本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:ゴールデンブリッジ労働者との粘り強い連帯
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1378324571472St...
Status: published
View


ゴールデンブリッジ労働者との粘り強い連帯

[寄稿]ゴールデンブリッジのストライキ闘争500日を迎えて

ソンシル(梨花女子大学校サークル連合会) 2013.09.04 16:33

ゴールデンブリッジ投資証券支部労働組合のストライキ闘争のテントは、梨花女子大から遠くないところにあるが、サークル連合会(以下 サ連)の執行部になってから知った。その時は、闘争する労働者に対するイメージが確かにあったので、証券会社でストライキ座り込みをするとは考えられなかった。証券会社といえばスーツを着たエリートというイメージだった。だがゴールデンブリッジの集会に行き、状況を聞いて知るほどに、他の事業場と同じように弾圧され、闘わなければならない切迫した事情があるということが切実に感じられた。汚い資本と資本家の前では、彼らも同じ労働者だった。

その瞬間に私と周辺の人々のことを思い出した。いわゆる良い大学を卒業した から労働問題と自分とは無関係だというかのように暮らしていく人々、この程度 の大学を卒業すれば、当然就職できると漠然と信じている人々を思い出した。 その人たちに、今の状況はそうではない、彼らが体験している問題は、私たちの 問題であることを知らせなければならないという考えはますます確かになっていった。

[出処:チャムセサン資料写真]

サ連とゴールデンブリッジの連帯で、記憶に残る瞬間がいくつかある。サ連は ゴールデンブリッジの裁判を控えて、模擬裁判をした。ゴールデンブリッジの 労働者たちの状況を理解するためには、経済的な知識が土台にならなければな らないので「有償減資」という概念を理解するために唸らなければならなかった。 台本を書いて、一生懸命練習した。裁判長役だった私は「イ・サンジュンを法定 拘束する」と宣告した時、カタルシスを感じた。さっぱりとした仲間たちの表情を 見て、苦しい闘争の末に今年のその日を夢見ることもした。模擬裁判が終ると、 仲間たちが直接来て力になったと言ってくれた。その時、大変だと感じながら、 私が仲間たちの力になれるんだな、苦しい闘争の中で私が何かを助けられるんだなと 気付かせ、今後の粘り強い連帯を約束した。

8月の休みが終わった後、サークル連合会がゴールデンブリッジ文化祭を企画し、 実行することにした。その時、ある組合員の発言が心の中に深く染み入った。 「闘争を止めるような提案があっても、仲間たちのために断る人が多い。われ われは彼らのことを考えて、最後まで闘争しなければならない」。その発言の 後には、涙を拭く仲間たちもいた。1年半の間、月給も受け取れずに闘争を続け る苦しさが感じられ、一人ならやり遂げることができないストライキ闘争も、 仲間と一緒だったからやり抜けたようだ。「同志愛とはこういうものなんだ」 と気付いた瞬間だった。

ゴールデンブリッジの仲間たちが闘争を始めてから500日が近づいている。仲間 たちが闘争を始めた時は、これほど長く苦しい闘争になるとは考えていなかっ ただろう。苦しい瞬間がくるたびに、共に戦い抜く仲間がいるということを忘 れないでほしい。またサークル連合会も、ゴールデンブリッジ組合員の仲間だ ということを覚えていたほしいと思う。われわれは連帯する時、単に組合員の 仲間を助けるためにしているのではない。この問題もまた私たちの問題で、 これから私たちが体験する問題であることを知っているから、われわれは共に 戦う仲間だ。ゴールデンブリッジのストライキ闘争がさらに長くならないように、 勝利の日を早めるために、互いに力になって、力をあわせる粘り強い同志愛で、 サークル連合会は最後まで闘争に連帯する。

ゴールデンブリッジストライキ闘争500日文化祭が9月6日(金)午後7時半に大漢門で開かれます。ゴールデンブリッジ闘争に連帯する多くの方々、そして今後もゴールデンブリッジ闘争を守って行く多くの方々の参加を待っています。ぜひ参加して下さい。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-09-05 04:56:11 / Last modified on 2013-09-05 04:58:46 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について