新政治「与党公務員年金改革案は拙速…まず社会的合意を」

公的年金全般に対する国民の適正な老後保障、財政能力総合の検討を強調

キム・ヨンウク記者 2014.10.28 16:00

新政治連合がセヌリ党の公務員年金改革案は拙速だと批判し、公務員年金に限る問題ではなく公的年金全般を検討することを主張した。

10月28日、新政治連合の院内対策会議で禹潤根(ウ・ユングン)院内代表は「セヌリ党が出した改編案は、その内容と手続きの面ですべてに深刻な欠陥がある」とし「国民年金問題を度外視して公務員年金だけを合わせるというのは深刻な下降平準化であるばかりか、利害関係者をすべて排除して政府与党が一方的に決めるもの」と指摘した。

禹潤根院内代表は「適正な老後所得保障の水準と方法についての社会的合意が優先だ」とし「まず先に公的年金全般に対する社会的合意をしなければならない」と強調した。

白在鉉(ペク・チェヒョン)政策委議長も「セヌリ党の公務員年金改編の過程には深刻な憂慮をせざるをえない」とし「われわれは公務員年金をはじめ、各種の公的年金について国民の適正な老後保障と国家の財政能力を総合的に検討し、改編する必要がある」と指摘した。

続いて「公的年金の改編は政府、政界、および利害当事者の間で十分な協議を基礎とした社会的合意が必要だ」とし「無条件に公務員を改革の対象に追いやってうまくいくものではない」と強調した。

また「セヌリ党は公務員年金改編案を下厚上薄の概念だと主張するが、セヌリ党の通りにすれば中下位職の公務員の場合も年金縮小が避けられない下薄上厚」だと批判した。

新政治連合は先週、公務員年金、国民年金、基礎年金および退職年金を総合的に検討するために、姜琪正(カン・ギジョン)議員を委員長とする公的年金発展TFを構成した。また、来週には専門家、政府関係者、公務員団体などと共に、公的年金討論会を開催する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2014-10-29 06:03:30 / Last modified on 2014-10-29 06:03:31 Copyright: Default

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