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18mの櫓に上がったセマングム交通解職労働者

[現場]「いっそ私たちを殺せ! 扶安郡!」

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2012.03.19 10:52

3月18日午前9時30分、扶安のセマングム交通解職労働者、ヤン・イシク労働者 対策委委員が扶安町車庫にあるセマングム交通車庫に設置された18mの櫓に上がった。 そしてハンストで「セマングム交通解職労働者の全員雇用継承」を要求した。

▲遠くに新しく建てられた扶安郡庁が見える。豪華庁舎と批判された扶安郡庁。労働者たちは扶安郡庁に捨てられたとし、見るだけでも危ない櫓にのぼる。[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

当初、ヤン・イシク委員は17日の晩に櫓に上がる予定だったが、気象の悪化で 櫓の設置作業が遅れ、一日遅れて18日に櫓での篭城に突入することになった。

午前9時30分、櫓に上がる前、ヤン・イシク委員は同僚の解職労働者に「仲間た ちに責任を押し付けて私一人で復帰するために上がるのではない」とし、 「私たちの闘争を無駄にしないように皆で同じように応援して手をとり合って 行こう」と慰労した。

続いてヤン委員は「私たちの闘争を記憶する扶安郡民とセマングム交通労働者、 連帯の仲間がいるので、自信を持って上がれる」とし「上がる」という言葉と 共に櫓に上がった。

▲櫓に上がる前のセマングム交通解職労働者ヤン・イシク労働者対策委委員[出処:チャムソリ]

この光景を見ていた同僚の解職労働者たちは涙を流したりもしたが、すぐ櫓の 近くにテントを設置してヤン・イシク委員の櫓ハンスト現場を守った。

▲同僚は櫓を守るため、櫓のそばにテントを設置した。[出処:チャムソリ]

▲櫓の高さは12mの計画だったが、労働者たちは18mに高めた。[出処:チャムソリ]

ある解職労働者は「もう6か月間、路上で闘いながら寒い冬が過ぎ、春がきた」 とし「春に新芽が吹くように、私たちの問題もうまく解決したい。そして扶安 郡守や行政も私たちも同じ郡民だと思い、雇用継承問題を解決してほしい」と 希望を伝えた。(記事提携=チャムソリ)

▲彼らが櫓で断食をする理由はただ一つ。またハンドルを握りたいということだ。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-20 00:41:24 / Last modified on 2012-03-20 00:41:27 Copyright: Default

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