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甲乙オートテック死亡労働者、烈士対策委を組織

甲乙オートテック支会「使用者側、裁判所、労働部を圧迫する闘争展開する」

パク・タソル記者 2017.04.25 18:36

金属労組が甲乙オートテック支会の故キム・ジョンジュン組合員の死に関し、烈士対策委員会を構成することにした。 金属労組は4月25日に中央執行委員会の会議を開き、キム・ジョンジュン組合員を烈士と規定して烈士対策委員会を構成することを決定した。 甲乙オートテック支会のキム・ジョンジュン組合員が自ら命を絶って一週間目だ。

甲乙オートテック支会は、使用者側の不法職場閉鎖および労組弾圧がキム・ジョンジュン組合員を死亡させたとし、 △不法な職場閉鎖撤回、 △労組破壊中断、 △責任者処罰、 △長期間の労組破壊と不法な職場閉鎖による組合員の鬱病や精神疾患の治療支援を使用者側に要求した。

だが2月に再開された団体交渉も難航しており、 故人の葬儀の時期も特定できなくなった。 昨年7月に突然職場閉鎖を敢行した使用者側は、支会が要求する雇用安定確約書を拒否し、何の提案も出していない。

甲乙オートテック支会のイ・ジェホン支会長は 「私たちの要求は、どれも先行するものではなく、一度に終わる問題」とし 「だが会社はキム組合員の死を個人的な死として、早く葬儀を行うのは難しいようだ」と明らかにした。 先週、遺族は支会にすべての葬儀手続きを委任した。

一方、甲乙オートテック支会は大田地方法院天安支院に職場閉鎖効力停止仮処分申請を出し、判決を待っている。 天安支院は4月7日に尋問を終了したが、当日、使用者側弁護団が追加資料を提出し、仮処分承認の決定が遅れている。 甲乙オートテック支会のチョン・ソンベ教宣部長は 「今週、判決があるのではないかと予想する」とし 「仮処分決定すれば使用者側が労務受け取りを拒否しても、組合員を現場に投入する」と明らかにした。

現在、甲乙オートテック支会は、 △甲乙資本の不法に対する捜査の迅速な仕上げ、 △再発防止ための強力な処罰、 △精神健康および自殺危機に対する方案の用意を要求して、 大田地方法院天安支院と天安雇用労働部の前で1人デモなどを続けている。

金属労組甲乙オートテック支会、民主労総世宗忠南地域本部は毎週火曜日に甲乙オートテックの正門で 「故キム・ジョンジュン同志追慕、甲乙闘争勝利!」文化祭を進める予定だ。 4月27日には金属労組巡回闘争忠南決意大会に合流し、故人を追慕して労組破壊を糾弾する。

なお、4月18日に故キム・ジョンジュン組合員が自宅で亡くなっているのが発見された後、 牙山警察署は科学捜査隊に遺体を引き渡して死因を調査している。

▲25日午後甲乙オートテック正門で故キム・ジョンジュン同志追慕、甲乙闘争勝利!文化祭が開かれた。[出処:金属労組忠南支部甲乙オートテック支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-29 19:50:56 / Last modified on 2017-04-29 19:50:57 Copyright: Default

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