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密陽送電塔闘争、罰金不服従で労役刑

核事故のない安全な世の中のための選択

ヨン・ソンノク記者 2015.03.03 12:31

密陽765kV送電塔反対闘争に参加したキム・グミル氏(48)が 200万ウォンの罰金刑を拒否して検察に出頭し、労役刑を選択した。

▲2日午後2時市庁記者室でキム・グミル氏が労役刑を選択する声明書を発表した。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

蔚山児童書市民連帯の会員キム・グミル氏が3月2日に蔚山拘置所に収監された。 キム氏は2014年1月7日、密陽上東面高踏村で送電塔建設に反対する住民と連帯して負傷し、病院に入院したが、 業務妨害と公務執行妨害で起訴されて罰金200万ウォンを宣告された。 キム氏は罰金刑の司法処理を拒否して3月2日の午後、蔚山市庁記者室で会見を開いた後、 蔚山地方検察庁に自主出頭した。

2013年10月の密陽送電塔工事再開以後、警察が密陽住民と連帯者を鎮圧し、 100件以上の応急搬送事故が発生した。 警察は「公務遂行中」だとして密陽住民を取り囲んだり強制的に引き出し、 その過程に救急患者が発生した。 送電塔建設に反対する人々は罰金刑を受けたが、警察は一人も起訴されなかった。

密陽住民と連帯市民60余人は現在、80余件もの刑事事件で裁判を受けている。 今まで執行猶予以上の有罪判決が出たのは5件だ。 80件の刑事事件が行われると、罰金は2億ウォンを超えるものと予測される。

キム・グミル氏は「暮らしの場所をごっそり奪われた人々が抵抗し、防御しているのを暴力で蹴散らしてもうまく進まないものだ。 われわれは幸福と財産を守る権利、良心的に行動する権利がある」と話した。

▲2日午後2時、蔚山市庁記者室でキム・グミル氏(左)が記者会見後に検察に出頭する前、密陽住民がキム氏を捕まえて涙を流した。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

密陽送電塔法律基金「7650」募金運動開始

脱核蔚山市民共同行動と政治家たちは3月2日午後1時30分に蔚山市庁記者室で会見を開き、 司法府の「罰金爆弾」に共同で対応することにした。 彼らは蔚山で密陽闘争のドキュメンタリー映画「密陽アリラン」を上映し、 密陽問題の解決に脱核市民の熱気を集める。 5月には蔚山で密陽コンサートを開くなど、密陽の戦いを全国に広げる計画だ。

記者会見には密陽住民と密陽送電塔反対対策委員会も参加した。 対策委は「密陽送電塔法律基金募金委員会」を構成し、 6日から弁護費用と罰金募金を始める。

2月26日には密陽送電塔反対に連帯した昌原のチェ某活動家が労役刑を選択した。 チェ氏は2013年10月、密陽126番送電塔の現場で警察と対峙して連行され、 2審で罰金400万ウォンを宣告された。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-03-05 02:04:21 / Last modified on 2015-03-05 02:04:21 Copyright: Default

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