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[総合]「ユソン企業労組の事務室に行こう」

金属労組2千人結集、労組-警察10中隊が体当たり

メディア忠清特別取材チーム 2011.05.26 18:48

全組合員が連行された後、続々と解放された金属労組ユソン牙山・嶺東支会の 組合員たちは、一人の離脱者もなく工場の前に集まった。

彼らは全員『労組の事務室に入る』とし、1時間10分程、警察兵力10中隊と対抗した。

金属労組の集会が終わった午後5時15分頃、ユソン支会の組合員は集会隊伍の 先頭に立ち、組合員が労組事務室に入るのは当然の権利だとし、攻撃的 職場閉鎖を撤回しろと主張した。

会社が(防御的)職場閉鎖をしようが、不法な攻撃的職場閉鎖をしようが、会社 には労組事務室の出入までを阻止する法的根拠はない。

だが警察側が道を開けなかったために体当たりになった。警察は5時24分と26分頃 の二回にわたり、強制解散措置すると警告放送をした。体当たりが続き、二台の 放水車を動員したが使用しなかった。

体当たりの後、支会の10人ほどの女性組合員が正門の前に行ったが、労組事務室 には入ることができなかった。彼女たちは出入りを妨害していることに抗議すると 警察が暴力をふるい、全員地面に倒されたと怒った。また、会社側は女性の用役 職員を雇い、用役を増強して組合員の出入りを阻止した。

女性組合員のキム某(32歳)氏は、「女の用役職員が前に立ち、男の用役が後で へらへらと笑っていた。むしろ自分たちが会社に雇われた職員で、われわれが 職員ではないという、とんでもないことを言った」と糾弾した。

キム氏はまた、「警察は正門の前まで通過させたのだから、やるべきことは やったといった。私たちを保護しなかった」とし「職務遺棄だ」と主張した。

一方、ユソン支会はチラシで「労組の組合員に離脱者はいない。互いの信頼を 確認した」とし「今、闘争が本格的に始まった。確固たる決意と勝利の展望を 握りしめ、よどみなく闘争する」と伝えた。

〈2信〉金属労組2千人がユソン企業に集結

警察力の投入を強く糾弾...労組「反撃だ」

民主労総大田、忠南、忠北地域組合員、金属労組傘下の組合員約2千人がユソン企業 牙山工場の前に午後3時30分から集まり、ユソン企業への警察力投入を糾弾する 集会を開いた。この日、金属労組大田忠北、忠南支部は4時間の部分ストをした。

民主労総は明日の午後、産別労組代表者会議を開いてユソン企業事態に対する 闘争計画を議論することにした。金属労組は明日の午後、拡大幹部部分ストを 行い、ユソン企業牙山工場に集結する。ユソン企業ストライキと警察力投入に よる労働者の怒りは、金属労組から民主労総へと次第に拡大している。

キム・ヨンフン民主労総委員長は「今回のユソン企業事態が一つの事業場の問題 として片付けようとすれば錯覚だ。ユソン企業労働者のストライキをいかに援護 して、李明博政権の反労働政策にどうけりをつけるのか議論する」と明らかにした。

会社と警察側も、『攻撃的職場閉鎖』維持、兵力増強などの強硬な対応基調を 維持している。用役職員と使用者は正門の前に櫓を設置し、警察が彼らを保護 している。

キム・ヨンフン委員長は「ユソン企業で強行された李明博政権の侵奪は、この 政権の没落を確定するだろう」とし「昨日、警察庁で今回の事態には外部勢力が 介入したと発表した。外部勢力はまさに用役と現代車、これを保護する警察と 政府だ」と声を高めた。

また、キム委員長は「労使が合意した昼間連続2交代制合意を施行せず詐欺を 働いている」とし「竜山惨事の生存権要求に死で応えた政府に、労働者の賃金 が多い少ないという資格があるか。特に交代制勤務は労働部が先頭に立って 奨励した政策だ」と厳しく批判した。

ユソン企業支会のオム・ギハン副支会長は「ユソン企業だけでなく、すでに 全国的な戦いになっている。民主労組を死守ために全国津々浦々から支援がある。 その闘争の歴史があるから仲間が連帯する」とし「全組合員が連行された後、 1人の離脱者もなく再集結した。われわれはきっと勝利する」と自信を表わした。

▲連行後、解放されて集会に参加したユソン支会組合員

金属労組のク・ジャオ副委員長は警察力の投入を糾弾して「政権末期になって、 李明博政権はとても苦しんでいるようだ。3年間、ずっと労働現場が蹂躙され、 焦土化した」と強い戦いを要請した。

民主労総のキム・ソンミン忠北本部長は「初めはユソン企業労使の戦いだと 思っていたが、元下請の不公正な取り引きを越え、部品メーカーの労使関係にまで 深く介入する現代車、政府、ラッパ手の言論を見よう。これがまさに労使間の 戦争以外の何だろうか」と問いかけ、労働者の連帯と団結を訴えた。

民主労総のチョン・ウォニョン忠南本部長は、雇用労働部内定者の人事聴聞会での 発言を強く問題にした。チョン本部長は「イ内定者がユソン企業労組が不法 ストをしたから、公権力を投入したと放言した」とし「不法を犯したのは今も 攻撃的職場閉鎖をしているユソン企業と用役、管理者が不法だ」と主張した。

労組家族対策委のパク・ジュンヨン副委員長は「会社がなぜ私たちにこんな苦痛を 与えるのかわからない」と吐露し「だいたい夜に眠ること、深夜の労働をなくす ことの何が悪いのか。悪くもない家族を引き出し、用役を投入し、なぜこんな ことをするのか訊ねたい」と声を高めた。

〈1信〉ユソン企業、コンテナで取り囲み、鉄条網

労組組合員、正門前に続々と集結...金属労組午後に集会を開催

金属労組所属のユソン支会組合員たちが26日午前10時から続々と牙山工場の 正門前に集まり、用役業者職員-警察兵力と組合員が対峙している。

正門から150メートルほど離れた陸橋の下には350人ほどの組合員が集結しており、 警察兵力6中隊が配置されたという。

会社側と用役は正門の前にコンテナ二つを置いて進入路を塞ぎ、工場の周辺に 鉄条網を張っている。

組合員が工場前に集まり、金属労組大田忠北、忠南支部が4時間部分ストの指針 を下した後、午後3時30分に工場前で集会を開くと会社側が強硬に対応し、労使 摩擦は不可避なものと見られる。

特に会社側は警察力を投入した後、さらに強く組合員の工場出入を統制している。 警察力の投入が労使関係に悪影響を与えており、会社側は交渉再開の計画はないと 言うだけだ。

警察側の関係者は午後に対策会議を開き、兵力を増強配置すると伝えた。 (記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-28 00:34:46 / Last modified on 2011-05-28 00:35:50 Copyright: Default

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