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バスストライキ賛否投票可決、やっと現場に

5月2日に現場復帰... 全北高速はストライキ闘争が続く

キョン・ウナ記者 2011.04.30 16:56

全北地域バス闘争暫定合意案の賛否投票が行われ、90%の賛成率で組合員は 5月2日から現場に復帰することになった。まだ労使が合意していない全北高速 支会はストライキ闘争を続ける。

民主労総運輸労組は暫定合意(案)賛否投票および闘争計画決意組合員総会を 民主労総全北本部で4月30日の午後1時に開き、暫定合意した6つの事業場を 対象とする賛否投票を進めた。

賛否投票には6つの事業場の総員456人、投票人員374人、賛成338人、反対23人、 無効13人で、90.4%の賛成率で可決した。

[出処:チャムソリ]

全北高速が解決していない状況で、6つの支会が賛否投票をした理由は全州市内 バス労使合意の公式発表で5月2日の現場復帰を明らかにし、市民との約束を 破れないという点と、組合員の生計が極端に苦しいためだ。

全北高速はストライキ闘争を続ける

全北高速支会は別途にストライキ闘争を続ける第1案と、無条件に復帰して、 生計圧迫のない状態で現場で力強く多様な闘争を展開する第2案で投票を行った。 総員103人、投票人員69人、第1案は60人、第2案は9人が投票し、87%がストライ キ闘争を続けることに決意した。

6支会の組合員は現場に復帰することになり、気楽さと自負心を感じると明らか にしたりもしたが、全北高速支会への申し訳ない気持ちも表明した。闘争本部 の関係者は反対票と無効票がこうした気持ちを反映していると付け加えた。

「現場に復帰できて嬉しいが、一緒に始めた全北高速がまだ解決せず残念だ。 これはみんな同じ気持ちだろう。全北高速にすぐ妥結してほしい」 (チェイル A組合員)、「生計問題で申し訳ないが復帰するようになった。全北高速のこと を考えると心苦しい」(シンソン B組合員)。

「149日以上続けたが、正しいことしたという自負心を感じる。市民の皆さんに 不便をかけて申し訳ない。親切に安全運転をする」(シンソン B組合員)。

▲賛否投票の後、組合員は現場復帰以後の計画を議論した。[出処:チャムソリ]

闘争本部、市民に申し訳なく感謝する... 親切、安全運転を

バス闘争本部は賛否投票直後に記者会見を行い、「暫定合意案賛否投票が可決 し、現場に復帰する。全北高速の早い解決を要求し、バス労働者は今後も全北 高速が合意するまで共に連帯闘争する」と明らかにした。

[出処:チャムソリ]

続いて、「長い間、市民の皆さんに本意と違い不便をかけたことに繰り返し頭 を下げて謝罪する」と述べ、「現場に復帰して、さらに親切で安全なサービス で市民の皆さんと会う。感謝する」と伝えた。

以後、彼らは直ちにバス労働者たちの勤労条件改善などのための団体交渉と、 賃金交渉締結のための交渉を要求する計画だ。またバス公共性強化および対市 民サービスの質向上のための協議も予定されている。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-01 16:58:34 / Last modified on 2011-05-01 16:59:04 Copyright: Default

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