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韓国:韓国労総、「ハンナラ党本部事務所でゼネスト指示」
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チャン・ソクチュン、「ハンナラ党本部事務所でゼネスト指示」

韓国労総、ハンナラ党を無期限占拠、「最悪の破局を防ぐために」

キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年11月27日15時20分

韓国労総の指導部10人余りが11月27日に汝矣島ハンナラ党本部の占拠座り込み に入った。韓国労総は、「労使政6者会議の交渉が決裂し、労使政間の激しい対 立と闘争だけが残る状況で、最悪の破局を防ぐ最後の手段として今日からハン ナラ党本部事務所で無期限座り込みに突入することを決断した」と明らかにし た。韓国労総は「労使政6者会議が何の成果もなく決裂するほかはなかったのは、 政府と経営界の無責任な態度だけでなく、大統領府の介入と執権与党の傍観が 決定的な影響を及ぼしたため」と非難し「労組専任者賃金支給と複数労組問題 に対し、韓国労総と政策連帯パートナーである執権与党の責任ある対策を要求 する」と座り込みの理由を明らかにした。

[出処:韓国労総]

これに先立って韓国労総のチャン・ソクチュン委員長は午前11時、ハンナラ党 本部で鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党代表と面談をした。この席でチャ ン・ソクチュン委員長は、「最近、与党の議員と会って複数労組専従者賃金問 題をはじめ労使関係先進化問題を何度か話したが、効果がなかった」とし「こ の時間以後、韓国労総がハンナラ党本部に留まって、ゼネストに関するすべて の指示を出す」と強硬対応の意志を明らかにした。

チャン委員長は「韓国労総は、最大限誠実に六者会談に臨んだが、政府は最初 から一貫して法施行強行を主張するだけだった」と指摘した。

鄭夢準代表は面談で「ハンナラ党が苦しい時、政策連帯でとても助けてくれた 韓国労総の指導者のおかげで、わが国の経済が世界で一番最初に回復できると 思う」とし「私たちが苦しい時に韓国労総は手を差しのべてくれた。だから私 たちが一度捉えた手は絶対に放さない」と話した。

ハンナラ党のキム・ソンジョ政策委議長は、「今朝の主要党役員会議で、院内 代表が一番最初の話題を韓国労総とハンナラ党の政策連帯を続けなければなら ず、その延長線で労働関係法を改正すべきではないかという言葉があった」と 伝え「ハンナラ党は政府に韓国労総の考えているような方向で労働法が手直し するよう何度も要請した」と述べた。キム・ソンジョ議長は「25日までに我が 党が政府の進行状況を見て、また政府に私たちの意思を伝えて間接的に介入し た。これからはもっと直接的に党も党次元の法案を作り、皆さんの考えをそこ に入れて、チャン・ソクチュン委員長が強調する先進文化労使のために最善の 努力をする」と述べた。

韓国労総はこの日、占拠座り込み声明書で、△ハンナラ党は労組専従賃金支給 禁止と処罰を規定している現行の労働組合および労働関係調整法を即刻改正し、 悪法条項である第24条と第81条4号を削除すること、△行政法規で複数労組交渉 窓口の単一化を強制するような違憲的な試みの即刻中断、労使自治の原則を保 障すること、△公共機関の労使間で締結した団体協約を一方的に廃棄するなど の不当な介入と労働弾圧を即刻中断すること、△政府の公共機関先進化政策に 関する8月14日のハンナラ党と韓国労総が締結した合意文を誠実に履行すること、 △李明博大統領が韓国労総と約束した政本協約協定書を誠実に履行することを 要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-28 03:06:00 / Last modified on 2009-11-28 03:06:02 Copyright: Default

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