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現代車労組、11年賃金団体協議闘争開始

イ・ギョンフン「団体協約を改悪すれば交渉に恋々とせず強力な決断」

チョ・ソンウン記者 2011.06.04 20:36

現代車支部は6月3日午前6時、現代車蔚山工場本館前で「11賃団闘勝利 全組合員 決意大会」を開き「タイムオフ粉砕、複数労組窓口単一化阻止、昼間連続2交代 の完成のために闘う」と宣言した。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日の決意大会には出入が禁じられていた現代車非正規職支会イ・ウンファ 非対委員長などの解雇者も支部の引率で決意大会に参加できた。

パク・ユギ「完成車メーカーと連帯する戦略戦術を組む」

金属労組のパク・ユギ委員長は「金属労組は17日まで調整申請を行い、24日に 争議賛否投票、6月末に全体のスト権を確立し、7月にストライキに突入する」 とし「完成車は出遅れているが、共に闘うすべての戦略戦術を組む。李明博政権 に対し、民主労組の旗を守る」と決意した。

続いて「6月8日に金属労組傘下の部品メーカー支会長を招集する。部品メーカー の労働者が集団的・組織的に対応策を作っていく」とし、「完成車メーカーと 共に、現代車による部品メーカーへの不法介入、不法派遣非正規職の使用、部品 メーカーの不公正取り引きなど、各種の不法に全面的に対応する。円満に解決 できなければ6月8日の顔合わせの席で現代車の責任を明確に問う」と警告した。

パク委員長は「自信を持って進もう。今、壁新聞一枚、宣伝ビラを出すだけで、 やることをやったというのをやめよう」、「各事業部ごとに朝の出勤闘争や集会を 組織して、組合員を闘争の隊伍にまとめる実践をしていこう。11年の賃金団体 協議闘争、昼間連続2交代、タイムオフ粉砕闘争に力を合わせよう」と訴えた。

イ・ギョンフン「団体協約を改悪すれば交渉に恋々とせず強力な決断を下す」

現代車支部のイ・ギョンフン支部長は「政権はタイムオフと公権力で労働者を 弾圧している。常執幹部も無給休職の困難を味わっている。多くの規制と衝突 の中で、労使関係が悪化している」とし「揺らぐことのない団結と闘争を最大 の武器として、労組抹殺政策を粉砕し、労働組合を死守するために最善を尽くす」 と明らかにした。

続いて「今年はこれまで例のない7日間の臨時代議員大会を開いて要求案を確定 した。不徳により組合員に心配をかけている」とし「内部を再整備し、タイム オフ粉砕、複数労組窓口単一化阻止、昼間連続2交代完成、雇用安定と健康権の 確保、成果争奪に総まい進する」と宣言した。

イ委員長は「政府は現代車の労使関係に干渉するのをやめ、成熟した労使自律を 保障しろ」とし「会社は誤った労働政策を言い訳にして賃金団体協議改悪案を作り、 時計の針を逆に回せば交渉に恋々とせず、強力な決断をする」と警告した。

続いて「確定した要求がどれだけ重いか軽いかが重要なのではなく、現場が望 む最大公約数のために戦略戦術を組む」とし「8日は賃団闘の顔合わせがある。 小さな利害関係や内部の混乱を越え、一致団結すれば勝利できる。賃団闘戦線 に分裂を招く流言飛語は断固、まず現場で整理する」と明らかにした。

金属民闘委「昼間連続2交代、人員補充のない30UPH UPは絶対にダメ」

一方、金属民闘委は「労働者の道」を発行し、「使用者側が専従者賃金支給を 中断して、すでにもう2か月が過ぎたが、執行部はこれについて何の闘争も組織 できずにいる」とし「前の臨時代議員大会で争議発生の決意と共に、争対委を 構成することにしたのだから執行部ははっきりした闘争の意志を見せるべきだ」 と要求した。

続いて「金属労組は政権と現代車の露骨なユソン企業の弾圧に対抗し、6月3日 の15万残業拒否と全面ストライキを含む総力闘争を宣布した」とし、「支部の 執行部も現代車昼間連続2交代争奪による明らかな立場表明と共に、対応闘争を 宣布しろ」と訴えた。

金属民闘委は「5月11日の勤務形態変更推進委の6次本会議での資料を読むと、 非常に憂慮される」とし「生産能力維持方案について、勤推委の4次本会議で 全工場の30UPH UP(第1工場6UPH、第2工場5UPH、第3工場6UPH、第4工場6UPH、 第5工場4UPH、牙山工場3UPH)を労使間で仮に確定したという。だが人員補充に 関しては労使どちらも何も言及していない。人員補充のない30UPH UPは絶対に だめだ」と批判した。

続いて「実務次元では、作業時間の追加確保(照会時間、安全教育時間、酷暑期 の休憩時間、名節前日夜間組勤務)をほぼ仮確定の段階で議論しているという。 これでも3万台の生産量が足りなければ、その代案として8UPH追加UPまたは作業 時間71時間の追加確保をめぐり、実務分科を中心に議論が続いている」とし 「生産能力維持方案は、次期会議の勤推委7次本会議で確定することになっている。 非常に深刻な問題は、生産能力維持方案が作業時間追加確保、追加UPH UP、工場間 での物量移動、人員再配置などと連係して決められることだ」と憂慮を表わした。

合わせて「昼間連続2交代制は必ず施行しなければならない。そして、どのよう な内容でするのかが非常に重要だ」とし「現在、勤推委で議論されている内容 のように、ずるずると使用者側の言いなりになっていては、まともな昼間連続 2交代制を完成できない」と付け加えた。(記事提携=蔚山労働ニュース)

[出処:蔚山労働ニュース]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-07 01:33:45 / Last modified on 2011-06-07 01:33:46 Copyright: Default

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