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言論労組、ハンスト一週間目...同調断食が拡散

MBC労組、キム・ジェチョル秘密資金造成、横領容疑を提起

ソン・ジフン記者 2012.06.04 16:03

言論労組のイ・ガンテク委員長とキム・ヒョンソクKBS本部長が、言論掌握真相 究明国政調査、公営言論支配構造改善、落下傘社長退出、解職ジャーナリスト 原状回復を主張して始めた断食が、6月4日で一週間をむかえた。

言論労組は、イ・ガンテク言論労組委員長とキム・ヒョンソクKBS本部長の断食 一週間をむかえる4日、言論労組指導部全員の同調ハンストを始めた。この同調 ハンストには、京仁日報とSBSアートテックなどの言論労組傘下支部の支部長と 江陵、大田、晋州などのMBC労組の地域本部本部長22人が参加した。言論労組の 指導部による同調ハンストは、4日一日中進められ、イ・ガンテク委員長とキム・ ヒョンソク本部長のハンスト闘争が続く間、各界の同調支持ハンストが続く予定だ。

▲ハンスト中のキム・ジョンウクYTN支部長、キム・ヒョンソクKBS本部長、イ・ガンテク言論労組委員長(左から)

イ・ガンテク言論労組委員長は「ストライキ序盤、疑いの目で私たちを見る人 もいたが、長い間、乱れることなく続くストライキを見て、今は誰も私たちの 真正性を疑う人はいない」とし「難しい状況でも隊伍を乱さず長期ストライキ に参加する組合員が誇らしい」と述べた。彼は続いて「報道機関、労働運動史 をあわせても、これほど自発的な決議と創造的な方式でストライキを守った例 はあっただろうか」と問いかけ、「われわれは報道機関、労働運動史に奇跡を 起こしつつある。ストライキが終わって現場に戻った時、新しい言論の歴史が 始まるだろう」と話した。

YTNのキム・ジョンウク支部長は、民間人査察文書を通じク・ボノン前YTN社長 がペ・ソッキュ現社長に交替する過程で政権の圧力が作用した事実が明らかに なったことに言及し、「YTNは2008年から今まで、闘争を止めなかった」と強調 した。彼はまた、解職者たちは3年8か月、会社の外にいる現実は絶望的だと心 情を伝え「解職者たちの復職問題は、言論の公共性を回復する問題」と主張した。

▲4日同調ハンストに参加した言論労組紙/本部長.

聯合ニュースのコン・ビョンソル支部長も、23年ぶりのストライキで80日を越 えた動力は、組合員の公正言論に対する熱望だとした。彼は「私たちのストラ イキ闘争は、すぐ目に見える何かを手に入れるためではなく、恥ずかしくない 記者生活、恥ずかしくない会社を作るためにしている」と述べ「公正言論への 熱望が、私たちも知らなかった潜在力を引き出し、ここまでくることができた」 と自評した。

一方、MBC労組は4日に発行された総罷業特報・85号で、キム・ジェチョル社長 が清州MBCと蔚山MBC社長として在職していた当時、自分が直接指示を出し借名 口座を作った後、秘密資金造成を指示した事実を公開した。

総罷業特報によれば、キム・ジェチョル社長は法人カードと業務推進費があっ たのに、業務に使う金だとして借名口座を作り、7千万ウォンから8千万ウォン ほどの現金を引き出して使ったと明らかにしている。特報は、「業務推進費と 機密費があるのに、こうした秘密資金を造成したのは、接待対象が業務推進と 無関係の人物かもしれない」と伝えた。労組は、これは深刻な水準の違法で、 『横領』の疑いがあると主張した。MBC労組はソウル市内の主要拠点で、キム・ ジェチョル社長の不正容疑と言論掌握の試みを知らせる宣伝戦を行っている。

言論労組はイ・ガンテク委員長と、キム・ヒョンソク本部長の断食8日目の5日 には、市民社会団体代表者の同調ハンストを企画している。また、同日『言論 掌握聴聞会開催要求言論労働者決意大会』も計画されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-04 19:14:51 / Last modified on 2012-06-04 19:17:09 Copyright: Default

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