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現代車非正規職組合員総会、闘争戦術で熱い論争

事業部別討論と組合員意見収斂、21日の争対委会議で決定

チョ・ソンウン記者 2011.02.21 10:16

現代車非正規職支会は、2月18日午後3時、北区オートバレー福祉センター3階の 大講堂で組合員総会を開き、闘争戦術問題(現代起亜車良才洞本社5日間の上京 闘争と不当懲戒撤回闘争)に対する自由討論を行い、事業部別討論と組合員の 意見をまとめて、21日の争対委会議で決めることにした。

上京闘争と不当懲戒撤回闘争

現代車非正規職支会のユン・ソゴン事務局長は「来週25日、5日間の良才洞上京 闘争を展開する。上京前に争対委会議で上京闘争の目的と意義、プログラムを 確定す」とし、25日の全面ストと良才洞上京闘争についての全組合員の同意を 尋ねた。

現代車非正規職支会のチョ・ミソン現場委員は「懲戒の問題があるが、懲戒を 解決できないのになぜ上京闘争か? 名ばかり社長には懲戒権限がない。ソウル 上京で5日間戦って、何を勝ち取って帰ってくるか? まず懲戒を解決して、上京 闘争に行くなり何なりするべきではないのか?」とし「事には順序がある。懲戒 問題を解決しながら、正規職化闘争に進まなければならない。私たちが一つに 固まらなければならない。ゲリラ・ストライキなどの多様な戦術を開発して、 使用者側を圧迫し、混乱させなければならない」と強調した。

パク・ミノ法規部長は「争対委会議で上京闘争前に月火水木戦術の問題を考慮 して、懲戒闘争についてのはっきりした闘争計画を出す。不法派遣正規職化の 闘争過程で懲戒が発生した。不法派遣闘争で正規化を勝ち取れば、懲戒は何で もない」と力強く話した。

イ・ミナ組合員は「私はすでに解雇通知を受けた。ソウル5日間の上京闘争に行 かなければならない。社側の懲戒をわれわれは認めない。今私たちが分断する こと自体が問題だ。執行部を信じて従ってこそ、解雇者も熱心に闘争できるの ではないか」とし、団結を訴えた。

シート1部のキム・ウンヒョ代表は「不法派遣撤廃・正規職化の闘争過程で解雇 されればとても苦しいだろうが、それからは自由だ。懲戒問題を解決してソウ ルに行くか? 零下15度の中で野宿して取り出した集会だ。正規職化すれば解雇 は自然に解決できる」と上京闘争を訴えた。

解雇されたキム・サンノク組合員は「ソウルの良才洞上京闘争が見のがしてい ることがある。1月末、現代車は労使合意案を出した。60日間の交渉を続けても、 2派ストライキを準備してこなかった。たった1人解雇されても、それを守るた めに全体が共に闘うと決意しなければ、良才洞上京闘争は不可能だ」とし「単 に5日間上京して鄭夢九のブランドイメージを傷つけても彼らは退かない。第1 工場を解雇された。他の工場も押してくるだろう。イ・ミナ同志の解雇を防ぐ ために戦おうという決意で団結しよう」と明らかにした。

続いて「まだわれわれは準備ができていない。遅れている組合員たちを組織し なければならない。正規職化のために気持ちが先んじている」とし「たった一 人の懲戒を防ぐために闘うという共感と決意が必要だ。今は戦術がなく、目標 しか見えない。懲戒に対して1300人が一つの気持ちに集めて行かなければと考 える。今はとても時期が早すぎる。現場で懲戒に力を集めよう」と訴えた。

ユン・ソゴン事務局長は「争対委会議で、戦術方針をたてる。上京闘争争対委 に委任するか? 争対委会議で、ストライキ戦術と上京闘争の結論を出す」と提 案した。

この日の組合員総会は、闘争戦術問題に対する事業部別討論と組合員の意見を まとめ、21日の争対委会議で決めることにした。

「必ず現場に帰り、勝利する2派ストを組織する」

この日の総会では、25日間の工場占拠スト闘争の映画が上映された。組合員は とても真剣に自分たちの闘争を振り返った。闘争映画に続き、曹渓寺でハンス トを続けているイ・サンス支会長と手配状態のチェ・ビョンスン主席副支会長 の映像発言が続いた。

現代車非正規職支会のチェ・ビョンスン主席副支会長は「組合員の仲間の皆さ ん、2派ストライキが始まる。17日、使用者側の弾圧を突破して組合員が2派ス トライキ出征式を死守した。18日には変速機組合員の仲間を始め不当懲戒に対 する部分ストが行なわれた。社側は2派ストを防ぐために、用役チンピラと管理 者を動員したが、組合員たちは堂々と闘争を選択して、2派ストライキを死守し た」とし「ソウルでは高空籠城をしている二人の組合員の仲間を警察は特殊部 隊を動員して鎮圧したという知らせを聞いた。支会が2派ストライキを宣言した ので、政権と資本は恐れに震えている。使用者側と政権が恐れに震える理由は 支会が妥協ではなく闘争を選択したため」と明らかにした。

続いて「25日間のストライキ闘争で、われわれは確認した。支会が譲歩して妥 協しようとした瞬間、何も得られないことを知った。2派ストの目標はすべての 社内下請の正規職化だ」とし「どんな場合でもその目標は変わらない。揺れる こともない。正規職化の意味ある成果を上げられなければ2派ストライキは決し て止められない」と強調した。

チェ主席副支会長は「手配状態で組合員の仲間と共に2派ストライキを共に始め られないが、必ず現場に帰り、組合員の仲間と共に勝利する2派ストライキにす る。主席副支会長としての役割を責任を持って遂行する」と力強く話した。

「非正規職自身の決断だけが突破口を開く決定的な力」

支会組合員総会には、現代ハイスコのパク・ジョンサム支会長とパク・チョン フン、キムジョンアン前役員、現代ハイスコの3次良才洞クレーン占拠闘争に参 加した民主労総全南本部のチョ・ジェイク組織部長、ドンヒオート社内下請支 会のイ・ベギュン支会長が招待され、2派ストを決意する組合員への教育が進め られた。

民主労総全南本部のチョ・ジェイク組織部長は「現代ハイスコの組合員たちは 『クレーン占拠座り込み』に対して自負心を持っている。仲間のみなさんも、 苦しいだろうが、一生一代の決断をする時間が近付いている」とし「非正規職 一人一人の気持ちと決断だけが突破口を開く決定的な力だ」と強調した。

現代ハイスコ非正規職支会のパク・ジョンサム支会長は「会社は推薦者と親戚 を通じ『お願いだから君は出ていかず、適当に抜ける時は抜けろ。懲戒するか ら立ち上がるな。立ち向かう人は解雇する』等と懐柔して脅迫する」として 『懐柔する時、中心をしっかり捉まえなければならない。会社は絶対にただで は与えない。非組合員と出てこない組合員を皆さんのそばに連れてこなければ ならない。隣の同僚が解雇されれば皆さんも解雇される。そうして組合員を連 れてくれば、この戦いに勝てる」と強調した。

続いて「クレーン占拠闘争が鎮圧され、組合員に勝つか負けるか2つを選択しろ といった。闘争するか放棄するか、われわれは闘争を選択し、良才洞の125メー トルのクレーンを捉えた」とし「仲間たちも揺れることなく、わき目を振らず、 仲間を信じて前だけを見て走って行かなければならない。私たちの力で現代車 の心臓を捉まなければならない」と話した。

ドンヒオート社内下請支会のイ・ベギュン支会長は、「現代車非正規職支会の 仲間たちが2派ストライキに入れば連帯ストライキを決意し組織するために努め る」とし「起亜車にも元下請不法派遣実践団を招集して設置しており、起亜車 の華城、光州、ソハリの非正規職の仲間たちが現代車非正規職が2派ストライキ に入れば残業特別勤務拒否を決意している」と連帯闘争の意志を示した。

闘争基金、後援酒屋財政報告、組合費値上げを提案

この日の総会では、闘争基金中間決算報告と生計費用意後援酒屋財政報告が 行われ、組合員は特に意見なく報告を採択した。

続いて組合費値上げについての報告と提案があり、これについて組合員たちの 共感が形成された。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-22 07:30:36 / Last modified on 2011-02-22 07:30:38 Copyright: Default


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