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韓進重非解雇者が現場復帰-解雇者復職闘争を宣言

韓進重工業、整理解雇撤回闘争の局面は転換か...金属釜梁支部「組織整備中」

パク・ウォンジョン記者 2011.07.01 14:17

金属労組釜山梁山支部のソ・スファン主席副支部長は、韓進重工業非解雇者の 現場復帰と解雇者の復職闘争を宣言した。

6月30日夜、85号クレーンの反対側で開かれたキャンドル集会の最後の発言者に 出たソ・スファン主席副支部長は、解雇者復職闘争を宣言するとし、「今は 組織を整備しているところで、急いで解雇者復職闘争委員会を構成する」と述べた。

▲30日キャンドル集会

続いて「多くの議論をしてきたが、答が出せなかった」とし、「組合員たちが また現場に戻り、組織しなければならない。非解雇者組合員の現場復帰を宣言 する」と述べた。これに付け加えて、現場に復帰する組合員にまた現場で組織 を復活させること、民主労組死守、ストライキ闘争基金として毎月50万ウォン、 平日キャンドル集会と週末野宿座り込みに参加という4つの約束を守るよう注文した。

これに先立ち、同日午後に韓進重工業の組合員は、解雇者と非解雇者にわかれて 懇談会を開き、今後の闘争方向を議論した。この日の懇談会は、使用者側から 非解雇者に対し7月1日付で『大多浦工場に出勤し、教育訓練を受けろ』という 通知が来たことで開かれた。

懇談会の議論で非解雇者組合員たちは7月1日に復帰することを決め、今後の整理 解雇闘争に積極的に参加することを決意し、解雇組合員は新しく闘争を組織し、 体系を構成することに決めた。

これに関してある解雇組合員は「非解雇組合員が復帰しなければ、使用者側は 組合員の意を無視して支会指導部が一方的に合意した事項を口実に、あらゆる 弾圧を加えることが憂慮されるので、非解雇組合員が現場に戻り、新しい闘争 を準備するよう頼んだ」と背景を説明した。

▲ソ・スファン金属労組釜山梁山支部主席副支部長

ソ・スファン主席副支部長はこれに関して「工場の外に引きずり出され、闘争 隊伍は右往左往したが、これから公式の組織体系を整備し、以後の闘争を展開 するという意味」と説明した。非解雇者の復帰に関しては「復帰の時期をめぐ り組合員の間でも意見の違いは多かった。だが現場で非解雇者組合員によって、 解雇組合員がまた現場に戻れるように内部を組織化し、民主労組を死守するた めの活動が必要だ」と語った。

民主労総釜山本部のキム・ジェナム組織局長は1日朝の集会で「復帰した組合員 が現場に戻り、さらに多くの組合員を私たちが闘争しているここに集まれるよ うにして、必ず85号クレーンを守り、この闘争に勝利しよう」と語った。

続いて以後の闘争について「土曜(2日)に解雇者総会を開き、公式に組織体系を 整備し、その後は解復闘の名前ですべての活動を展開できるようになる」とし 「この日のキャンドル集会は民主労総嶺南圏の労働者たちが参加することになっ た」と明らかにした。

非解雇者の現場復帰と、解雇者の復職闘争宣言は、6か月間続けてきた整理解雇 撤回ストライキ闘争を、解雇者中心の復職闘争に転換することを意味する。あ る組合員によれば、組織体系について『解雇者復職闘争委員会』になるのか 『整理解雇撤回特別委員会』になるのかは余地が残っているという。

現在、支会の指導部は一方的な労使合意とストライキ撤回宣言で、組合員の 信頼を失い、事実上、指導力に深刻な打撃を受けており、現在は闘っている 組合員とは完全に分離している状態だ。

以後、解雇組合員は組織体系を構成し、非解雇組合員が現場に復帰して現場を また組織する過程で、現支会の指導部に対する判断、工場外の解雇組合員の 闘争と85号クレーン闘争の関係をどう設定して行くのかが主な争点になる展望だ。 (記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-02 23:17:23 / Last modified on 2011-07-02 23:17:23 Copyright: Default

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