンブリッジ投資証券労組破壊阻止および金融公共性争奪 共同対策委員会」を構成した。ゴールデンブリッジ投資証券支部組合員は90% 以上が1年間、離脱せずに闘争を続けている。

ゴールデンブリッジ投資証券支部のキム・ホヨル支部長は「この戦いが失敗す れば、金融システムの問題と悪意の労組破壊の問題が絶えず再生産されること になる」とし「今後第2、第3の被害者が発生させないようにぜひ闘争で勝利を 引き出さなければならない」と強調した。

また記者会見団は「ゴールデンブリッジ金融グループのイ・サンジュン会長は 『資金引き出し』の唯一の牽制勢力である労働組合を押し倒すために不当労働 行為を続けた」とし「イ・サンジュン会長は、会社の資金を引き出して、不良 系列会社に支援する行為と、労組破壊の試みを直ちに中断し、労組との交渉に 臨め」と要求した。

続いて「政府当局と検察は、経営陣の各種の背任と横領、不当労働行為を厳罰 に処せ」とし「4月30日までに解決しなければ、民衆運動陣営と民主労総の力を 集めてさらに大きな闘争にする」と警告した。

一方、共対委は今日の記者会見を始め、「ゴールデンブリッジ投資証券ストラ イキ1年ゴールデンタイム『サンジュンの金じゃない!』集中闘争」に突入する。 24日と25日には光化門一帯の都心デモ行進を行い、26日には青瓦台前での記者 会見と1人デモを続ける。25日の午後7時にはゴールデンパーティーのイベント が開かれ、毎日組合員のためのストライキ教室が進められる。

また集中闘争週間が終わる4月30日午後4時には忠正路ゴールデンブリッジ証券 本社前で「ゴールデンブリッジ証券労組破壊阻止金融公共性争奪決意大会」を 開く計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-24 00:52:05 / Last modified on 2013-04-24 00:52:05 Copyright: Default

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