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同徳・徳星女子大清掃労働者、集団交渉締結

時給5千ウォン、食費6万6千ウォン、組合員厚生福祉基金などに合意

チョン・ヨンギル修習記者 2011.09.21 17:58

公共運輸労組ソウル京仁公共サービス支部(ソウル京畿支部)は9月21日、ソウル 北部地域の同徳女子大、徳星女子大清掃労働者が集団交渉で、時給5000ウォン、 食費66,000ウォン、組合員厚生福祉基金を含む団体協約と賃金協約に合意した と明らかにした

ソウル京畿支部は上半期に高麗大分会、延世大分会、梨花女子大分会の集団交渉 を締結している。

今回の集団交渉の結果についてソウル京畿支部は、「時給5000ウォンは、民主 労総最低賃金案の5,410ウォンには至らないが、今年決定した2012年最低賃金 4580ウォンより高い5000ウォンと食費を勝ち取ったことの意味が大きい」とし 「普通、用役会社との交渉で元請の学校は何の役割も果たさないが、北部集団 交渉では同徳、徳星女子大が用役会社と労働者の間の問題について学校もある 程度の責任を認めた」と交渉締結の意味を明らかにした。

ソウル京畿支部は、「2011年民主労総最低賃金要求案の『時給5410ウォン、食費 88000ウォンと上半期集団交渉で妥結した団体協約案の準用』等」が主な要求 だったと伝え「民主労総の最低賃金要求案は秋夕前まで7回の交渉を進めたが、 なかなか意見が狭まらなかった」と交渉は容易ではなかったことを伝えた。

続いて「用役会社は学校に責任を転嫁して『学校の雇用費値上げの決定がなけ れば賃上げも難しい』と繰り返し、交渉決裂宣言をして地方労働委に調整申請 をした」と伝え「学校との数回の面談と抗議訪問の過程で、集団交渉要求案の 正当性を説明し、学校と合意を導出した。これに基づいて9月8日に用役会社と 暫定合意」に至ったと話した。

今回の交渉締結で、ソウル京畿支部は今後も「用役会社との個別交渉ではなく、 集団的に交渉を行い、団体協約と賃金を統一して妥結し、労組がない他の事業 場の美化、警備労働者にも適用される一つの社会的な基準を作る」という計画 を明らかにした。

一方、4月に集団交渉で団体協約を締結したソウル京畿支部延世大分会は、用役 会社の労組脱退推奨と19日の不当解雇に抗議して、延世大本館前テント座り込 みに突入した。北部地域の集団交渉締結が延世大分会にどんな影響を与えるの かが注目されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-09-22 11:44:52 / Last modified on 2011-09-22 11:44:53 Copyright: Default

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